こんにちは、高知のしあわせみかん山です。

 

 

 

 

初めまして、しあわせみかん山です。

私たちは、高知県の中南部にあるみかん山で、自然栽培にとりくむ農業団体です。

 

後継者のいなくなった1000本のみかん山を引き継ぎ、

みかんの自然栽培に取り組んで4年目になります。

 

長い間、化学肥料と農薬で育ってきたみかん山は、土の中から生命力が薄れてしまい、

みかんの樹も樹齢50年で、老齢化が進んでいます。

 

そこで今年から、

5年計画での300本の苗の植樹と、本質的な土の再成に挑戦!

 

奇跡のリンゴで有名な木村秋則さんの右腕として、

全国で栽培サポートをされていた、

自然栽培ナビゲーターの熊田さんをお招きし、

 

森的な環境をデザインしながら、土の中の構造から変える、

驚きの植樹法=「森の植樹」を学びます。

 

 

 

今年はもうすでに、その熊田さんを高知に招いて、

7回の実践ワークを開催し、

その「森の植樹」法で、40本の温州みかんの苗を実験的に植えました!

 

春に植えた温州みかんの苗は、

今年の猛暑でも、しっかりと成長していて、

苗を植えた周囲から、土が変わり始めてきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然栽培の視点をもって、苗を、土の中を、そしてみかん山全体を育てていくという

ワークショップは、毎回驚き・感動・気づきの連続で、

 

この素晴らしい学びをたくさんの人と共有したい!と、

「土の再成プロジェクト」を立ち上げました。

 

 

ワークショップや、定期的なご報告を通じて、

自分の目で見て、聞いて、味わって、体験できるプログラムになっています。

全国初のプロジェクトに、一緒に挑戦していただけませんか?

 

 

代表の岩間由奈です。(旧 活動名 海島未来)

自然と田舎と、食べること。が大好きで、東京から高知県に移住しました!

 

 

こんにちは、しあわせみかん山代表の岩間由奈(いわまゆうな)です。

私は東京生まれ、東京育ちですが、自然が好き、田舎が好き、食べることが大好きで、

7年前に高知県に移住してきました。

 

高知の魅力は、自然豊かで食べものがおいしく、面白い人が多いこと!

移住した最初の3年間は、食、地域環境づくりなど、

色んな取り組みを行なう人たちとかかわりながら、勉強をしていました。

 

みかんの山の広さと、みかんの濃い味にビックリ!

 

 

 

平成24年

高知県の中南部、香南市にある後継者のいなくなったみかん山を、

縁があって引き受けることになりました。

 

見晴らしの良い広大な段々畑に、

樹齢40~50年のみかんの木がズラリと1000本植わっていて、

とても眺めがよかったのを覚えています。

 

 

そのみかんを食べてみると、ビックリするほど濃くて甘酸っぱい!!

東京では食べたことのない、深みのあるみかんの味に、衝撃を受けました。

 

 

 

周囲からは、維持管理が大変な段々畑での栽培も、昔ながらのみかん品種も、

時代遅れといわれましたが、

私はこの場所とみかんの味に、とても魅力を感じました。

 

 

 

そこで、

「この山で、みかんの無農薬栽培をやってみよう!」

 

「みんなで、あんしんな食の基盤を育てていけるような、そんな事業に発展させていこう!」

 

 

と、大きな夢を持ってしあわせみかん山を立ち上げ、今年で4年目になりました。

今思えば、無知とはおそろしいものです。

 この後、何百回も、はじめたことを後悔しましたから(笑)。

 

 

自然栽培ってなあに? 

木は葉っぱに設計図がかいてある?

 

自然栽培とは、

世界で初めてリンゴの無農薬栽培に成功された、

青森県の木村秋則さんという方が、提唱する栽培方法で、

 

肥料・農薬・除草剤などを用いず、自然のしくみや法則、

その場環境の生物などを最大限活用して、農作物を育てます。

 

例えば、虫や病気が発生した場合、

自然栽培では、根本的な原因は、土の中にあると考えます。

 

弱った作物ほど、虫や病気はやってきますので、

みかんの根が弱る環境、状態になっているわけです。

 

土の中がどうなっているのか?

