浜田藩に縁のある人物をキャラクターデザインした「濱記」爆誕!
こんにちは、「(株)e-Front島根支社」の佐々木です。 2015年4月に地元の島根県浜田市に帰り、事業を始めました。旅行業システムやECサイト構築をする傍ら、勉強会やITの啓発などの地域貢献活動に取り組んでいます。
この度、島根県浜田市の魅力を国内外に発信するため、浜田藩に縁のある人物をキャラクターとしてデザインした「濱記(はまっき)」というコンテンツを制作することになりました。「濱記」の目的は、市外の人に浜田市の魅力を分かりやすくアピールすることに加え、浜田の人たちに故郷の歴史をより知ってもらうことにあります。
今回は、キャラクターのグッズ制作や宣伝に掛かる資金の一部をFAAVOで募集したいと思います!
浜田藩にはドラマチックなエピソードが盛りだくさん!
浜田市に関心を集めるにはどうすれば良いか考えた結果、ふるさと教育も兼ねられるという点で、江戸時代の浜田を切り口として掘り下げることにしました。 浜田藩ゆかりの出来事として有名なものが、1724年春に浜田藩で起こった「鏡山事件」というお家騒動です。
奥方の御付の局として仕えていた岩藤が中老の尾上を妬み、執拗な責め苦を尾上に与え自害に追い込むと、これを知った尾上の召使お初が、直ちに主人の敵を討ったという、さながら女・忠臣蔵のような事件です。歌舞伎の演目にある「鏡山旧錦絵」は、この「鏡山事件」を元に江戸時代に作られ今なお人々を魅了しています。
このほか、鎖国をしていた江戸時代に、亜細亜の国々と密貿易をして藩の財政難に尽力していた会津屋八右衛門が、幕府の密偵間宮林蔵に見つかり死罪を言い渡された「竹島事件」。
幕末、病床に伏していた浜田藩藩主松平武聡は長州藩の侵攻に為す術もなく、断腸の思いで城を焼き逃亡した「浜田藩落城」の悲運など、江戸時代の浜田はとても人間味に溢れる人たちのエピソードが眠っています。
浜田の歴史を現代の人たちに伝えるために私たちが選んだ方法は、浜田藩に縁のある人物をキャラクター化して国内外に発信することでした。まずはLINEスタンプの制作をし、順次キャラクターグッズを制作していきます。
失われた石見人としての気質
浜田市は、山陰の日本海に面した自然豊かな町です。江戸時代は北前船の交易が盛んで、城下町はたいへん賑わっていました。戦後、主な産業は漁業・水産加工業に移り、海と関わり続けて発展してきましたが、高度経済成長期以降、浜田市も過疎化の波に飲み込まれています。
石見人の気質といえば、行商が盛んな地域であったため、活発であり明るく単純明快な人が多いと言われてきましたが、近年、産業の落ち込みと共に、その気質は影を潜めているように感じます。
浜田でも都会に出て故郷に錦を飾るということが当たり前の価値観としてありましたが、残念なことに、都会に出た人のほとんどはそのまま田舎に帰ることはなく、また、浜田に暮らす親の世代も、地域の展望を暗く受け止めており、都会に出て浜田に帰らない方が良いという考えの人も多くいます。
私は高校卒業と同時に上京しましたが、離れてから浜田のことを知れば知るほど、故郷に貢献したい、この土地の暮らしを守りたいという気持ちが強くなりました。
かつて歯を食いしばって未来を切り開いた先人たちの礎の上に、今の私たちの暮らしがあることに誇りを持てるようになれば、浜田に暮らす人も郷土への愛着が生まれる、地域に誇りを持つことができれば様々な人たちと交流して自慢したくなる(笑)、そんな巡りを生み出すために、故郷の歴史を理解するきっかけとなるものを作りたいのです。
浜田の歴史をユニークに伝えよう!
今回の取り組みの中ですることは主に2つあります。まず浜田の歴史を地域の人、特に子供達に伝えること、そして浜田の歴史を市外の人へ発信することです。
郷土愛が醸成されるのは、子供が高校を卒業するまでの期間に、いかに生まれ育った浜田との縁を多く結べるかに左右されます。浜田の歴史に関心を向けるための仕組みとして、まず地元に縁のあるキャラクターを生み出し、若年層や家族間のコミュニケーションに最も利用されている「LINE」というツールを活用して歴史に触れる機会を増やすことに加え、キャラクターグッズの展開や定期的な広報活動をして生活の中に浸透させることで、浜田の歴史への理解が高まり、郷土愛が醸成されることが期待されます。
市外の人に向けては、WEBやSNSにて積極的に情報を発信し、浜田に関心を持ってもらうことに重点を置いた活動を予定しています。また、各地で行われているキャラクターのイベントなどにも参加し、他の地域との交流を図る中で浜田の紹介などもしていきたいと考えています。
スケジュール
2015/12 LINEスタンプ制作
2016/ 2 グッズ制作
2016/ 3 LINEスタンプ公開
2016/ 4 グッズ販売開始
集まった支援の用途とその内訳
アクリルキーホルダー制作:5万円
オリジナル切手・石州和紙レターセット制作:5万円
Tシャツ制作:10万円
販促費用:20万円
合計:40万円
新たな歴史の幕開けを!
浜田市は、自然が豊かで食べ物が美味しいというだけではありません。世代を超えて愛される石見神楽という郷土芸能の他、古代より人々の営みが続く歴史ある街でもあります。私自身、大人になって自ら浜田の歴史を調べることでその魅力を再認識しましたが、多くの人はそこまで能動的に動くことはありません。
今回のプロジェクトを成功させることで「魅力溢れる街・浜田」という認識が少しずつ浸透していくことを願っています。 今回の企画は、濱記に関わるメンバーが楽しみながら取り組める地域貢献活動をテーマに始まりました。新しい文化に対応する真新しく挑戦的な取り組みを応援してください!
※銀行振込をご希望の方へ
銀行振込でのご支援方法をご希望される方は、担当者にて個別対応致します。下記アドレスまでメールにてご連絡ください。折り返し手順についてご案内させていただきます。
※ ご連絡頂く際は、件名に"【FAAVO】銀行振込について"と入れて下さい。また本文中には下記情報を必ずご明記下さいますようお願い致します▼
【必須記載事項】
・お名前
・ご住所(リターン品送り先)
・電話番号
・メールアドレス
・ご支援金額
※ 振り込み手数料につきましてはご負担頂きます。ご注意下さい。
※ 頂いた支援金に関しては、期間内に目標金額に達しなかった場合、責任を持ってお返しいたします。 その他、会員登録、クレジットカードでのご支援方法につきましてご不明点ございましたら、お手数ですがFAAVO運営事務局までご連絡下さい。どうぞ宜しく御願い致します。
起案者情報
【団体名】株式会社e-Front島根支社
【代表者】佐々木大輔
【弊社HP】http://shimane.e-front.co.jp/
【濱記HP】http://hamakki.com/
【facebook】https://www.facebook.com/ef32202
【Twitter】https://twitter.com/efront_shimane