100%達成しました!ありがとうございます(TOT)
応援していただいたみなさん、本当に本当にありがとうございます!
たくさんの皆さんからのご協力と期待を、ひしひしと感じております。
そんな期待の中、もっともっと多くの人に集まってもらえるような
ツリーハウスを目指してストレッチゴールを設定いたします!
使途はレポートにてご報告させていただきます。
まだまだご支援を受け付けておりますし、達成に向けて全力でがんばります!
プロジェクト終了までの期間、なにとぞよろしくお願い致します。
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かみくの秘密基地計画!
日本中から子どもたちが集まるツリーハウスを作ろう!
はじめまして。久野地区振興会のコバヤシと申します。
まず、数あるプロジェクトの中から私たちのプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます!
いきなりですが、皆さんはかみくの桃源郷をご存知ですか?
…知らない方のほうが多いかもしれませんね(笑)
かみくの桃源郷は、島根県雲南市大東町久野地区の南東部にあるアウトドア施設です。市が管轄する施設なのですが、地元では愛着を持って桃源郷と呼ばれているので、ここでもそうさせてください。
桃源郷には、キャンプ場やコテージ、バーベキューハウス、お食事処などがあります。オオサンショウウオも生息する清流・長谷川での水遊びはお子さんたちに大好評。特に夏場は多くのお客様で賑わいます。
桃源郷のある夏の日
この桃源郷、長谷川があるだけでなく、周りを広大な山林に囲まれています。
ところが今の桃源郷には、せっかくお客様がいらしても、豊かな森や山を身近に体感できるキッカケとなるものが備わっていないのです。お客様を見ていると、川で遊んでバーベキューして宿泊して、という流れです。
四季折々に表情を変えていく森や山。
こんなにたくさんの表情を持っているのに・・・多くのお客様にとって、森や山は“ただそこにある”だけなのです。
「なんてもったいない!」
それがこのプロジェクトを思い立ったきっかけです。
地区の人たちの想い
プロジェクトそのものの紹介に入る前に、桃源郷がある久野地区のことを少し紹介させてください。
久野地区は人口がおよそ600人の、小さな中山間地域です。
三年前の春、地区のほぼ中心にある小学校が閉校となり、日中、子どもたちの声が地区にこだますることがなくなりました。この閉校がきっかけとなり、地区内で危機感が高まり、地区をあげて様々な地域課題の解決に取り組もうという機運が高まりました。
閉校式の様子 写真提供: オオタスタジオ
その課題の一つとして掲げられたのが「かみくの桃源郷の活性化」です。そもそも桃源郷ができたのは、24年前。その際には、行政の関係者だけでなく地区の方たちも地区の活性化のためにと設立に向けて奔走し、運営に参画したそうです。
ましてや現在、久野に住む子どもたちの数は年々減っています(小学校が閉校となるほどに!)。将来的に定住人口が増え、子どもも増えればいいですが、すぐにたくさんの世帯に入ってきてもらうのは難しいことです。
せめて、交流人口がもっと増えたら。
たとえ久野に住んでいなくとも、遊びに来た子どもたちの声が賑やかに響く場所が地区の中にあったら。
桃源郷の賑わいは、地区の皆さんの願いでもあるのです。
鳥の目、虫の目。
ようやく、プロジェクトのご紹介です。このプロジェクトでは、そんな桃源郷に生えている大きな古いクリの木にツリーハウスを創ろうというものです。
桃源郷のクリの木。根元は大人の両腕がくっつかないくらい、古い太い木です。
なぜ、ツリーハウスか。
皆さんは子どものころ、木に登ったり、友達と秘密基地を作ったりしませんでしたか?