周囲の草や虫、土の温度や色などを総合的に判断し、

改善する手をいれていきます。

 

目に見えない土の中のこと、

みかんや虫がどうしたいのか?など、

考えたこともない視点で、リンゴの無農薬栽培を成功された

木村さんのお話は、目からウロコで衝撃的でした。

 

 

平成25年1月、

奇跡のリンゴで有名なその木村秋則さんに、

みかん山に来ていただき、木村さん自身が提唱する自然栽培の剪定講習会を開催しました。

 

「すべての植物の葉の葉脈のカタチと、根っこのカタチは同じになっています。」

 この葉っぱの葉脈に、みかんが育ちたい姿が描かれているのです。」

 

と、木村さん。

 

 

 

 

 

通常のみかんの剪定と違い、葉脈の形に合わせて剪定することで、

直根が地下部に伸びていき、根の発達を促します。

 

根と枝のバランスが整うと、水分と養分の供給バランスもよくなり、

 

肥料・農薬が無くても木が元気に育つようになりますよと、

ビックリな考え方とその技術を教えていただきました。

 

葉っぱのようにといっても、ただ上に伸ばせばいいということではなく、

主幹を明確にし、それにともなって横枝を整えていく剪定法でした。

 

 

栽培チーム結成!プロ農家と有志が集まる。

 

「長い間みかんをつくってきたが、この木村さんの考え方には頭を勝ち割られた。

 ぜひ、僕に剪定をやらせてほしい。」

 

と、みかん栽培50年のベテラン農家さんと、数名の有志が集まり、栽培チームが結成!

1000本のみかんの木の剪定をするところから、私たちの自然栽培の道が始まりました。

 

 

 

 

1年目、カメムシ大発生!! 栽培課題の表面化。

 

 

初年度の秋、50年に1度といわれるほどカメムシが大量・大発生!

1本のみかんの木に数百匹のカメムシが集まり、

毎日捕獲しても倍々に増えていく状態でした。

 

カメムシに吸われたみかんは、一気に黄色く変色して、

10日後くらいから、ボトボトボトっと、落下し、茶色く変色していきます。

 

 

 

最終的には5トン近くのみかんが落下してしまいました。

木に残ったみかんは収穫しましたが、

カメムシに吸われた跡が、外観から判別できず、

初年度に、出荷中止というピンチを迎えました。

 

 

 みかんジュースの誕生!

 

 

「みかんとしてはダメでも、ジュースならいけるかもしれない!」

と、みんなで知恵をしぼって、木に残ったみかんを集めて、ジュースづくりに初挑戦!

 

試行錯誤を繰り返しながら、

なんとか次の年につなげることができました。

 

 

2年目で初出荷! 

 

2年目は、病害虫対策として、お酢の散布を徹底。

木村秋則さんに習った散布方法で、数十倍から数百倍に薄めたお酢を、

10日に1回、年間14回のペースでの散布を続けたところ、

カメムシの問題は表面上はクリア♪

 

初めてみかんとしてお届けできたところ、

 

「スーパーで売ってるみかんと全然ちがう。

味がつまってるというか、

これが本当のみかんだと、家族で感動しました!」

 

 と、たくさんの驚きの声をいただきました。

 

 

 

 3年目。カメムシからの学び。

 水の問題へ本格的な取り組みスタート!

 

初年度のカメムシ大発生は、みかん山の課題を浮き彫りにしてくれました。

 

みかんの実はカメムシに吸われると、実がボトボトっと落下してしまいますが、

同じようにカメムシが集まっていても、

みかんの実が大量に落下する木と、ほとんど落下しない木があることがわかったのです。

 

そこで、この差は何だろう?と、

実が落下した木と、実が落下しなかった木を調べて、

地図上に配置して比較してみたのです。

 

すると、落下したみかんが多かった場所が、

 「ここは水が多いですね。」と、木村秋則さんに、地下水の問題を指摘された場所と、

ピッタリ一致したのです!

 

 

掘ってみると?

 

 

掘ってみると、アチコチに水が出てきて、

山の一部がくずれたり、木の根にダメージを与えてしまっていました。

根が弱っているみかんは、カメムシの被害も大きかったのです。

 

 

当初は、水の問題なんて、どうやって解決していけばよいのだろう?と

頭を抱えていましたが、少しづつ少しづつ、道が開けてきたのです。

 

 

 

 

 

 

そして4年目の今年。土の再生プロジェクトのハジマリ。

問題は水だけじゃない? 水と空気の「詰まり」だった?!

