【起案者からの挨拶です♪】
みなさま初めまして!! 大牟田・荒尾地区で国際交流活動をしている森京子です。自分自身が体験してきた素晴らしい異文化交流をぜひこの地区に!とこの活動を始めました。
▲写真左が起案者の森京子です♪
熊本・大分地方を中心として九州に暗い影を落としている自然災害に私たちの住んでいる地域も、眠れない夜を幾度となく過ごしています。
そんな時にこそ、子供たち、そして私たち大人達も前を向いて明日に向かって元気に生きて行きたいと、切実に思うこの4月でした。
そんな私たちに元気を与えてくれる、いろんな国からの日本が大好きな若者たちとの草の根交流を、毎年大牟田・荒尾地区で行っています。
【クラウドファンディングで叶えたいこと】
今年の活動のコンセプトは、たくさんの子供たちに異文化を感じてもらいたい!
今年は、学校訪問や、里山を守る会の方々との竹の伐採のお手伝いと竹細工作り、大牟田が発祥の地のカルタを使って子供達とカルタ交流会、日本の伝統文化である刀鍛冶の見学、日本食講座等を企画しています。
滞在中は、ホームスティをしながら地元の方々と絆を深めて、旅行ではけっして味わえない本物の日本を体験して帰国します。また、受け入れたホストファミリーは、日本にいながら、異国の文化を身近に感じる事が出来ます。
▲地域の方たちとの交流で、昔からある遊び、けん玉・おはじき・折り紙等を子供たちと一緒に遊びました。写真は、自己紹介をしているところです。一生懸命練習した日本語を使う緊張の場面です。
▲お寺で初めての茶道体験。お寺も神秘的。茶道の静かな動作に興味津々です。みんな上手に正座出来ました。
これまでにホームステイの受け入れをしていただいたご家族からの声です。
ホームステイに来た学生の国へホストファミリーが訪問することもあります。ホストファミリーに挑戦するのは少々勇気がいることですが、勇気をだして挑戦してみて良かったという嬉しい声も頂いています。
①「反抗期の娘が、滞在していた若者の家族にたいする思いやりの姿勢に自分の行動を振り返り、家族との会話が増えた。」
②「病気の影響で、人と関わるのを避けてきたお父さんが、ホームステイの受け入れを初めて、楽しそうに過ごす姿が見られるようになった。」
③「子供が大きくなり、家族で過ごす時間が少なくなっていたが、ホストファミリーをすることによって、一緒に過ごす時間が増え、大切さを再認識した。」
▲小さな子供たちとは、例え言葉が通じなくてもすぐに仲良しになります。短い滞在でも、まるで家族が一人増えたみたい。この写真のご家族は、クリステンとは今でも絆で繋がっています。
▲ホストファミリーとのお別れの時の記念撮影です。短い期間ですが、やはり別れは辛いもの。また帰っておいでって、いつも思います。
【今年の体験スケジュール♪】
●6月21日(火)大牟田に到着
6/22(水)高校訪問
今年は、工業高校を訪問する予定です。専門的な授業を一緒に受けた
り、体育で汗を流したり(スポーツは万国共通です!!)同世代の
若者同士、交流を深めます。またこの高校の建物自体が、大牟田の
歴史的建造物であることから、大牟田の炭鉱の歴史についても学び
ます
6/23(木)小学校訪問
地元の小学校を訪問し、子供たちと一緒に授業を受けたり、また
母国語の授業をしたり、給食を一緒に食べる等一日一緒に過ごします
6/24(金)竹の伐採・竹細工作り
昨年に引き続き、日本文化の一つである竹について講義を受け、自分
達で伐採した竹でそうめん流し、器や竹トンボも作る予定です。
二年目ということもあり、地元の方も楽しみにしていただいてる様子
です。
6/25(土)カルタ交流会
大牟田はカルタ発祥の地と言われています。そのカルタについて学び
子供たちと一緒にカルタを作り、作ったカルタで大カルタ大会を開催
します。
・刀鍛冶見学
滞在中の一番のエキサイティングな時間、刀鍛冶見学。日本人の私達
でさえあまり見る機会のない刀を使ったパフォーマンスも見れます。
6/26(日)ホストファミリーデー
ホストファミリーと一緒に過ごす日。のんびりしたり、一緒にどこかへ出かけたり。
6/27(月)日本食文化講座
和食を一緒に作り、日本食文化について学びます。
・ありがとうイベント
滞在中お世話になった方や、ホストファミリーに向けて、感謝の気持ちを込めて
自分達でできるパフォーマンスを見せてくれます。また、一緒に楽しめるアク
ティビティもあったりと、今年は何が起きるのか楽しみです。
●6月28日(火)大牟田を出発
※今年は8日間の滞在予定ですが、盛りだくさんのスケジュールを企画しています。たくさんの子供たち・大人達と交流して、大牟田荒尾地区にたくさんの絆を結んで行って欲しいと願っています。
【過去の活動内容】
忘れられない交流体験
外国人と出会う機会の少ない大牟田・荒尾地区で、小学校に初めて外国の若者たちが訪問した時の、今まで見たこともない国のお兄さんお姉さんたちと、交流した時の、子供たちの嬉しそうな顔は忘れられない体験となりました。
▲小学校を訪問した時の家庭科の時間に、出身国の家庭料理を一緒に作った時のものです。デンマーク料理のミートボールを作るなど食べたことのない料理に感動です。
地元の方たちとの交流・日本の文化の一つである竹について学ぶ!!
