2016年夏休み、高松市に住む小学3年生ななが、インドブッタガヤに日本のかき氷屋「nana's cafe」をオープンしました。
彼女には、2つの夢があります。それはインドで「きれいな飲み水がない人に井戸を作ること」と「学校に行けない子どものために学校を作ること」です。
インドは、日本の8.7倍の面積。人口は、日本の12倍。今急速に経済成長しているインドですが、カースト制度も田舎ではまだまだ根強く残っています。その為、貧富の差も激しく、学校に行けない子供たちもたくさんいたり、仕事がない人もいます。
そんなインドで、今年の夏休みかき氷屋さんをオープンしました。
2016年3月春休みに初めてインドに行き、かき氷屋さん「ナナズカフェ」のテスト販売をしました。
そこでインドの現状を知り、さらには、たくさんのインド人の方に助けてもらい、いつか恩返しがしたいという思いも持つようになりました。
彼女は、実業家でもないし小学生起業家でもない。
ほんとにほんとに普通の女の子が、純粋な思いで、暑いインドにかき氷屋さんを作ったら、みんなが喜んでくれる。
学校がないから、作りたい!美味しいお水が飲めない人たちの為に、井戸を作りたい!
と思い、その思いを行動に変え、オープンすることができました。
実際のインドブッタガヤでのナナズカフェの様子
今後、かき氷屋さん「ナナズカフェ」を正式に運営していく上でクラウドファンディングにチャレンジします。
現在は、テントを張り、2週間に1度、現地のボランティアスタッフがオープンしています。
ちゃんとお店という形にし、スタッフへの運営費用やお給料も払いたい。インド人の方の雇用を増やすためにも、出店のスピードを上げたい…というたくさんの思いがあります。
どうか、小さな女の子の大きな夢に賛同し応援して頂ける方、温かいご支援ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
小学3年生ななが、インドブッタガヤにナナズカフェをオープンさせたストーリー
彼女は、どちらかというと内気で、勉強も普通、本当に普通の女の子です。
そして、小さな頃から「おみせやさんごっこ」が大好きな女の子でした。昨年、私たち両親が仕事でインドに行き、インドのことを何気なく話したところ、「インド」に興味津々。おみせやさんごっこ大好きな血が騒いだのか、「インドでおみやせさん、やってみたい!」と反応。
最初は父と娘であれこれ「妄想」していただけだったのですが、「インドでお店屋さんやったら楽しそう!」と目を輝かせながら話す様になり、彼女のチャレンジを応援してやりたい気持ちになっていきました。インドは日本よりもずっと暑いことから、ななが「かき氷が食べられるカフェはどうかな?」と提案し、いつの間にかインドで「Nana’s Café」というカフェを開くという話になりました。
「事業計画書」を作成し、家族から「出資」を募る
オープンに向け「事業計画書」を作成しました。実際にお店を開くには、どんな準備が必要か、お金はどれだけかかるのか、資金をどうやって調達するのかなどを考え、「ごっこ」との違いを身を持って理解したようです。
必要資金は33万円
10万円は、おやつを我慢し貯めることと、お手伝いをし、自分で貯めました。残り22万円は、父母、両家祖父母に事業計画をプレゼンし「出資」してもらい、計33万円の資金を集めました。かき氷機やシロップについては、業者の方に来ていただき、使い方を教わったり、シロップを選ぶなど、本人が直接、打ち合わせをしました。
ポスターやチラシ、POPがあれば、言葉が通じなくても伝わるのではないか?と考え、書道教室の先生や画家の先生に指導してもらい、自作しました。
そして、今年3月春休みインドブッタガヤに行きテスト販売し、夏休みにオープンしました
場所はインド…たくさんのイレギュラーもあり、彼女はたくさんの現地の方に助けて頂きました。
そのおかげで、ナナズカフェには、たくさんのお客様もお越し頂き大成功しました。
そして、NPO法人のスクールで折り紙先生も体験し、たくさんのお友達もできインドの学校の事情を知りました。
帰国後、彼女が書いた作文です
「インドの親切な人のおかげでナナズカフェは大成功しました。
そして助けてもらったインドの人たちにおれいをしたいです。
かき氷屋さんを、もっと大成功させて、おいしい水が飲めなくて困っているインドの人たちのために、私はいどを作ります。はたらくために学校に行けない私といっしょくらいの年の子どももたくさんいます。だから、学校もたてます。」
ただ単に学校に寄付をつのり、直接寄付をする事も考えました。
ただ、学校に寄付をすればそこで、完了してしまいます。
そうではなく、ナナズカフェを大成功させることにより、雇用を生むことができ、継続して寄付ができる。だからこそ、たくさんの方のお役に立てると考えています。
100万円目標達成後の計画は
■今後のななの渡航費2回分 30万
その他宿泊費や通訳代などは、自己負担
■ブッタガヤにオープンしたナナズカフェ運営費 20万円
人件費×2人分(1年間)
現在は、現地のメンバーがボランティアで2週間に1度オープンしています
■テントから小屋にお店をグレードアップなど設備費 その他固定費 15万
現在は現地の方のご厚意で、テーブルや椅子は近くのお店が無料で貸し出ししてくれています
シロップは、2回日本から運んでいますが、今後のシロップ代や現地調達する氷代、その他固定経費
約30万必要ですが、残り15万は自己負担
■クラウドファンディングのお返し等 15万
■ファーボへのお支払20% 20万
最後に…
どうか、小さな女の子の大きな夢に賛同し応援して頂ける方、温かいご支援ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
小学生オーナーかき氷屋Nana's cafeとNana's free schoolのフェイスブックページ
https://www.facebook.com/nana.cafe.india/
メディア紹介
■新聞
・2016.6.19 「四国新聞」社会ページにて、ご紹介いただきました。
・2016.8.4 「読売KODOMO新聞」にて、ご紹介頂き、読売KODOMO新聞公式フェイスブックページ、ツイッターにて、オープンまでをリアルタイムにてご紹介いただきました。
・2016.9.10 「朝日新聞」香川ページにて、ご紹介いただきました。
・2016.8.29 「インド現地新聞」にて、ご紹介いただきました。
■テレビ
・2016.9.21 「NHK高松 ゆう6かがわ」にて、ご紹介いただきました。
・2016.7.22 「RSKイブニングニュース」にて、ご紹介いただきました。
・2016.8.30 「インド現地テレビ」にて、ご紹介いただきました。
■ラジオ
・2016.7.26 「RNC西日本放送 気ままにラジオ」山下アキさんのラジオカーにて、ご紹介いただきました。
・2016.9.6 「RNC西日本放送 気ままにラジオ」スタジオでコーナーにて、ご紹介いただきました。
■雑誌
・2016.10 「かがわ経済レポート」にて、ご紹介いただきました。
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