戦国時代の貴重な遺構の残る、地元・宍道町の金山要害山を地域活性のための資源として活用するため、山道の整備や周知のための活動資金を集めたいと考えています。地域に誇れる場所とし次世代に繋げていけるものにしていきたいと考えています。

プロジェクト本文

地域の歴史的遺産を、住民たちの元気の素に変えるプロジェクト

             

宍道湖の南岸に位置する宍道町。JR山陰本線から枝分かれするJR木次線はこの町を起点にしています。その木次線の南宍道駅を降りてスグのところにあるのが金山要害山です。

 

500年前ほど前、戦国武将・宍道氏の居城があったこの山を、私たち金山要害山保存会は平成27年の発足以来、コツコツと整備し、イベントなどを通じたPR活動をボランティアで行ってきましたが、東西400m、南北450mに及ぶ18万平方メートルの広大な山地はまだまだ整備が必要な場所がたくさん残っています。

 

安心して頂上へ登ってもらえるよう、登山道の手すりや階段を整備したり、歴史的遺構の魅力を解説する案内板などの設置をし、より多くの方にこの山城の魅力に触れていただき、また、それによって地域住民が誇れる場所にしたいと思っています。   

 

金山要害山とその周辺の案内図。武将イラストは子どもたちと作りました

 

子どもたちの名前を、この山に刻んで未来へ残したい

 

プロジェクト成果物として登山道の整備などがありますが、メインとなるのは城跡施設の案内板です。山頂にある宍道湖を見晴らす「天狗成」や、この地域には珍しい「桝型虎口」などを案内する看板に、松江の<武者行列>チラシなどで馴染み深い、切り絵イラストレーター・岡田真由子さんと子どもたちが合作した戦国武将たちのイラストを、子どもたちの名前入りで散りばめます。

 

今回のプロジェクトでは、この山城で当時の武将やその家族が、どのように暮らしたのかをイメージできるような新たな絵柄を追加する予定です。子どもたちが大人になった時、またこの山に足を運び、故郷への思いをはせてくれると良いなあと思っています。

 

完成した案内板のお披露目。取材を受けて戸惑う子どもたち

 

戦国時代の暮らしを伝える、48の「成り(曲輪)」を甦らせたい          

 

金山要害山には48もの「成り(曲輪:くるわ)」があったと言われています。その中でも、名前の付いた大きな成りは12箇所確認されており、平成27年からスタートした活動で、これまでに頂上にある3つの成りを整備しました。残りの成りはいまだ、樹木や竹林で立ち入ることもできない状況です。

 

整備が終わった山頂に登ってもらうと、宍道湖や島根半島、出雲空港から離発着する飛行機を望む景色を楽しんでいただくことができますが、それだけでなく、城主が暮らし政務をつかさどった「御居出成」や、来客をもてなした施設があった「来待成」や、攻めてきた敵軍を迎え撃つための「桝形虎口」「大堀切」「土橋」など、戦うための工夫を凝らした独特な場所も、しっかりと整備し、訪れた人々がより、戦国時代へ想いをはせてもらえるようにできればと思っています。

 

縄張りを示したこの案内板にも、子どもたちの武将イラストが!

 

金山要害山が、人をつなぎ、世代をつなぎ、地域をつなぐ

 

私たちの暮らす地域では、各自治会ごとに子ども会や老人会、青年部の活動が行われているものの、一堂に会して集うことがあまりありません。近隣地域との交流や、遠方の方々との交流機会については、更に少ないというのが現状です。

 

今回のプロジェクト実施にあたって、山の整備や案内板作成ワークショップ、<要害山祭り>、<のろし上げ>などのイベントを地域の皆で計画・準備し、参加してもらうことでより活発な地域のつながりをづくれると確信しています。

 

また、地域のつながりが太く強くなることで、地域外への魅力発信や、観光客誘致など、より多くの人たちが私たちの地域に訪れる機会を増やすことにもなるでしょう。私たちの地域の魅力を高めることは、存続を危ぶまれるJR木次線の応援にもなると思っています。

 

これまでの活動に関わってきた金山要害山保存会のメンバー

             

あなたの名入りの戦国のぼりを、この地域ではためかせてください!

             

今回のプロジェクトのお礼の品も、地域の皆で一生懸命考えました。宍道氏ゆかりの金山要害山をモチーフにした、このプロジェクトでしか出来ないお礼です。

 

そのひとつが、あなたの名前を入れさせていただく戦国のぼり。一年を通して地域で行われる様々なイベントの会場や、金山要害山での<のろし上げ>などで立てさせていただきます。のぼりのデザインは、今回のプロジェクトにあわせて新しくデザインします。

 

そしてキーホルダーは、宍道氏の家紋をあしらい、ひとつひとつ名前を手彫りして作ります。

 

歴史好きの方には、尼子と毛利の闘いの狭間に生きた武将・宍道氏の研究本をご用意しました。地元の郷土史研究者がまとめた、他では手に入りにくい歴史資料です。

 

金山要害山をもっと知ってもらい、そしていつか一緒に登れる日を夢見ながら、支援者ひとりひとりとの絆を大切に、このプロジェクトを進めていきたいと思っています。どうか、応援をよろしくお願いします!

 

毎年恒例の<要害山祭り>の会場にも、のぼりをはためかせます

 

今年は間に合いませんが、来年の<おろし上げ>イベントでものぼりを立てたい!

             

プロジェクトの今後の予定


まずは秋のイベントに向けて、金山要害山の草刈りと登山道の整備を随時実施していきたいと思います。

 

●7月2日に開催予定の<のろし上げ>イベントでは、本プロジェクトへの支援を呼びかける活動も実施します。当日は佐々布要害山のふもとと、金山要害山の山頂で“のろし”を上げるデモンストレーションを行い、戦国時代の通信手段を再現しますので、よろしかったら現地へも足をお運びください!

●10月29日の<要害山祭り>では、返礼品の塗り絵キットでご応募いただいた方の作品を会場で展示します。優秀作品は、今回新たに作成する案内板などに採用させていただきます。案内板の完成は平成30年1月頃の予定です。

●またその頃までに、歴史本を上下巻セットでお送りさせていただけると思います。

 

今後の活動情報は金山要害山保存会のFaceBookページでも随時、お知らせしていきます。

https://www.facebook.com/kanayama.y.h

 

 

支援の使途内訳

 

集まった支援金は以下の目的に活用させていただく予定です。

◎樹木伐採費用:8万円

◎手すり階段設置費用:4万円

◎看板制作費:15万円

◎パンフレット制作費:3万円

◎返礼品作成諸費用:10万円 など