宮崎イチの観光地青島の津波避難ビル9箇所にオレンジフラッグを掲げたい!!
僕たちは、海が好きです。
海に囲まれたこの日本という島国で、美しい自然と共に生きていくことを望んでいます。
サーフィンやマリンアクティビティを楽しんだり、海の音を聴きながらヨガをしたり、
大好きな人たちの集う海辺の街で、大切なあの人とサンセットを眺めたり。
けれど、自然は時に恐ろしく強大であることも、僕たちは知っています。
3.11の東日本大震災で経験した大津波。
今後30年以内に70%以上の確率で発生するといわれている、南海トラフ巨大地震。
その時、一人でも多くの人の命が助かるために。
海を深く愛する人たちが集う、ここ宮崎の青島という場所で
誰もが目で見て瞬時に理解することができる
新しい津波防災の合図「オレンジフラッグ」を島中に設置したいと思っています。
今回のこのプロジェクトの目標は
「青島の津波避難ビル9箇所にオレンジフラッグを掲げること」です。
オレンジフラッグを見たら津波が来たぞという合図
海にいるときは、地震の揺れがわかりにくく、また波や風の音で防災放送が聞き取りづらいため、津波に気づくことが難しいと多くのサーファーへのヒアリングでわかりました。そこで僕たちは、視認性が高く「危険」を意味する”オレンジ”色の旗で、海辺や沖に出ている人に避難を促す「オレンジフラッグ」を広める津波防災の普及啓発プロジェクト#beORANGEに賛同し、宮崎県内で広めることを決めました。
<オレンジフラッグの意味>
1)陸でオレンジフラッグを振る人が見えたら「津波が来たぞ、早く上がれ」
2)高台や津波避難ビルにオレンジフラッグが掲げられているのが見えたら「ここが安全だ早く登れ」
津波防災のプロジェクト #beORANGE
津波防災の普及啓発プロジェクト#beORANGE(ハッシュビーオレンジ)は、「赤信号は止まれ」と誰もがわかるのと同じように、「オレンジフラッグは津波が来た」の合図だと浸透させていくことを目指した活動です。
2016年から開始したこのプロジェクトは、一般社団法人防災ガールと日本財団が主催となり、高知・愛知・静岡で広まり始めました。「オレンジフラッグ」は、地域の人々の協力や全国の日本サーフィン連盟支部やライフセービング協会の協力もあり、全国73市町村に165本設置され、少しずつ広まりつつある日本発・世界初の防災の合図です。
既存の防災対策では受け止めきれない課題を解決し、自分たちが自分たちと大切な人や町を守るための「海と共に生きる」ことをコンセプトとした民間主導の啓発活動でもあります!
宮崎に住む僕たちができる事
こんにちは、「#beORANGE宮崎実行委員」代表の竹田卓生です。
宮崎は生まれ育った土地だからこそ守りたい場所であり、たくさんの人に愛され続ける場所であってほしいと思っています。サーフィンの聖地として国内外から人気もあり、観光地としても有名な馬ヶ背、日南の海岸線など最高に綺麗な海があります。
この場所が失われることなくずっとあり続けて欲しい。
暮らす人、訪れるすべての人が笑顔で安心していられる場所であり続けてほしい。
そう想い、このプロジェクトを立ち上げました!
なぜ宮崎県内でも「青島」なのか
青島は年間約80万人が訪れる宮崎有数の観光地で、青島の浜辺には、オシャレなショップやフードコーナーが集まった「AOSHIMA BEACH PARK」や、アクティビティができる「SURFCITY」、リゾートホテルなどが建ち並ぶ若者にも人気のスポットです。
しかし、これから海シーズンを迎えるこの場所で津波の可能性が出たとき、戸惑う人もきっと多くいるのが現状です。観光で初めて訪れる人がそのエリアの津波避難ビルが分からないのは当然のこと。
ですが、津波も待ってはくれません。
「緊急時に、一目で避難場所だとわかるものがあれば、迷いなく避難場所に向かえる人を一人でも増やせるのに..」というもやもやとした想いがありました。
海と共に生きる僕たちだからこその津波防災を
そんな想いから僕たちが皆さんの力を借りて実現させたいのは、
8月30日から 9月5日の防災週間で、青島にある「津波避難ビル9箇所」が海辺にいる人でもわかるよう、オレンジフラッグを設置し、多くの人に知ってもらう機会をつくることです!
そうすることで、
①地元の方が改めて津波避難ビルを確認することができる
②初めて訪れる方にも津波避難ビルに気づいてもらうことができる
この二つを実現させ、緊急時に避難する先をわかりやすく示すことで、青島でオレンジフラッグを普及させ、認知を広めていきたいです!!
僕たちはオレンジフラッグの設置や普及について自治体とも協力して進めています。しかしいつ来るかわからない津波。できるだけ早い対策が必要です。そこで、僕たちだからこそできるスピード感でこのオレンジフラッグを広めていきたいと考えています。
支援金の使い道と内訳
それぞれ金額で設定するのではなく、調達金額が多いほどいただいた支援の分だけ青島にオレンジフラッグを設置することができるようにしています。
オレンジフラッグ購入資金ーー60%
輸送料・保管料ーー5%
リターン品・送料ーー15%
FAAVO手数料ーー20%
また、ある程度設置ができる見込みが立った後、オレンジフラッグの設置場所や海の状況などがわかるアプリの開発などにその資金を活用したいとも考えています。
二度と津波で悲しむ人を生まないためにも
海と共に生きる未来を一緒に作っていきませんか?
ここ宮崎からムーブメントを起こしましょう!!!