里親啓発イベント「第2回はぐくみRunフェスタ」の開催

こんにちは、大阪で22年間里親している牧野博子です。

保護者の急なご病気、家庭がうまくいかない、保護者が行方不明、虐待保護などから多くの子どもさんをお預かりしてきました。

 

様々な事情で多くの子どもさんが保護されます。そして、そのほとんどの子どもたちは施設に行きます。それでいいのでしょうか?昨今、お母さんが少しの間入院するだけでそのお子さんたちは施設に行きます。慣れ親しんだ学校や友達と離れてしまうのです。親戚や友人に頼めないのか、と思われる方もあるでしょう。それには核家族化や、ひとり親家庭の増加、家族関係の崩壊などが影響し、それ以前のようにはいかない現状があります。また、愛されるべき子どもたちが虐待されて保護される件数の激増なのはご存知のところです。

そこで、より家庭的な環境で、より元の生活を保ちつつ安心した生活を提供するには多くの里親家庭が必要です。校区ごとに一軒の里親さんがいれば、子どもたちの転校もなくほぼ今までの生活が保障されるのです。私たちは子どもたちにより良い環境で育むため、里親登録数を増やすべく、マラソン大会によって元気に明るくPRしていこうと昨年始めました。


大会の魅力・特徴

里親啓発のイベントは多々ありますが、マラソン大会を通じたイベントは他にはなく、里親や施設職員、行政職員など児童福祉関係者が一体となって、ボランティアで作り上げるところも他にはない取り組みです。

今年は2回目ということで、参加規模を500人に増やし、子供から大人まで楽しめるマラソン競技3種目に加え、雨天でも対応できる子どもたちの遊びの広場や、一息つきながら里親の活動を見聞きできる里親カフェ、子どもたちが楽しめる職業体験ファミザニア、休憩できるフードコーナー、さらに鶴見区音楽団の素晴らしい演奏も聞けます。家族で楽しみながら、里親や子どもたちのことを知ってもらい、身近に感じてほしいと思います。

 

開催要項

社会的養護が必要な子どもたちのことを多くの方に理解していただき、子どもたちの未来を応援します!

○マラソン(だいたい10㎞・だいたい2.5㎞・リレー300m×3周)

○子どもの里○ファミザニア○里親カフェ○フードコーナー

【開 催 日】 1123日(金・祝) 開会12時 閉会16時

        ※雨天決行(警報発令時は中止)

【主   催】 はぐくみRunフェスタ実行委員会・NPO法人子ども自立支援スマイ

ル・大阪府里親会

【後  援】 大阪府・大阪市・堺市・大阪府里親会・大阪市里親会・堺市里親会・毎

日新聞社他

【助  成】 日本財団、楽天未来のつばさ

【場  所】 花博記念公園・鶴見緑地ハナミズキホール

【申込方法】 下記①もしくは②の方法で申込みしてください

       ①「スポーツナビDo」で申込みしてください

       ②下記ホームページから申込みしてください

【申込期間】 10月23日まで(定員になり次第終了)

【お問合せ】 はぐくみRunフェスタ実行委員会・NPO法人子ども自立支援スマイ

ル・大阪府里親会 

TEL:072-800-3253

メール:contact@kodomo-smile.org

http://kodomo-smile.org/runfesta/

※ボランティアスタッフも募集しています(詳しくはホームページをご覧ください)


雨にも負けず、風にも負けず

昨年、第1回大会をせっかく頑張ったのに、台風で途中中止(-?-)

でも負けてられません。皆さんの愛を待っている子どもたちのため、今回は屋根のあるイベント会場での開催をやります!そのために資金が少しほしいです!

そして、第3回、第4回と継続していけるよう皆様のご協力をお願いいたします。

 

支援金の使いみち

合計166万円で、89万円をCFで集めたいと思います

内訳は以下のとおりです。

・募集要項印刷費   15万円

・記念品作成費   15万円

・看板・ゼッケン・クラフト材料費等の消耗品費  20万円

・ハガキ・要綱・礼状等の郵送料  5万円

・会場・備品等の賃借料  85万円

・ボランティア交通費  20万円

・傷害保険料  6万円

 

  実行スケジュール

8月 実行委員会の開催 記念品見積り

9月 実行委員会の開催、会場等許可申請、マニュアル更新 記念品発注

10月 実行委員会の開催、クラウドファンディング開始

11月 実行委員会の開催、ボランティア説明会、参加ハガキ発送、大会の開催

 

応援コメント

レモンさん(山本シュウ

大阪門真市出身 東京在住 NHK Eテレ「バリバラ」MC 

大阪大学非常勤講師・文科省スペシャルサポート大使など、

多方面で活躍中

 

 

We are シンセキ~!のみなさん!元気ですか?

