こんにちは!私たちは、
天の川・交野ヶ原日本遺産プロジェクトと申します。
地元である枚方・交野、交野ヶ原を愛する10代から80代までの老若男女が
一つの志のもとに集まったプロジェクトです。
私たちの活動は話すと長くなるのですが、一言で言うと
「国指定史跡 楠葉台場跡で盆踊り」
少し、お話にお付き合いください。
みなさん、ご存知ですか?
今年は、明治が始まって、150年の節目です。
▲官邸が作成し、広報している「明治150年」の記念ロゴ
日本全国において、明治を記念するイベントや取り組みが行われています。
枚方市にも幕末から明治の激動期に深く関わっている史跡があります。
▼楠葉台場跡▼
この楠葉台場は幕末から明治へと変遷する激動期に起こった内戦・戊辰戦争における、「鳥羽・伏見の戦い」で幕府軍と新政府軍の最終決着地となった場所です。
▼鳥羽伏見の戦いが描かれた錦絵を背景にしたティザー(錦絵は国立国会図書館所蔵▼
一説によると、この場所で戦っていた際に、対岸の天王山から新政府軍が「錦の御旗」を掲げ、幕府軍が戦意を喪失したとも伝えられています。
▼私たちの思い▼
日本の歴史が大きく動く時、同じ日本という国で生まれ育ち
時代に翻弄され、戦った志士たちを150年の時を経た、明治の日である11月3日に、「慰霊」したいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。
楠葉台場跡は2011年に国指定史跡として認定されました。
その後、周辺地域の整備などが行われてきました。
▼枚方市の作成した楠葉台場紹介動画▼
そして、今年の枚方市長の市政方針において、楠葉台場を観光資源として位置づけし、活用と魅力の向上に取り組むと発表されました。
今後、楠葉台場に多くの人に来てもらう前に、この地で戦った志士たちを慰霊したい。
その思いが今回の盆踊りの志です。
くずはを盛り上げるサーキットイベント
「くずはでいいものみっけ!明治150年」も同日開催!
また、楠葉台場だけでなく、当日はくずは地域に多くのお客様に来ていただこうということで、
「くずはでいいものみっけ!〜明治150年〜」と題し、
大阪歯科大学講堂においては、明治から現代まで150年間の芸術文化芸能発信イベント「絆フェスティバル」を、
くずはモールにおいては、樟葉宮表参道商店会のゆるキャラ「みっけちゃん」のお誕生日会を開催いたします。
グローバルな時代だからこそ、地域を見つめ日本を「再発見」!
グローバル化が進み、日本においては、ここ5年で訪日観光客が急増しています。
そんな中で、私たちに改めて大事なことは、ふるさとの歴史を知ることではないでしょうか?
地域の史跡や伝承などを紐解けば、教科書にも出てくるような、人物や出来事とかかわりのある場所だったりします。
ただ、自分の住んでいるふるさとのことを紐解くには、その場所や時代のことをある程度掴めなければいけません。
地域によってはそういったものを大事にしています。
例えば、鹿児島県では「郷中教育」といって、地域の子どもたちが代々、歴史を伝える仕組みもあります。
そうすることで、物事の見方に奥行きができれば、自分たちの住む日本を「再発見」すると同時に、異文化を背負った人々を理解することも可能になると考えております。
盆踊りチーム「スターダスト河内」による秋の盆踊り!
幕末の志士たちを慰霊する盆踊り。
私たちのプロジェクトにも参画してくださっており、関西を代表する
枚方生まれの盆踊りチーム
スターダスト河内が盆踊りをプロデュースしてくださいます!
▼枚方まつり2018のパレードにて▼
● 当日のステージ
ステージを設営しての踊りや演舞披露!参加型イベントも!
最後のメインは生歌での盆踊り!
▼全員が一つになる盆踊り(過去類似イベント)▼
● 当日のブース出店
鹿児島県や福島県の物産展
食事なども提供。
グッズ販売なども企画中!
▼過去に主催したイベント「交野ヶ原フェスタ」▼
● イベント概要
イベント名:明治150年 楠葉台場de盆踊り
内容:①明治の動乱期を駆け抜けた志士たちの慰霊盆踊り
②鹿児島県・福島県の物産展
③出演団体による舞台演舞
④飲食などの出店(火気禁止)
開催日:2018年11月3日(土・祝)
場所:楠葉台場跡
〒573-1101 大阪府枚方市楠葉中之芝1丁目22−9
アクセス:京阪本線橋本駅より徒歩10分
京阪本線樟葉駅より徒歩35分
※自家用車でご来場の際は近隣の有料駐車場をご利用下さい。
主催:くずはでいいものみっけ!連絡協議会
実施団体:楠葉台場de盆踊り実行委員会
協力:枚方市・樟葉北校区コミュニティ協議会・八幡市四区
後援:枚方文化観光協会・(財)枚方市文化国際財団・八幡市文化協会
● 支援金の使いみち
簡易トイレ設置費 10万円
会場設営費 10万円
広告宣伝費 10万円
仕入・送料・加工費 18万円
FAAVO手数料 12万円
合計 60万円
● 楠葉台場de盆踊りへの想い
「人間は忘れる生き物」と昔から言われています。
150年前には間違いなく存在し、鳥羽伏見の戦いという、日本の歴史転換期の舞台にもなった、楠葉台場。
しかし、周辺の開発、地元に資料が残っていないなど様々な理由から、長らく正確な場所は不明でした。淀川を挟んで存在した梶原台場は農地となっています。
それが、京都市の歴彩館に設計図が残されていることがきっかけとなり、枚方市の職員が丹念に調べ、楠葉台場の正確な場所を明らかにし、文化庁から国指定史跡として指定されるにいたりました。
日本の長い歴史、150年前に存在した楠葉台場ですら、記録に残さなければ、私たちは忘れてしまいます。しかし、その土地に残された、人々の記憶は間違いなく残っています。
大きな歴史の転換期を生きぬいた、志士たちの栄誉を称え、楠葉台場から日本の歴史の礎となった人々を慰霊する盆踊り。
地理的にも大阪と京都の境目という場所でありながら、志に共鳴された方々が集い、鳥羽伏見の戦いの際、楠葉台場を出身者が通ったであろう、鹿児島県や福島県から、物産展も出していただけます。
この初開催の盆踊り、地域にとっても、日本にとっても大事なイベントになっていくのではないかと強く感じています。
どうか、皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
● お問い合わせ先
【団体名】天の川・交野ヶ原日本遺産プロジェクト
【代表者】中野一雄
【Facebook】https://www.facebook.com/katanogaharaPJ/
【Twitter】https://twitter.com/oushisan77
【Blog】http://katanogahara.wp.xdomain.jp/
【電話番号】080-5339-3106