20,000円の支援コースは、きゅうりハウス見学&収穫体験を予定していますが、遠方で参加できないという方には、代わりに収穫したものをお送りします!
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今、伝統野菜や希少品種と呼ばれるきゅうりがどんどんなくなっています。
私たちは耕作放棄地を活用してそれらの希少なきゅうりを受け継ぎ、最高においしいきゅうりを作ってみなさんに届けます!
はじめまして! きゅうり農家の猪俣太一といいます。
私たちは宮崎県児湯郡新富町の若手農家3人からなるチームです。
私と伊藤は現役のきゅうり農家、川添はこれからきゅうり栽培を始める新規就農者です!
右:猪俣太一(いのまた たいち)です。
独立して5年目。一番年下ですが、このチームのリーダーです!
中:伊藤英治(いとう えいじ)です。
同じく独立して5年目! うまいきゅうりづくりには自信あり!
左:川添圭路(かわそえ けいじ)です。
元教員。祖父母の遺した畑を守りたい!と今年新規就農しました。
私たちがふだん仕事で作っているきゅうりを含め、いま全国に流通しているきゅうりのほとんどは、高い技術で品種改良を重ねた結果、「たくさん収穫しやすいもの」「見た目が整っているもの」になっています。
一方、日本には古来より伝わる在来種や、珍しい品種もあるのですが、それらはわずかな農家さんで作られているだけで、流通量もどんどん減っています。
作っても売れない。売れないからもっと作らなくなる。
そうこうしているうちに、農家さんの高齢化も進んでいます。
このままでは、本当においしいといわれる希少なきゅうりはなくなってしまいます!
例えば、こんなきゅうりがあります。
身の半分が文字通り白い「半白きゅうり」。
皮が薄くて硬いことから、漬物にするととてもおいしいといわれています!
これは、極太の「加賀太きゅうり」です。
文字通り、石川県で生まれたとされる伝統的なきゅうりで、果肉が厚くやわらかいのが特徴。焼いたり煮たりして食べるとウマいそう!
私たち3人はこうしたきゅうりのこと、そしてどんどん減っていっているということを知り、きゅうりの国内最大生産地・宮崎県できゅうり農家を営む自分たちが、こんな希少なきゅうりを受け継いでいかなくては!と思うようになりました。
私たちは、希少な品種を受け継ぎ、最高にウマいきゅうりを作ります!!
そしてそれを耕作放棄地で行うことで、生まれ育った故郷の農地を少しでも守りたいと思います。
[やること]
新富町に希少なきゅうりを育てる場「しんとみきゅうりラボ」を開設
■土地
新富町内の荒れてしまった耕作放棄地をお借りします。
(私たち3人の仕事場からちょうど10分以内のところにあります)
■栽培
露地栽培・年二期
(①定植:9月上旬 / 収穫:10月上旬〜12月上旬、②定植:4月上旬 / 収穫:5月上旬〜6月)
■品種
主にメロンきゅうり、レモンきゅうり、半白、加賀太、大和三尺など在来種4〜6種類
■苗数
300〜400本(予定)
■人員
3人で作業を分担しあいます。3人のチームだからできる技です!
■販路
県内外の小売店・飲食店を想定しています。
耕作放棄地を再利用!!
「しんとみきゅうりラボ」の予定地は、町の大動脈である国道沿いにあるのですが、耕作が放棄されていて景観を損なっており、農業のまち・新富町のイメージには決してふさわしくありません。生まれ故郷のこの風景を、なんとかしたいです!
ここを私たちが希少なきゅうりを育てる場に使うことで、少しでも農業のまちらしい景観を取り戻すことにつながればと考えています。
また、希少なきゅうりの栽培で得た生育データなどはウェブで公開し、栽培を志す次の世代が活用できるようにしたいと思います。生産が軌道に乗れば、「しんとみきゅうりラボ」で国内外から研修生を受け入れることも不可能ではありません。
[きゅうり農家同士のつながりも作ります!]
同じ作物を作っている農家同士は、これまで横でつながる機会はなかなかありませんでした。私たち3人のチャレンジがきっかけに、農家が横でつながって共同栽培や研究をすることで経験や技術を共有するやり方が広まれば、みんなでもっともっとお客様に喜んでもらえるものを作れると信じています。
※これは新富町の農家さんに声をかけて8月初旬に開催した懇親会です。みんなとっても喜んでくださいました!農家同士は、もっと横でつながっていけると思います!
[おすすめのお返し品] 10,000円のご支援をいただいた場合
45年の歴史を持つ「キムラ漬物」さんの大人気ぬか床!
新富町で45年にわたり米ぬか発酵製法でおいしいたくあんを製造されている「キムラ漬物」さんの熟成ぬか漬けキットをご用意しました!地元だけではなく、県外から来られたお客様にも大好評です。きゅうり収穫体験や在来種きゅうりの食べくらべセット、新鮮な新富町産トマト&ピーマンの詰め合わせ(2キロ)もお届けする、充実の内容担っています。
最後に
きゅうり生産量日本一の県の農家だからこそ、きゅうりのことをもっと知ってほしいし、希少なきゅうりをなくならせたくありません。晴れて最高にウマいきゅうりができあがった暁には、みなさんと楽しく味わえる機会も作りたいと思います。
みなさんのご支援をよろしくお願いいたします!
■資金の使い道
・栽培に必要な資材(種など)の調達費
・栽培環境の整備費
・返礼品の準備金
■実現スケジュール
・8月:栽培環境の整備、資材の調達
・9月~:栽培
・11月~:収穫