家族が認知症になった、介護が必要になった・・・。
そんなとき、介護保険の枠にとらわれることなく、高齢者の生活に寄り添い、必要なサービスを地域ぐるみで届けたい!

 

こんにちは、香川県ファミリーハート株式会社 代表取締役の池内麻衣です。

 

1年前(32歳の時)に、香川県で初めて女性経営者として「高齢者訪問介護、障がい者児訪問介護、介護(保険適用)・福祉タクシー、自費サービス」の総合的なサービスを提供する会社を創業し、“家族のようなお付き合い”をコンセプトに事業を展開してきました。

 

▼私の会社のホームページです。


 

 

“家族のようなお付き合い”とは、つまり、介護保険適用の有無にかかわらず、高齢者の生活に寄り添い、必要なサービスをお届けすること。


サービスを受ける側・行う側がお互いに信頼しあい、尊重しあいながら、少しでも幸せな老後を過ごすことができれば…と願っています。

 


創業以来、この“家族のようなお付き合い”を実現するためにがんばってきましたが、今、本当に必要だと感じているのが、『地域ぐるみで高齢者を守るためのチームづくり』です。

介護業界の人材不足や、ニーズのミスマッチなど業界全体の課題を解決するためにも、具体的に3つのことを実現したいと考えています。

 

一つ目は、「これからの高齢化社会において重要な役割を担うであろう主婦やボランティアの皆さまが、必要な介護の知識を身に着けられる【アマチュアホームヘルパー養成講座】を開講する」こと。

 

二つ目は、「介護の相談や、仲間との会話ができる場所としての【高齢者カフェ】を開設する」こと。

 ※金倉事務所で開設する予定です。

 

そして三つ目が、「高齢者の利用者や、その親族などからなる【おまかせ会員】と、介護助手任用資格者やホームヘルパー資格保持者からなる【まかせて会員】とを結ぶ在宅介護サービスの立ち上げ」

 

です。

 

この3つのプロジェクトは、地域ぐるみで高齢者を守るチームをつくるために、どうしても必要な取り組みです。

これらを実現するために、今回、クラウドファンディングに挑戦します!

 

▲視覚障がい者(ご高齢の方)とお花見に。ひとりひとりと丁寧に寄り添うことができれば、介護が必要な方にも、季節を感じる幸せを味わっていただける機会は沢山あります。

 

地域の人びとの持つ豊富な経験値を、介護に活かしていく方法って?

 

自分の家族が、近所のおじいちゃん、おばあちゃんが、介護が必要になったとき、自分はどうすればいいのか。何をしてあげられるのか。

…きっと、経験がなければ、なかなか分からないのではないでしょうか。

 

私の地域では持ち家率が60%と高いので、介護認定が下りてからも施設への入居が難しい場合には、在宅での介護となりますし、また、認知症などの場合には、体は健康であるがゆえに介護認定が下りないという場合もあります。

 

つまり、在宅での介護を支える仕組み、つまりホームヘルパーをはじめとする人材は、ますます必要となる時代になってくるのは明らかなのですが、離職率が高く、つねに人材不足なのが介護業界なのです。

 

ひとつにはいわゆる【3K】(きたない、危険、給料がやすい)という理由も挙げられます。しかし、目線を変えて3K=①家族(ご家族と共にもしくは代わりに) ②感謝(ありがとうの精神を忘れない)③歓喜(共に喜び、日々を幸せに)を目指します。

 

理想をもってこの業界に入ってはきたものの、必要なフォローを会社ができなかったり、あるいは、サービス利用者さんとの信頼関係をうまく築けなかったりといったことも、原因として挙げられます。(※ヘルパーの役割は“女中さん”ではなく、残存機能をいかに生かして楽しく老後を過ごせるかのお手伝いなのですが、その共通認識を持てないことも。逆に、ヘルパーさんが介護を必要としている方への配慮に欠けている場合(価値観の違い等で)ということもあります。)

 

また、介護を必要とする人の抱える問題はさまざまであることから、資格は取得したものの、それを実地に活かす自信が持てないという人や、あるいは逆に、主婦などで経験値が豊富で高いレベルの生活技術をもっているものの、資格を取るところまでは難しい…といったニーズのミスマッチも、この『人材不足』の一因です。

 

プロだけでなく、家族や地域のみんなが介護の知識を身に着けられれば、社会は変わる!

 

“家族のようなお付き合い”を掲げる弊社にとって、それは大きな課題です。

…そんな現状に悩んでいたとき、「子育て支援のシステムである『ファミリーサポート』のようなサービスで、高齢者向けのものを作れないだろうか?」というアイデアが浮かびました。

 

 

 つまり、香川県圏内の高齢者の利用者や、その親族などからなる「おまかせ会員」と、アマチュアホームヘルパー(仮称)資格者やホームヘルパー資格保持者からなる「まかせて会員」とを結ぶ在宅介護サービスの立ち上げです。

 

 

素敵な仕組みだと思いませんか?? 

 

ただ、これには、高齢者の介護をある程度安心して任せられる知識・技術をもった「おまかせ会員」の存在が必須です。

 

ホームヘルパー資格と同等の知識を持っている必要はありませんが、主婦やボランティアを希望される人たちを、いわば『アマチュアホームヘルパー』(いわゆる介護助手)として養成しなければなりません。

 

そこで、その『アマチュアホームヘルパー』向け講座を実施するために、テキストを作成し、必要な知識を正しく伝える仕組みを作りたい。

 

そして、家族や地域の高齢者が集まり、相談したり会話をしたりできる場所を作りたい。(高齢者カフェ)

 

―それが今回のクラウドファンディングの目的です。

 

 

介護の手が足りないところを、地域ぐるみで連携して守れる体制づくりを

 

例えば認知症になり、徘徊が始まってしまったら…。在宅で安心して暮らせるためには、家族だけでなく、ご近所や地域ぐるみでの見守りが必要です。

 

また、この仕組みができれば、ホームヘルパーの資格は取得したものの、フルタイムでの勤務が難しい人や、介助・支援に自信が持てない人については、そのスキルを役立てることができますし、生活経験の豊富な主婦やボランティアを志す人にとっては、自分の空いた時間で地域の役に立つことのできる貴重な機会となります。

 

だからといって、介護について正しい知識や技術がないままで高齢者のお世話を引き受けてしまう…とうわけにはいきません。

 

『アマチュアホームヘルパー(介護助手)養成講座』は、そんな問題を解決できる、大きな一歩だと私は考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 <起案者情報>

【氏名】   池内 麻衣
【facebook】 

 https://www.facebook.com/profile.php?id=100002233385371

【会社名】  香川県ファミリーハート株式会社

【HP】    http://k-fh.com/

  • 2016/08/04 16:59

    香川のFAAVOに参加させていただき 自分の考えを発信することを皆様に 知っていただけたことに感謝!   会う方、会う方に、発想力と行動力を褒められます。ありがとうございます。 色々ご意見をいただき学ぶことも出来ました。   だけど、FAAVOに私が掲載した 介護助手制度のこと...

  • 2016/07/30 16:31

      新規のお客様から、お電話がありました。 買い物に行きたいんです。   その後 ゆめタウンへご一緒したところ、この間ご主人が亡くなら れたそうで、独り住いになったそうです。 介護は、受けてるけど、訪問介護という支援があることは知らないらしいんです。   そういう方の相談を、ふらっ...

  • 2016/07/20 01:28

    幸せの四原則があるって                                聞いたんです。     1:認められる   2:愛(おもう、おもわれる)   3:頼りにされる   4:必要とされる   仕事、大変?どう?                     ...