平成21年より母の介護を始め、今年6月に他界いたしました。介護したからこそ気づくこと、学ぶこともたくさんあります。母を介護した10年間の思い出を本に残し、病院などに寄贈することで皆さんのお役に立てばと思います。

プロジェクト本文

はじめまして。米原市在住の若林成幸と申します。

平成21年より母の介護を始め、今年6月に他界いたしました。

この10年苦しいこと、うれしいこと、色々経験しました。

 

高齢化社会を迎え、介護が社会問題になっています。

“介護は大変だ。”

もちろん、大変です。

でも介護したから気づくこと、学ぶこともたくさんあります。

“母の介護日記”を本にして皆さんの今後のお役になれば!

介護をするなんて、これっぽっちも考えていなかった私が、ある日突然、母の介護をする。そんな状況でその日を迎えました。

その時、私の脳裏には母親に対して接してきた自らの今までのことが蘇りました。

 

赤ちゃんから幼稚園児になり、小学生になり、生意気な中学生になりました。

高校生になれば親を疎ましく思い、大学時代は両親をほったらかし、就職は家から遠く離れ、たまにしか家に帰らない。

帰っても母の料理をまずいと言い、好き勝手。

そんな風に両親とかかわってきました。

 

そんな男が、10年間、母の介護をしました。

 

少しでもみなさんの参考になればと思い、この10年間の日誌を“本”にしようと考えました。

親子の愛情を育むものはなんでしょうか?

それは「育児」だと思います。お父さん、お母さんの愛情をいっぱい受けて、子供は育ちます。赤ちゃんのときは、これが親の愛情だと認識することなく育ちます。

育児は親から子供への一方的な愛情ですね。

ですが、もう一つ親子の愛情を育むものがあります。

それは「介護」です。

「介護」は子から親への一方的で無償の愛情

私は母の介護を通じて「介護」は子供から親への一方的な愛情だと感じたのです。嫌々ながらはじめ、そのうち義務感が生じ、時には憤り、そして、心ならずも親不孝を重ねたことを恥じ、やがて自然と”親を介護する幸せ”を感じるようになる。

 

私は子から親への一方的で無償の愛情を注ぐことができました。

そんな人生後半の変遷をつたない文章で綴りました。

「介護」は親への愛情と感謝を伝える重要な人生の出来事

お読みになる皆さんは、今現在に介護をされている方、いつかは介護をしなければならない方たちだと思います。

「介護」は親への愛情と感謝を伝える重要な人生の出来事です。

私の個人的な経験を書き著したものですが、母への思い出だけでなく、皆さんと共有できるものがあると信じています。

 

 母の介護では、家族のほかにも沢山の方にお世話になりました。

母がうつになったときには、京都府長岡京市にある西山病院の吉田先生に治療方法を相談したり、介護も母の友人である三宅さんにもお世話になりました。

母が亡くなってから介護を手伝って頂いた三宅さんからお手紙を頂きました。

 10年間私が母の介護をできたのも妹をはじめ、沢山の方々のサポートがあったおかげです。

 

ほかにも、まだ完成していませんが、原稿をお世話になった方に見ていただきました。

 

本を描くことを薦めてよかった。介護の在り方の参考になる本

私と若林さんは、大学のサークルを通して知り合いました。卒業後は其々の人生を歩み、次第に疎遠になっていきました。今から2年前、Fbで再会したのは本当に偶然のことでした。それからは、OWTの皆さんの活動にも参加させていただくことになりました。その時、彼がお母さんの介護をされていることを知りました。

 大学時代の若林さんは、クールで飄々とした方だったと思います。その彼がこんなに素晴らしい親孝行をされていることに感動しました。お母さんの尊厳を守り、大切な人として接してこられたことがよく伝わってきました。例えば「母の椅子」の写真からは足腰の痛みを少しでも和らげてあげたいとの思いがみてとれます。

 私も23年前、母を癌で亡くしました。癌がわかってからわずか5か月で介護する間もなく逝ってしまいました。私なりにできるだけのことはしましたが、若林さんの10年余りの介護には到底及びません。本当にご苦労様でした。

 私がこの本を書くことを薦めたのは、彼のお母さんへの優しさや思いを知っていただきたかったからです。これからの介護の在り方の参考になればと思います。

 

四方 康江

介護とは「絆」。親子の絆を感じる感動の本

親子のぬくもりが見えない糸でつながっていることが文字で伝わる温かい本です。
ある日を境に、母の「人としての機能」が徐々に奪われていく。それを目の当たりにしながら共に暮らす息子さんの葛藤は、徐々に「うねり」のように起こっている。その心の揺れや葛藤を言葉として表現していただけたことで経験のない方にもしっかりと染み渡ると思います。親子が共に老いていくことを互いが見つめ合い、寄り添い、時にはケンカもして互いを確かめ合って生きている。互いを繋げている見えない糸で親子の「絆」を紡いでいく。親子の絆はいつの時代も人を感動させます。介護とは「絆」なのでしょうね。
この本に出合わせていただき、本当にありがとうございます。

 

株式会社 シャカリハ 代表取締役 三浦 浩史
(大阪府介護支援専門員法定研修講師、主任介護支援専門員、理学療法士、安寧の都市クリエーター)

母と子の絆と愛情を見つめ直す本

若林さんが書かれたこの記録は、単なる記録を超え、母と子の絆と愛情の根底を見直すものです。
若林さんが介護とお仕事でご苦労されているのは感じておりましたが、これほど大変な状態の中で介護を続けられていたとは、想像もしませんでした。
この記録は、とても涙なしでは読めません。

特に、お知り合いの家電店で、お母さんが「今が一番幸せ」と何度もおっしゃったくだり。
お母さんが若林さんを、彦根駅まで夜遅く迎えに行かれたこと。
涙をこらえることができませんでした。

皆さんに是非お読みいただきたいと思います。

このプロジェクトページをお読みの皆様、若林さんをご支援いただきますように、心からお願い申し上げます。

 

西願寺住職   堂 正史

完成した本は全国の医療機関などに寄贈します。

この本を書き続けるのは辛かったです。特に第10章は、こみ上げる感情との格闘でした。

しかし、10年間の介護日誌を本にして読んでいただくことで、親を介護することについて知っていただき、少しでも介護への不安をなくし、親子の愛について考える機会が増えればと思っています。

多くの方に読んでいただけるよう、制作した本は医療機関や介護施設、図書館に寄贈します。

皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

支援金の使いみち

いただいたご支援は、本の制作費、医療機関などへの寄贈の費用にあてさせていただきます。

印刷費 200部 200,000円 

医療機関への郵送料など 100,000円

実行スケジュール

2019年1月 原稿完成

2019年2月 印刷完了

2019年3月 医療機関などへの寄贈

お問い合わせ先

若林 成幸