 

28年3月、

木村秋則さんの右腕として、全国で自然栽培のサポートをされていた、

熊田浩生さんをみかん山に招き、土の状態を診ていただきました。

 

 

そこでわかったことの一番は、土の中の水と空気の「詰まり」でした。

 

 

表層の土壌構造が潰れて、土の粒子が詰まっている状態になっているというのです。

それで地下水脈に乱れが生じて、水が滞留したり溢れたりしているということでした。

 

 

 

 

 

さらに、熊田さんから、このようなことを教わりました。

 

 

「このように、土の中が詰まってくると、

  地上部は、カヤやセイタカアワダチソウなど、

 背の高く硬い草ばかりが生い茂る「ヤブ化」した環境になってきます。

 

 土が固く表土層がやせていて、植物が根を伸ばしにくいため、

 背の高い草しか生きられないのです。

 そのように「ヤブ化」した環境は、植物もイライラした雰囲気を放ち、

 私たち人間も、その場にいるとイライラします。

 

 いわゆる荒れた状態で、例えて言えば学級崩壊の状態と、よく似ています。

 

 これを適切な環境に戻してゆくには、土の中に水と空気を行き渡らせる、

 しくみ=構造が、保たれるようにする必要があります。」

 

 

自然栽培ナビゲーター熊田浩生さんの、

実践ワークショップが、月1回開催決定!

 

 

 

 

木村興農社の主任研究員で、木村秋則さんの右腕として、

自然栽培のサポート役を務め、全国で活動されていた熊田さん。

 

現在はフリーとなり、

全国で実践ワークや森林農地圃場などの場環境の復旧・再生に力を入れられています。

 

その熊田さんが、神奈川県から毎月1回、高知まで来てくださることになり、

土の再生実践ワークが、ハジマリました!

 

 

構造をつくる? 森的な環境を創り、土の構造から変える「森の植樹法」!

 

 

 

28年4月、

第2回目のワークショップを開催。テーマは「森的な植樹」。

 

植えるだけで、土の再生が同時に行なえ、散水などのメンテナンスも不要になるという

新技術の植樹方法です!!

 

 

「土の中に構造をつくります。」

と、熊田さん。

 

 

一般的に、苗を植えるときは堆肥を混ぜるなどして、事前に土づくりを行いますが、

ここでは、堆肥のを入れる代わりに、微細な「すき間」を保つ構造をつくります。

 

簡単に言うと、

 空気通しの縦穴を設け、地上部と地下部の水と空気が、

「動きやすく往き来しやすいしくみ」をつくるのです。

 

水と空気が動き出すと、草の根や、そこに澄棲む微生物たちの働きで、

 少しづずつ、固い土が団粒化しほぐれていゆき、

 柔和かつ堅固な土に再生が壌成されていゆくという、なんともビックリな植樹手法。

 

 

□苗の画像

 

 

「 土の中の空気と水が動き出し、それに触発されて動き出す生物たちによって、

土が壌成されてくると、

 

 地上部の草も、背が高く剛直し単一化した草状態から、

しなやかでやわらかくヨモギなど、

多様な種類の草状態へと、多層にわたって穏やかに変化してゆきます。

 

そして地下部でも、その植物たちの根が豊富にからみあい、穏やかに拡がって、

微細な地下構造を保てるようになります。」

 

 

「ヤブ化」した状態と対比して、

このようなおだやかな状況のことを、

場環境の「森的展開」や「森化」と、表現しています。

 

 

この「森の植樹」で苗を植えると、苗とその周囲に水と空気の動きが作用し、

土の中に構造がつくられ、やわらかい植物が穏やかに育つ、

森的な環境に変化していゆく、とのこと。

 

さっそく、40本の温州みかんの苗を植えて実践してみました!

 

3ヶ月で草が変わった!

 

4月に、「森的植樹」方法で苗を植えて3ヶ月。

苗を植えた場所から順に、ヨモギなどやわらかい草が生えてくるようになりました!

  

そっと土を掘ってみると、固くガチガチだった土が、ほろほろに変化しています。

この土の再生を山全体に施せば、もっともっと変わっていく!

 

 抱えていた水の問題に、希望の道が見えた瞬間でした。

 

 

 

土の中から手を入れて、1000本のみかん山の生命力を取り戻そう!

みかん山を「ヤブ」から、生命力のある「森」へ!!  

