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世界で一番エネルギーを持つ花、ハスをいただく

 

ピンク色の花びらを天に向けて、大きく花開くハス。そしてその横で水面に大きく広がりながら水を弾くハスの葉。仏さまが座っていらっしゃるハスは、仏教では智慧や慈悲の象徴とも言われ、平和を祈る花でもあります。

自己紹介

 

はじめまして。琵琶湖の北東部、滋賀県長浜市の西黒田地域で耕作放棄されていた田んぼを使ってハスを育てて、食べたり飲んだりできる商品を開発するべく奮闘中の川村美津子と申します。

 

 

ハスといえば地下茎であるレンコンは出回っていますが、花は飾りに使われる程度で食用としてあまり使われてきませんでした。でもじつは花も茎もすべて人が食べられるってこと、ご存知ですか?

 

 

私は仏さまがお選びになったこのハスが、世界中で一番エネルギーの詰まった花だと思っています。疲れてしまった現代の私たちがハスにエネルギーをもらうことは元気を取り戻すだけでなく、次の世代の幸せを祈れる自分につながると思っているんです。

 

 ▲試行錯誤してつくられた蓮饅頭


 

しかも研究によると、美白やデトックス、安眠の効果があるんだとか。そんなハスを酵素ドリンクやおまんじゅうのように身体に取り入れられるものに加工して、みなさんにお届けしたいと思っています。

 

 ”あいのたにロータスプロジェクト”

この取り組みを「あいのたにロータスプロジェクト」と名づけて、私が理事長を務める認定NPO法人つどいで商品開発の真っ最中です。すでに「早く買いたい!」とのお声もいただいているのですが、これらの商品をつくるには新しい加工場の設置が必須。残念ながら私たちだけの力ではなし得ません。

 

今回のクラウドファンディングでは、ハスのエネルギーをお届けする商品開発プロジェクトへのご支援をお願いしたいと思っています。その想いを少しお話させてください。

 

 

やりたいことにどんどんチャレンジできる器が「つどい」

 

 

東側に連なる山々に抱かれて、麦畑と田んぼが広がる豊かな土地、長浜市西黒田地区。立派な古墳が残されていたり「金太郎」伝説のうちの一つが語り継がれていたりと、古くから人々の暮らしが脈々とつむがれてきた舞台です。

 

 

 

 

私は自分が生まれ育った西黒田のことが大好きで、こがね色に輝きながら風に吹かれている麦畑を見ては「こんなに美しい景色ってあったんやな」と気づかされています。

 

小学生の頃から実家の酒屋を手伝うことが楽しくて、地域のお客さんたちから「何かを売ることって、相手が喜んでくれはるものを持っていくことなんやな」って学びました。

 

その後は一つずつ劇的な出会いを経て、農業高校に行き、銀行に就職し、実家の酒屋を継いで、介護の道を歩み始めます。ホームヘルパーの仕事をしながら通信の大学に通い、卒業率6%の中で47歳のときに資格を取得、無事に卒業しました。

 

社会福祉士の後はケアマネージャーの資格をとり、実際に介護の現場で仕事をしながら2007年に設立された西黒田ふるさと振興会議に参加。たくさんの方に手伝っていただきながら転倒予防教室を開催し、私が50歳のとき、2011年に立ち上げたのが認定NPO法人つどいです。

 

ケアプランからスタートして翌年にはデイサービスを設立、現在は5箇所目の事業所を整備しています。メインとなる介護事業の他に放課後児童クラブや福祉農園、作業所の設立、しいたけの栽培などのさまざまなプロジェクトが進行中です。

 

おかげさまで2019年で立ち上げから9年目、たくさんの出会いとご縁のおかげで、やりたいことにどんどんチャレンジできています。

 

やりたいことがわからないままNPOを立ち上げた

 

もしかしたら、やりたいことを実現するためにNPOを立ち上げ、強い信念を持っているように思えるかもしれません。でもじつは、NPOを始めたときは自分が何をやりたいのか全く見えていませんでした。いつも目の前に来たお話を、「じゃあこれならできそう」「やってみよう」と行動に移してきた。それだけだったように思います。

 

 

しかもNPOを立ち上げてから8年間、決して順調に進んできたわけではありません。特に立ち上げから5年の間は、組織が大きくなることで少しずつ関係に亀裂が入っていった時期のことをよく覚えています。

 

何かをするたびに議論の中心は「お金がない」ばかり。私も数字ばかり追いかけては赤字の結果に頭を悩ませて、「私の気持ちなんて誰もわかってくれない」と被害者意識が強まる一方。