レモンさんこと、山本シュウさんが出てきたぷぅ~!です!

第1回はぐくみRunフェスタにMC参加し、ピストル撃ってスターターや実行委員長のマラソンおばさんこと牧野さんとトークでガンガン盛り上がったんやけど、季節外れの台風がやってきて警報が出たんよね~。悔しいけど、途中中止。でもこのイベント、ホンマに子どもたちへの愛のお節介と、沢山のお陰様さんたちだらけやったよ~!

あなたの命も存在も、あなただけのものじゃない!

勘違いしたらあかんよ~!子どもは家族だけで育てているんやない!

社会にいるたっくさんのお陰様さんたちの支えの上で生かされてるんやから、

みんなにとっての大切な命であって、存在なんよね~!

だから、助けてもらっていい権利がある!だから、同時に助ける責任もある!

だから!We are シンセキ! みんなシンセキ! みんなで応援しようね!!

 

 

 

大阪市里親会 会長 梅原 啓次(専門里親)

 

今、国の方針が家庭養護へと大きく舵が切られました。これまで様々な事情で親と暮らせない子どもたちは、そのほとんどが施設養護でありました。これからの社会的養護は施設養護は特に養育が困難な子どもたちに対し職員方の専門性を生かした養育、そして里親は「安心・安全・温かい家庭」を提供し家庭養育の専門性を生かした養育、この両輪が協働し、子どもたちに愛情を注ぐことによって心を癒し、日常生活を送る中で社会性を身につけるよう根気よく世話をし、子どもたちが「生まれてきてよかった」と生きる力を得て、未来に希望と自信を持って自立し、素晴らしい人生を歩んでいってくれるよう、その役割を果たしたいと思います。

 はぐくみRunフェスタは施設職員と里親のその両方が協働し、里親制度を広く周知し、そして「里親になってください」と理解と協力を強く打ち出している画期的なイベントです。

皆様のご協力が子どもたちの明るい未来へと繋がります。

 

堺市里親会 会長 門屋 智津子

 

家庭とは皆さんにとって、どんな場所でしょうか?楽しいはずの旅行でさえ、帰宅すると「ヤッパリ家が一番エエわ」と決まり文句がでませんか?

家庭という場所、家族という関係性は、人が世の中を渡り歩くうえで安心して充電したり、癒される拠り所なのでしょうね。

日本には社会的養護に迫られる子どもたちが約47000人。そのうち、里親家庭(拠り所)で養育される子どもは約1割でしかありません。

里親は大変というイメージが強く先行しているようですが、私は里親になって後悔したことよりも、里子たちと喜び・怒り・哀しみ・楽しむ今の生活が愛しくてなりません。

私の大好きな詩の最後に『和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだとおもえるようになる』とあります。

何らかの事情で家庭で傷ついた子どもは、家庭で癒し、家族の関係性で未来を生き抜く根っこを育てなければなりません。そうすれば子どもは、自分が生きる世の中を信じ社会を照らす輝く希望の光となってくれると信じています。

はぐくみrunは、社会的養護における子どもたちの『最善の利益』を社会の大人たち皆で支えようとする活動です。是非、大勢の皆様に参加・協力していただき、子どもたちの支援の輪をつながり育てて頂きたいと、堺市里親会『つながり会』も応援させていただきます。

そして千年・一億年後の未来は、児童養護施設も里親も必要としない社会になってくれると信じています。

 

最後に

家族の形や個人のライフスタイルが大きく変わる中で、子どもたちも変化の波に飲み込まれ置き去りにされています。すべての子どもたちが、周りから偏見の目で見られることなく安心して暮らせるような社会にするために、大人が行動しなければいけません。みなさまのお力をお貸しください!

 

マラソン、リレー競技の参加も募集しています。申込〆切は10月23日、定員になり次第終了します。皆さまのご参加お待ちしております!

 

● お問い合わせ先

【団体名】はぐくみRunフェスタ実行委員会

【代表者】牧野 博子

【HP】http://kodomo-smile.org/runfesta/

【Facebook】https://www.facebook.com/はぐくみRunフェスタ-443284202697192/

【Twitter】

https://twitter.com/run_hagu?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Eembeddedtimeline%7Ctwterm%5Eprofile%3Arun_hagu&ref_url=http%3A%2F%2Fkodomo-smile.org%2Frunfesta%2F