私は、小学生のころ、空き地にあったクリの木に友達と毎日のように登っていました。
はるか向こうに見える公園で遊ぶ別のグループの子たちを偵察したり、交代で見張りをしながら梢にまたがって持参したおやつを頬張っていました。
その時は、大人が決して入ることのできない領域にいるということが楽しくて、何をしていてもそこにいるというだけでドキドキワクワクしました。それを楽しみに通っていたのだと思います。
でも大人になった今になってさえ、ゴツゴツした木の肌の感触や、あの時友達とおもしろがって観ていたアリの行列やシャクトリムシの様子をありありと思い起こす事ができます。
そしてその時はまったく意識していなかった一つ一つのことが、知らない間に自然と触れ合った貴重な経験となって私の中に蓄積されていたのだということに気がついたのです。
間違いなく、それらは私にとってかけがえのない経験でした。
桃源郷に来る子どもたちにもそんな経験に遭遇してほしい。
そしてあのクリの木は “子どもたちだけのワクワクする場”、そんな場になることができる。
そのために、大人がちょっとお手伝いをしよう。
ちょうど、「桃源郷って川遊びはいいんだけど、遊具があったらもっといいのに」という声を何人かの方から聞いたところでした。さらに、たまたま市内の別の場所でツリーハウスを作っている先生と、ご縁あって知り合いになれる機会をいただいたところでした。
自然と、遊具にもなって秘密基地にもなれる場所☞ツリーハウスを創ろう!となりました。
こんなツリーハウスにしたい!
クリの木の、一番下にある股に下段デッキ、その上の股に上段デッキとツリーハウスを設置します。
打ち合わせの資料。
雲南市大東町山王寺 ”冒険の森てんば” にある、先生が作られたツリーハウス。
桃源郷のツリーハウスは、写真のてんばのものより、もう一回り大きいログハウスになる予定です。
ツリーハウスとデッキは、作業工程によってはワークショップの形式をとり、一般の参加者の方々と一緒に作っていきます。資金面でだけではなく、作成時にもできるだけ多くの方に携わっていただくつもりです。
もう一つの、活路。
ツリーハウスとデッキには、雲南市内で伐採した木々を使う予定です。
まずは、まさに桃源郷に隣接する山で伐採した木。
それから雲南市のバイオマス事業の一環で、市民の皆さんがご自身で伐採しストックヤードへ搬入した木々。
集まった中でも、曲がっていたり細かったりと、規格に沿った木材にできず、ボイラーの燃料用チップになるしかない木を使います。曲がりや太さの条件を承知で材として活用できるなら、チップとして燃やされてしまうよりは木にとって有効活用となり、まさに木材の地産地消に繋がります。
うず高く積まれ、燃料チップになるのを待つ木々。
この中から選んだ木を材料として使わせていただきます。
(下の枠内は規格に沿った木材となる木々。違いをわかってもらえるでしょうか?)
ツリーハウスの先生は、そういった木々でも十分に材料になる、むしろあえてそういう木々を使いたい! という先生です。
さらに木をそのままに無垢材で作ること、そして裸足であがるようにすることで、子どもたちが直に木のぬくもりを感じることのできるツリーハウスにします。
こんな明日を目指して
子どもたちがワクワクしながら上ってくれるツリーハウスになるよう、まずは大人が楽しみながら創りたいと思います。
できあがったら、
ツリーハウスは秘密基地に。
上段デッキは見張り台に。
子どもたちの冒険の舞台になってくれることと思います。
さらに、イベントで張り出した下段デッキをステージとして利用したりと、大人も楽しめる企画を打ち出していきたいと思っています。また、出来上がった後も長きにわたって先生にご協力いただき、メンテナンスのワークショップも開催していくつもりです。
地元の木材を有効に使った無垢材のツリーハウス。
久野の谷に響く子どもたちの歓声。
はしゃぐ子どもたちに顔がほころぶ久野の人たち。
このクリの木の一角から始まる、そんな未来を一緒に創っていきませんか?
*今度のスケジュール
2017年4月 ツリーハウス作製。 毎週末、作製ワークショップを開催します。
~ 日程は追ってレポート欄でお知らせしますので、是非ご参加ください!~
2017年5月 ツリーハウス完成予定
2017年5月以降 お披露目を兼ねて、イベント開催
*資金使用用途
ツリーハウス材料費 300,000円
ワークショップ運営費 50,000円
講師謝金 50,000円
リターン品経費 100,000円
*起案者情報
【代表者】小林彩
【Facebook】https://www.facebook.com/aya.yamada.503