年間1トンのゴミが美味しい魚に蘇る!?エコプロジェクトで宮崎漁業を元気にしたい!山と海をつなぐAgri Fish Project始動☆


焼酎蒸留後の「焼酎粕」をエコ利用した「ほろ酔いカンパチ」

 

はじめまして。宮崎県北の延岡市でアグリフィッシュのプロデューサーをしております森徹夫と申します。

 

 私の地元の北浦町はカンパチやハマチなどの海面養殖が盛んな街です。私たちは、高千穂酒蔵と協力をして、本来廃棄される栄養たっぷりの焼酎粕をカンパチに給餌し、色艶もよく臭みのない「ほろ酔いカンパチ」の育成に成功しました。

 

「ほろ酔いカンパチ」は、延岡市のふるさと納税の返礼品に採用されたほか、県北のプライベートブランドのひとつに選ばれ県の内外から好評をいただいております。

 

農業や林業と協力しながら、全国に自慢できる農林水産物を作りたいと東奔西走の日々を送っています! 

 

年間1トンのゴミが、実は栄養の宝箱だった!


 

牡蠣殻やふじつぼは、漁師さんを悩ます水産廃棄物です。延岡だけでも年間1トン超ものゴミが出ていることをご存知ですか?

 

これまではただ単に捨てられていましたが、最近、このゴミだと思っていたものが宝の山ということが分かってきました。

 

牡蠣殻やふじつぼには果物を甘く育てるのに必要なカルシウムやリン酸がふんだんに含まれています。

 

これまでは漁で使う網を破る厄介者として漁師を困らせていた廃棄物を畑に撒くことで、土壌が豊かになり、作物が元気に育ちます。宮崎のマンゴーや桃の糖度が上がっている実証も出ました。今回はワインが有名な宮崎で、葡萄畑に牡蠣殻を入れてみることにいたしました!

 

山・海・平地の恵を一つも無駄にしない、「アグリフィッシュプロジェクト」始動!


 

その牡蠣殻で育った葡萄でワインを作り、その搾り粕を鯛に給餌して育てると、鯛の身がほんのり赤くなり、美味しそうなお刺身ができるはず。そうだ、その鯛を「紫吹(しぶき)」と名付けよう!と考えました。

 

 餌の原料もあるルートから安く仕入れ、生産者にも仲買にも消費者にもメリットのある魚にしたいと思っております。

そしてこれからも「アグリフィッシュプロジェクト」として、農業と漁業が協力して、環境にも優しく、宮崎から全国に発信できる新商品を開発していきたいと考えています。

 

環境にも食べ物にも人にも「優しい」、本来破棄されていたものが生まれ変わって「楽しい」、生産者や仲卸、消費者みんなにしっかり利益が循環し「嬉しい」、そして単純に「美味しい」。そんな好循環を目指します。

 

台風にも赤潮にも勝てる漁業の環境整備が急務

 

北浦町にも高齢化や後継者不足の問題は容赦なく迫ってきています。最盛期は90件程の養殖業者が今では16業者ほどに激減しており、県に認められる水産ブランドを作り、台風が来ても赤潮が来ても魚を安心して育てられる環境整備が急務です。

 

今回皆さまからいただいた支援金は、『紫吹』をはじめとした水産ブランドの餌代、東京などの市場調査、商品開発などの資金として大切に使わせていただきます。

 

皆様の温かいご支援ご協力をよろしくお願いたします。

 

 

  

 

支援金の使いみち

ワイン鯛の餌(特別な製法で作っていただきます)、オリジナルタオル、オリジナルシール、オリジナル幟、福岡、大阪、東京等への市場調査、試食会。プロジェクト手数料。

 

実行スケジュール

2~4月、ほろ酔いカンパチ発送

2月、アグリフィッシュオリジナルノベルティー(タオル、シール)発送。

2~4月、アグリフィッシュ(ほろ酔いカンパチ、ワイン鯛の試食会。

2~4月、プレミアムステイ北浦(クルージング、宿泊、試食、特製タオル)

ほろ酔いカンパチは場合によっては年内(12月末)発送いたします。

 

お問い合わせ先

ほろ酔いカンパチプロデューサー 森徹夫(もりてつお)

電話:09033464019

メール:moritetsupcx@yahoo.co.jp