▲昨年は、地元の里山を守る会の方々と協力して、竹の伐採活動に参加しました。写真は活動を始める前に、神社にお参りする様子です。
森林アドバイザーの方に来ていただいて、どのように森林を管理しているか、また日本ならではの竹についての話を聞いて、日本文化に触れる機会もありました。伐採した竹を使って、そうめん流しをしたり、造った竹細工を母国に持ち帰り、大切に使っていると報告もありました。
また、里山を守る会の方々も、こんなにたくさんの外国の若者と接するのは初めての方も多く、楽しい体験となりました。
外国語を勉強する楽しみを子供たちに知ってほしい!!
▲毎年訪問している小学校では、授業に参加して、自分の国の紹介をしました。写真はスペイン語の勉強です。
授業に参加してくれる学生の出身国の勉強をあらかじめ学習することにより、今まで聞いたこともないような国を身近に感じることができ、学生たちの訪問の後には、英語の授業がとても熱心になったとお聞きしました。実際に経験することの大切さを感じます。
昨年は、10か国の若者たちが学校を訪問しました。こんなにたくさんの国からの外国の訪問者たちと、実際に触れ合うことができる機会は、子供たちにとって、どんな影響を与えるのか、はかりしれません。毎年、その化学反応に、わくわくしてしまいます。
▲ありあけ新世高校のてっぱん部を訪問した時のものです。大牟田はお好み焼きのお店の多さで有名です。それは、炭鉱文化によるもの。てっぱん部はいろんなイベントで大牟田の魅力を伝える為に活動しています。この日は有明海でとれた海苔を使ったお好み焼きを披露して頂きました。初めて食べる日本のファストフードに感動です。
私たち日本人でさえなかなか体験することのない刀鍛冶見学と斬試(ざんし)の世界!!
▲毎年ワールドキャンパスのメンバー達に大人気で一生忘れられない経験の一つとなっている刀鍛冶見学。その場所は「松永日本刀剣鍛錬所」です。
ここでは刀匠・松永源六郎さんが有明海の砂浜から砂鉄を集め、日本古来のたたら製鉄法によって1400度の高温の中で玉鋼という鉄の塊を作り、それを何度も叩きのばしながら折り返し鍛錬していくことでマンを超える層をもった日本刀が作られていきます。また、実際に真剣を手にして、実際にロールさせた畳を斬試出来るのも魅力の一つです。精神を集中させ日本刀を持ち構えるとき、かつての戦国時代の空気感を感じることが出来ます。
ホストファミリーとの交流!!
たくさんの国から来た若者たちは、地元のホストファミリーにお世話になります。学生たちが一番楽しみにしているのが、ホームステイです。一緒に過ごすことで、本当の日本を感じることが出来るからです。
ホストファミリーの方々には、お客様ではなく、家族の一員として受け入れて頂くことをお願いしています。たった一週間くらいの滞在ですが、寝食を共にすると、本当の家族の様に感じてしまいます。
▲毎年、ホストファミリーや地元の方たちに向けて、ありがとうイベントを行います。
参加した若者たちが、感謝の気持ちを込めて、自分たちで出来るパフォーマンスを見せてくれます。いろんな国の国旗がとてもカラフルで、見たことない国旗もたくさん!!
【クラウドファンディングの資金目的は?】
そこで皆様に、ご支援のお願いです!!
今年は、より充実した活動を行うために、活動資金を皆様にご支援していただけたらと思い挑戦しました。
活動資金は、子供たちと一緒にカルタを作り、作ったカルタで大カルタ大会の運営費用や、日本の伝統文化、刀鍛冶の見学料、日本食文化講座等の講師料に当てさせていただく予定です。
【起案者メンバーからのメッセージ】
日本語の通訳などもかなりのレベルでできる学生もいて、毎回彼らには驚かされています。また、通訳に必要な日本の文化や歴史も彼らの多くは知っています。それが単なる趣味レベルではないほど奥が深く、自分達が恥ずかしく思うほどです。そんな彼らのスペシャリティーに触れることで勉学に対する考え方を直すきっかけになるのと同時に新たなチャレンジ精神も芽生えさせてくれます。私達は、そんな化学反応がこの活動に触れる生徒や子供達、我々大人たちにも起こることを短な期間ではありますが可能だと信じています。
どうぞ、このプロジェクトへのご支援と応援をよろしくお願い申し上げます。
▲実行委員のメンバーと、ワールドキャンパスインターナショナルの西村さん、本田さんです。
▲昨年の大牟田・荒尾地区での活動の様子です。(動画)
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