 

そうしているうちにNPOを一緒に立ち上げた4人の理事が全員辞めてしまい、私は本当にひとりぼっちになりました。このときショックに打ちのめされてしまい、サラサラ涙を流し続けていたことを覚えています。

 

そうやって何度も崖の淵に立ってきましたが、気づいたら今日までずっと走り続けている人生です。その原動力となっていたのは、「私が何をしたいのか」の問いに答えをくれた、とある場面でした。

 

初めて本当にやりたいことに気づいた日

 

西黒田地域では、毎年耕作放棄地が増え続けています。生まれ育った故郷の美しい景色が失われつつあるのはさみしいなと思って、2012年から「福祉農園」をスタートさせました。

 

その一歩目、初めてさつまいもを植える日のことです。私たちの事業に関わりのある幼稚園児から引きこもりだった人、おじいちゃんおばあちゃん、障害を持っている人みんなに集まってもらい、同じ畑の上で一緒になって作業することにしました。

 

認知症のおばあちゃんは、何回も同じことを聞いています。それを、幼稚園児が何回も同じように答えている。普段は顔を合わせずにバラバラな人たちが、それぞれ違うことをしていても、一つになっている場。

 

この光景を前に、あれ以上喜びを感じたことはないくらい心が震えました。「私がやりたいことってこれなんやな」と初めて気づいたんです。

 

もともと30年間引きこもりだった人と一緒に畑にいて、彼と同じ景色を見ながら黙って作業しているだけで、私は支えられた。彼がいるから私は炎天下の中でも同じ作業を続けられるし、彼も私がいるからできる。そこには引きこもり支援なんて関係ないんですよね。

 

私がやりたいテーマは「地域」

 

人と人が関わるって、存在しているだけでお互いを支えている。違うことをしていようと一つの場に乗っていて、苦しいときも楽しいときも一緒に生きている。これが「地域」であって、私がやりたいテーマは「地域」なんだなと思ったんです。

 

700世帯で約2,000人が住んでいる今の西黒田は、このままだといつか誰もいなくなってしまうかもしれません。でも私が生まれたときから変わらないこの景色と、人が一緒に生きていくことの素晴らしさを教えてくれた西黒田を、次の世代、その次の世代につなげていきたい。その思いと畑でのあの光景が、あらゆる活動のベースになっています。

 

暮らしとともにある長浜の「観音文化」


 

西黒田の「地域」だけでなく、もう一つ残したいと思っているものがあります。それがこの地域を長年にわたって支えてきた「観音文化」です。

 

西黒田のみならず、長浜市は「観音の里」と呼ばれるほど仏教文化財が数多く残されています。ここの観音文化の特徴は、お寺が室町時代から衰退して住職がいなくなっても、残された仏像が村人の手によって大切にされてきたこと。自分たちの命が危うい場面でさえ、戦災から逃れさせるために時には川や地中に埋めながら、仏像を必死に守り抜いてきたのです。

 

 

そしてそれぞれの村で受け継いできた観音さまをご本尊とし、生活から切り離すのではなく暮らしの支えとしてきました。朝も夕方も手を合わせ、大自然の恵みに感謝する。親しみと誇りを持って「仏さま」「観音さま」とお呼びし、お祭りで感謝を伝える。今でも生活とともに営まれている西黒田の観音文化に、私自身生まれてからずっと支えられてきました。この営みも、地域とともに次の世代につないでいきたいと思っています。

 

 

 

だから今回、「あいのたにロータスプロジェクト」にチャレンジすると決めました。幼稚園児から高齢者まで地域のみんなで一緒に育てた、観音さまの花であるハス。これを身体に取り入れられる商品にすることが、地域と文化を次の世代に受け継いでいくきっかけになると信じています。

 

"あいのたに"から妖精が幸せをお届けする商品を


 

ハスを植えている田んぼは、谷あいにあります。花が咲く7月上旬、夜明けとともに胴長を着て花の収穫に行くんです。谷中にふわっと満ちている香りに誘われて朝露がおりている田んぼの中を歩いていくと、葉っぱの裏側から小さな泡がふわふわって。ハスが呼吸しているんですよね。

 

 

朝の光にじんわりと包まれていく田んぼをさらに進むと、今度は小さな生き物がピューンピューンと飛んできます。トンボかもしれないけれど、まるで妖精のよう。これを見たときも、あまりに幻想的で鳥肌が立ちました。

 