 

 

 

 

 

色々な木や草花がいっしょに育ち、

たくさんの生き物がかかわって、みかんの木が成長していく、生命力あふれる森的なみかん山。

そこには、本質的で自然と共にあり、未来へ続く食の学びの場も育まれている。

 

 

この土の再成プロジェクトを通じて、そんな未来につなげていきたい。

そんな想いで、今回このクラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

 

本物の森に育て上げるには何十年もかかりますが、

「森的」に育てることは、5年あれば充分とのこと。

 

 

その第一歩として、今年から月1回、

実践型のワークショップを開催することから、土の再成プロジェクトは始まりました。

 

 

 

対話式のワークショップはとても好評で、

 

植樹の時に必要な竹炭を、穴で焼いたり、

既存のみかんの木の周囲に、空気穴を掘ったり、

水の抜ける道をつけたり、

 

毎回、驚きと感動、そして大きな学びを共有しながら、

来年3月の植樹にむけて、どんな森をデザインしていくか?わくわく、着実に進んでいます。

 

 

 

 

 

ワークショップ&イベントスケジュール

 

 

9月20日  第7回土の再生ワークショップ 「山のキワつけ部門」

 

10月10日  第8回土の再生ワークショップ 「大地のシュノーケル・点孔部門」

 

11月14日  第9回土の再生ワークショップ 「ユニットづくり」

 

2017年1月 第10回土の再生ワークショップ 「水の小路部門」

 

2017年2月 第11回土の再生ワークショップ 「森の植樹 苗の家作り編」

 

2017年3月 第12回土の再生ワークショップ 「森の植樹 苗植え編」

 

 

□各部門復習会有り

 

 

 

 

集まった支援の用途とその内訳

 

ワークショップ講師費用&交通費     60万円

28年度土の再生記録ブックの製作費用   15万円

植樹用苗木購入費            25万円

返礼品費用               10万円

===========================

合計 約110万円

 

 

今期のプロジェクト全体でかかる110万円の費用の内、

まず、50万円を目標に、FAAVOで募りたいと思います。

 

 

 

土の中へダイブ!1000本のみかん山の生命力を取り戻そう!

自然栽培の視点を持って、土の中の構造から森をデザインしていく壮大なプログラム。

「土の再成プロジェクト」どうぞ応援、よろしくお願いいたします。

 

 

 

「手つなぎ流通」という、私たちのもうひとつの取り組み。

 

 

 

しあわせみかん山では、

「自然栽培」と同時に、「手つなぎ流通」というとりくみへも挑戦しています。

 

 

自然栽培のみかん食べたい!

応援したい!

参加したい!

という消費者の方を全国に募り、1年の栽培報告と、みかんセットを直送しています。

 

 

一番の目的は、生産者と消費者が、いっしょにあんしんな食を育てること。

そのしくみが「サポーターシステム」です。

 

 

様々な体験イベントを開催している他、 

いっしょに商品開発をしたり、イベントや店舗販売を行なったり、

サポーターさんといっしょに、流通の輪を手つなぎでひろげています。

 

 

 

 

1年目のカメムシ大発生のときは、

みかんとしてお届けができなくて大変ご迷惑をおかけしたのですが、

 

「現場の状況のお手紙から、試行錯誤の末に出来たジュースまで届けていただいて、

 ありがとうございました。

 カメムシでみかんが収穫できないということが、本当にあるんですね。

 貴重な学びをシェアしていただき、ありがとうございます。」

 

と、たくさんの励ましの手紙やご寄付をいただき、

2年目につながっていきました。

 

 

 

 

 

サポーターさんと一緒に。手つなぎ流通のひろがり 。

 

 

 

2年目には、

サポーターさんの声でみかんジュースやドライみかんの食べ方レシピを開発したり、

みかん山のイベントを開催できるようになりました。

 

 

また、法人サポーターとして応援してくださる、

地域のスーパーで、

試食販売会を開催していただいたり、

 

 

食育に力を入れている幼稚園の給食に、

しあわせみかんが登場したりと、

 

 

活動の輪が拡がっていき、

 

 

地元のテレビ・新聞でも積極的に取り上げていただき、

サポーターさん400人を超えました!

目標は1000人!

 

 

ある一定数、生産者と消費者のオモイがつながった時、

大きなパワーになり、あんしんな食を育てる基盤ができあがります。

 

 

 

2015年のメディア掲載数。

 

日本経済新聞2回

朝日新聞1回

高知新聞3回、

ケーブルテレビ1回

テレビ高知「てれっちのたまご」2回

 

 

手つなぎ流通の魅力とは?

