かつて「イワシの舞う島」と呼ばれていた宮崎の離島、島浦島の隠れ家的ビーチに船着き場を作り、上陸できるようにしたい!
島の魅力を感じられる場所で島と都市の人を繋ぎたい!
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目次
〇島野浦未来会議の紹介とクラウドファンディングの目的について
〇島浦島の紹介と現状
〇知られてないだけ!豊富な地域資源あります
〇お金の使い道について
〇島の自信を取り戻したい!
〇お返しについて
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宮崎に離島があることを知っていますか?
宮崎県北部、延岡市の沖合に島浦島(しまうらとう)(島野浦(しまのうら))はあります。
延岡市北浦町の下阿蘇ビーチや道の駅北浦から海の方を見ると真正面に見えるのが島浦島です
ちなみに島浦でも島野浦でも正解です。お好きに呼んでください。
はじめまして、島浦島の有志で結成された島野浦未来会議メンバーの結城嘉朗と申します。
私たち島野浦未来会議は2016年の11月に若者から年輩の人まで島を想う人たちが集まって、島浦の未来について話し合うワークショップを外部アドバイザーの方を招いて行ったことをきっかけに定期的に話し合う場をもつようになりました。
島野浦未来会議では主に島の魚や自然、風景などの地域資源を活かして観光に結び付け、交流人口を増やせないかと幅広い年齢の島民でこれまで活動してきました。
何度も話し合いを重ねていく中で自分たちも気づいていなかった島浦の魅力がわかってきたことがあります。
対岸にある九州No.1に選定された「下阿蘇ビーチ」にも劣らない、白砂が美しい隠れ家的ビーチ!
島浦島には以前は簡単に歩いて行ける砂浜があり、夏には子どもたちがそこで海水浴を楽しめたのですが、埋め立てによりなくなり、今では山を越えてしか行けない砂浜があるだけになっています。
そこで今回、船をつけられるイカダを設置して、そこから砂浜へ上陸できるようにし、砂浜を使ったイベントができる態勢を作り、自由に海水浴などに来れるようにしたいと思い、そのための費用をクラウドファンディングで集めることにしました。
かつては「イワシの舞う島」と呼ばれ、まき網漁業により栄えていた島の活気を取り戻したい。
島浦島はかつては「イワシの舞う島」と呼ばれていたほど魚が捕れ、まき網漁業により栄えていた島でした。
その頃は、まき網船が捕ってきた魚を島内に水揚げして、水産加工業者が丸干しや干物、いりこ、節などに加工して関西方面に出荷していました。
また、豊富なイワシ資源を使って低コストでハマチやタイなどの養殖も盛んにおこなわれていました。
私の親の世代の話を聴くと昔は、映画館もあり、日用品を売る商店も10軒ほどあり、お祭りも年に何回かあってみんなで演芸大会をしたり、とても活気があったそうです。
しかし、まき網漁業の衰退とともに島外へ出ていく人が増え、高齢化になり、島の活気は失われていきました。
30代の私が子供のころはまだ活気が残っていて、1学年10~20人ほどはいましたし、部活も野球やバレーなどの団体競技ができていました。
しかし、現在は子どもも減り、複式学級になり、団体競技が部活ではできない状況になってしまいました。
島の年に一回の島野浦神社大祭では、島の青年たちが担ぎ手となって神輿と太鼓台が激しくぶつかるケンカ神輿が島の一大行事でした。
このお祭りも担ぎ手の減少や太鼓台に乗って太鼓を叩く子供たちが減ったことで、継続が困難となり、数年前よりケンカ神輿はとり行われていません。
このような状況の中で私たちに何ができるかと考えたときに、「今から人口を増やすのは無理でも島の景色や自然、魚などの資源を使って、島に来てくれる交流人口を増やして少しでも島に活気を取り戻したい」と決意しました。
海と山をつなげる島浦町漁業後継者部の活動
私は現在、島の若手漁業者で構成された島浦町漁業後継者部でも活動しています。
島と島の魚のPRを目的に山間部を中心に島どれの鮮魚や貝類、水産加工品などの移動販売を行っています。
その中で宮崎県の山間部の人たちと知り合い、海と山の交流が始まりました。
特に、高千穂では一緒に高千穂・島浦魚祭りというイベントを行ったり、実際に島に来てもらって海水浴やクルージングをして、夜には持ってきてもらった高千穂牛でBBQしたり、こちらは島の魚の刺身をふるまったりして交流会も行いました。
後継者部ではこれからも他の地域の方と積極的に交流を行い、島のことを知ってもらって、来ていただけるきっかけを作りたいと考えています。
春を彩るツツジトレッキングツアーも島の誇り
島野浦未来会議の活動の一つとして4月にツツジトレッキングツアーを行いました。このツツジトレッキングツアーはこれまで年輩の方たちが山道整備やトレッキング客のガイドをして運営していたイベントに、若者が昼食に島の郷土料理を中心とした”島ごはんバイキング”やお土産販売、クルージングといった企画を新しく追加して、初めて共同でイベントを運営しました。
島にはこのツツジ以外にも絶景や日本一とも言われるオオスリバチサンゴなどがあり、島が持つ可能性を感じるイベントとなりました。
サーフィンの聖地宮崎の知られざるプライベートビーチ
水質もよく、美しい砂浜で海水浴以外にもシーカヤック体験やシュノーケリング、BBQなどができるのではと考えています。人工物や設備はなにもありませんが贅沢なプライベートビーチの空間を自由に自分の発想で楽しめます。
島に住んでる自分が行きたいくらいなので、ここでアクティビティーをからめたイベントができたら来てくれた人に喜んでもらえるし、めちゃくちゃ楽しいのではと思います。
船が着けられるようにしたい!
やはり、船がつけられないことがネックになっています。
そこで砂浜から少し離れた海上に船が着けられて人が乗れるイカダを固定して、そこから手漕ぎボートやカヌーで上陸できるようにしたいと考えています。
そのための費用をここで募りたいと思います。
イカダはあるものを修理して使おうと考えているのですが、その修理代や人が上に乗っても大丈夫なように木の板を張るための購入費用、トイレがないため簡易トイレを作るのにかかる費用に使いたいと考えています。
お金の使い道
イカダ修理費用、木板など購入費用、簡易トイレ設置費用、お返し代、FAAVO手数料
8月6日にシーカヤックやBBQができる最初のビーチイベントを考えています。
その実行に向けて島野浦未来会議ではイカダづくりに全力をあげていきます。
未来を担う子供たちのためにも、島の自信を取り戻したい!
私たちは砂浜のような地域資源を使って、多くの人に島を知って、来てもらって交流人口を増やしたいと考えています。
そうすることで、かつての漁業で栄え、島民が自分が住んでる島浦を誇らしく思えたように、たくさんの人に来てもらうことで島の自信を少しでも取り戻せればと思っています。
また、今回のクラウドファンディングでは、お金を募るだけでなく、島浦島の名前を広めたいと思っています。宮崎にこういう島があることを周りの人に話していただければ嬉しいです。
また、島外にいる島浦出身者や島浦に縁のある方たちが日ごろ遠くに感じる島浦に思いを馳せる機会になればと願っています。
お返しについて
島でとれた新鮮な魚やそれを加工した水産加工品など素晴らしい漁場を持つ島だからこその特産品をお返しに選びました。
また、実際に島に来ていただくリターンも用意しました。
皆様の暖かいご支援、どうぞよろしくお願い致します!!
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