この自然豊かな愛の谷は、妖精が生きている聖地だと思ったんです。だから新しく開発中の商品は、幸せを届ける妖精が主人公。名前は「I am Sri(シュリー)」にしました。

  

▲最初は耕作放棄地で水を入れても流れてしまい、繰り返し繰り返し作業を行い、今の状態になりました。1つの田んぼから始まった蓮の畑は今では10を超えます。

 

 

田んぼにハスを植え始めて、2019年で3年目。耕作放棄地がそんな「あいのたに」に変わりつつあります。そして、自分たちで酵素ドリンクやおまんじゅうを試作してみたり、ホテルでノリの代わりにお料理に使ってもらったりと試行錯誤していたら、たくさんの方が応援してくださるようになりました。

 

このプロジェクトを一緒に広げていきませんか?

(散歩している地元のおばあちゃんたち) 

 

蓮が咲き始めると毎日80代のおばあちゃんがすごく喜んで散歩してくださってます!

 

59歳の私は、今が人生で一番幸せで、一番元気です。このパワーを「あいのたにロータスプロジェクト」に注ぎ、加工場を完成させるとともに、蓮の畑を観に来て下さった方に歩きやすいように遊歩道の整備をします!

 

みなさんに元気と幸せをお届けしたい!興味を持ってくださったあなたと、ぜひ一緒にこのプロジェクトを育てていきたいんです。

 

(地元のお年寄りと子供たち)

 

凛と咲く美しいハスいっぱいの「あいのたに」をお見せできる日を、心から楽しみにしていますね。応援どうぞよろしくお願いします。

 

支援金の使い道

 

 

 

▲蓮の田園の麓にある小屋を整備して作業場にします。

 

・洗い場整備:¥800,000

(内、ポンプ一式・配管工事¥300,000、手洗い・足洗い場整備¥500,000)

 

 

・遊歩道整備:¥500,000

 

・手数料・諸経費:¥326,000円

スケジュール

2020年 2月 作業場外装、内装工事着工予定

2020年 6月 完成予定

 

応援のコメントを頂いています!

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長浜市在住 對馬佳菜子さん

「観音文化を紡ぐ」観音ガールの對馬と申します!川村さんとは蓮を通して湖北の「祈りの心」を伝える活動をしています。蓮が水面から伸びる姿はまさに観音さんがお立ちの姿に似ています。あいのたにで蓮が一つ、また一つと伸びる姿を見るたびに、小さな観音さんが見る人、触れる人を癒してくれるように見えます。プロジェクトがさらなる広がりをみせて、地域にとって、また訪れる人にとって心落ち着く場所となることを祈ります!

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長浜市在住  清水康雄さん

「あいのたに」でハスの風景を撮影させていただいている清水康雄と申します。3年前から梅雨の頃になるとハスの花が咲き始めるのを楽しみにしています。この一帯は、ハスだけでなくトンボ、ミズスマシ、蜂をはじめとしてたくさんの生き物が生息しています。 私はここが大好きです。早朝からハスやトンボを追っかけて、気がつくと昼過ぎになっていたことも何度もあります。 こんなステキな場所を更に事業拡大されると伺い、ワクワクしています。そして応援したいと思います。

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プロジェクトのお問合せ先

認定特定非営利活動法人 つどい

住所:滋賀県長浜市常喜町874番地2

電話番号:0749-57-6777

営業時間:月~金曜日(祝日を除く)8:30-17:15

ホームページ:http://tsudoi.sakura.ne.jp/

 

support by FAAVO北びわこ

 

 

 

 

  • 2020/09/09 22:05

    現在、「コロナに負けない夏!ハスの葉ミストシャワーで子どもたちを応援したい!」と題したクラウドファンディングのプロジェクトを行っています。   プロジェクトの支援が入り次第、許可がとれた学校に蓮の葉シャワーをお届けしています。 先日、長浜市立南小学校さんへ設置させていただいたところ、教頭...

  • 2019/09/30 16:40

    ありがとうございます! 総支援額、2,000,000円越えました!! ご支援・シェアしてくださった皆様、本当にありがとうございます!!!!! 感謝です!       現時点で達成立127%、総支援者数219人です!!! 残り10時間を切りましたが、最後の最後まで、いけるとこまで...

  • 2019/09/28 22:14

    ご支援・シェア、ご協力してくださった皆様のおかげで、目標金額達成することができました! 本当にありがとうございます!!! 感謝しかありません! 残り2日で、現在支援者数が192人です! 1人でも多くの人に、『あいのたにロータスプロジェクト』の一員になっていただきたいです!! 残り2日、目標金額...