 

一般の流通のように、モノとお金の取引だけではなく、

その背景にある考え方を共有したり、実際に目で見て体験したり、味わって体感したりと、

五感をフルに使って楽しめるコト。

 

そして、高知のみかん山を基点に、人から人へ、想いや活動が伝わって、

つながりが拡がっていくこと。

 

 そして何より、おいしい!と、笑顔がひろがるコト。

自然栽培で育った「しあわせみかん」は、

自然本来の甘みや酸味、味の濃さがギュギュギュっと詰まっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わりに。

しあわせみかん山の経営理念

 

 

 

 

■夢

 世界中のみんなで、1000年つながる、農業と食を育てる。

 

 

 

■目標

 「自然栽培×手つなぎ流通」の確立と、その普及。

 

 

 

 

■想い

本質的で、自然と共にあり、未来へ続く食の生産を軸に、

みんなで学び、みんなで育てる、
「思合わせ=しあわせ」なコミュニティーを、手づくりする。

 

 

心得

じぶんを含む、かかわるすべての人とその家族の、

「おいしい」笑顔のために。

  

 

 

 

■人間性

夢を描き、目標を持ち、仲間と手をとり、

未来を創る、挑戦者であれ。

 

 

 

しあわせみかん山という名前は、

 

 

 生産者も消費者も地域の自然も、

みんなにとって「しあわせ」な、食の生産の基盤をみかん山で育てていこう!

 そんなイメージで名づけました。

 

1000年前から脈々と続いてきた農業は今、

戦後60年余りの間に、

生産性や流通効率を重視するあまり、農薬や化学肥料に過度に頼り、

昔の農業から、大きく変わりました。

 

おかげで私たちの生活は物質的に豊かになり、

飢えるということを知らずに育ちました。

先代の方々の労力のおかげで今があることに、大変感謝しています。

 

ただ、戦後大きく変わった現代農業が、

私たちのカラダや周囲の環境へ大きく影響があることも、またひとつの事実です。

 

そこで、これから先は、

地域環境や人体への影響を考慮した、

本質的で、自然と共にあり、未来へ続く食を育てていきたい。

と、私たちは考えます。

 

大海にイカダで漕ぎ出すような状態で舵を切ってから、今日まで、

この「おもい」の部分だけは、ずっと変わっていません。 

 

もうだめだと思うことは、数え切れないほどありましたが、

今日まで変わらず、続けてこれたのは、

 

家族やスタッフ、チームのみんな、地域の方々、全国のサポーターさんをはじめ、

たくさんの人の「おもい」に支えられているからだと、本当に思います。

かかわってくださったすべての方に、心から感謝しています。 

 

 

これからも、

かかわるすべての人とその家族が、「おいしいね!」って笑顔になる食べものを、

育てながら、活動を続けていきたいなと思っています。

 

 

 

土の中からみかん山の生命力を取りもどし、

人と植物が共存できる森と一緒に、夢を育てていきましょう!

どうぞ応援、よろしくお願いいたします!!!

 

 

 

 

しあわせみかん山一同

 

代表 岩間由奈

 

 

 

 

  • 2017/12/21 16:05

    毎日続々と、素敵な感想いただいています!選別されたしあわせみかんは、事務所で箱詰めして、サポーターのみなさまにお届けしています。箱詰め担当は、「せつ子さん」長老スタッフ「りょうさん」の奥さんです。サポーターさんから毎日いただく、素敵な感想が励みになります(^ ^)こんな素敵な感想いただきました...

  • 2017/12/19 14:57

    サポーター特価有り 毎年進化する、みかん山のギフトセット!今年は、サポーターのシェフとコラボした「みかんの皮入り鹿肉ソーセージ」との、セットです!! 味のギュっと濃いしあわせみかんを、皮ごと搾った100%ストレートジュースは、香り高く、いのちがギュっと詰まった味。 お土産に大人気のド...

  • 2017/12/19 14:56

    みかんジュースを取りに行ってきました!」 しあわせみかん山から北へ1時間。 大豊町にあるJA土佐れいほく加工場さんに、みかんジュースのビン詰めをお願いしているので、引き取りに行ってきました! ちょうど、柚子のシーズンだったので、工場は柚子でい〜〜っぱい。 なんとここでは、460軒の...