卒業する子どもたちを熱気球に搭乗させ、大空から母校や町並みを眺めて欲しい!
~おやじ達から卒業生へのメッセージ~
みなさん、はじめまして。私は高鍋東小学校「おやじの会」会長の井上聰(さとし)と申します。今回は子ども達とおやじ達の共通の夢を叶えるため、そしてその夢を継続していくためにクラウドファンディングに挑戦します。
その夢とはズバリ「気球」。小学校を卒業する6年生たちに、卒業記念のプレゼントとして熱気球に搭乗させたいと考えています。
東小おやじの会は、もっと学校運営への父親の「積極的な参加を呼び掛けたい」「子どもたちの心に一生残るような体験を企画実施したい」「父親同士の交流の場を作りたい」そんな思いから2014年に産声をあげ、現在30名ほどで活動をしております。
親睦会(飲み会)では、焼酎を片手に「とてつもなくでっかいキャンプファイヤーをやろう!」、「無人島で1週間サバイバルキャンプやろう!」など、学校主導では到底できない、「自分たちにしかできない何かを子どもたちのためにやろう!」などといつも熱く語っています(笑)。
▼おやじの会・会長の井上聰です。
アイデアは突然降ってきた!
そんな中、ある日の親睦会(やはり飲み会)で、会員の泥谷さんが、なにげなく「宮崎大学の気球部が大学の支援プロジェクトの一環で小学校向けに熱気球の搭乗体験をやるらしいよ~。」と一言つぶやきました。
次の瞬間「それいいわ~!」と全会一致。
しかし、話を進めると、県内の募集校の中から抽選で4校のみ実施、体験人数も60名ほど。抽選は気合でなんとかするとして、高鍋東小は児童数600人以上いるし。‥‥どうする?う~ん。
▼熱気球のアイデアをくれた泥谷さん
とりあえず、どんどん動きながら考える!
考えた末、六年生の卒業記念にしよう!!六年生も100名程いるけどなんとかなるだろう!(楽観)そうして搭乗体験誘致に向けた活動がはじまりました。
動き出したら早いのが我らおやじ達。まずは、連帯感を強めるためにおやじの会のTシャツを作りました。しかも、まだ来てくれるかかどうかも分からない宮崎大学の熱気球をプリントして・・・・・。(このTシャツは、のちに搭乗体験で来てくれた宮大生にとても喜ばれました)
想いが通じた!
そして抽選の結果、私たちの熱意が通じたのか高鍋東小が選ばれ、はじめての熱気球体験搭乗が実現したのです。
小学校に熱気球がやってきた~!
校庭に響く子供たちの歓喜と興奮の声。
そして2015年11月23日の搭乗体験当日、朝焼けと共にグラウンドに響くバーナーの豪音、そして膨らむ熱気球は想像以上に圧巻です。子どもたちは早く乗りたいと目を輝かせて待ちわびています。
準備が終わり、最初に校長先生と数名の児童の乗ったバスケットが浮き上がった時、一斉に会場から歓声と拍手が!児童たちは、「海が見えます!」「校舎が小さくみえます!」と大はしゃぎ!下りてきてからも興奮おさまらずといった感じです。そして次々に児童、先生、保護者、地域のみなさんが搭乗体験を行い、気づくと全員が搭乗し、会場が笑顔に包まれた第1回の搭乗体験は無事に終了しました。
それから一年後の2016年は、すでに実施した学校での実施は難しいと言われながらも、申し込み当日の申し込みクリック合戦を制して奇跡的に2回目の実施!
あの時の子どもたちの笑顔がわすれられない!
しかし、突然の悲しい知らせが・・・。
今年もやるぞ!と期待していた熱気球搭乗体験。
大学からの発表は、「2017年度、今年のチャレンジプログラムは実施致しません」‥‥「えっ!?やってくれないの?」
どうしよう。新6年生は熱気球の搭乗体験を楽しみにしている・・・。
だけど、おやじ達はアキラメナイ。
燃えてきたぜ~!絶対に卒業生を全員空に上げてやる!
どうやって実現するか?
有料の搭乗体験は可能なそうなので、残る課題は資金集めです。
でも、どうやって??世のおやじ達のお小遣は、決して潤沢とは言えません。足りない分は、搭乗体験料を徴収?地元の企業に協賛をお願いする?
決めた!クラウドファンディングがあるじゃないか!
全国のおやじの力を借りよう。
自分たちの力だけでは出来ないのなら、皆さんの力をお借りしよう。
今まで多くのテレビ局やラジオ番組が、おもしろいと取り上げてくれた。おやじの会っぽい「トンガリ感」を忘れず持続可能な実施案を模索していく中で辿り着いたのは、クラウドファンディングへのチャレンジ。このおやじ達の想いに賛同してくれる協力者を募ろうと挑戦します!
まだ生まれたてのおやじの会ですが、今後10年、20年と活動を継続していく中で、おやじ達のチャレンジが、地域づくりや社会貢献の一助を担えればと思っています。どうぞご協力をお願いいたします。
もちろん、おやじ以外の方もお願いしますW
おやじ達が伝えたいメッセージ。
人生に無駄なんてないんだよ。
いつからだって、何歳からだって挑戦できる。
それを君たち卒業生に証明したいんだ。
昨今、どの地域でも問題になっていますが、時代とともに地域のつながりや保護者同士のつながりは希薄になってきていると感じています。そして、そのしわ寄せが子どもたちの経験・体験不足という形であらわれ、大人になった時のいわゆる生きる力のなさにつながっていくのではないかと思われます。
そのような中で、おやじの会として「卒業」という学校生活のメーンイベントをいつまでも記憶に残るものにすると同時に、熱気球に乗って自分たちの学校や町並みを普段経験することのない視点から俯瞰することで、自分たちが暮らす地域へ目を向けてもらうきっかけにしてもらいたいのです。
将来壁にぶち当たった時に思い出して欲しい。
チャレンジすることを恐れなければ、熱気球から見たような景色に出会える。
第一回、第二回の搭乗体験の日の子どもたちの笑顔、興奮する姿が今でも忘れられません。また、搭乗前におこなわれる宮大生による熱気球の飛ぶ原理・風に着眼した授業では多くのことを学ぶことができます。あの日の体験が、間違いなく子どもたちの今後の人生をより豊かにするような体験になったと確信をしています。
母校を、自分の住む町を、実際に上空から改めて見ることで、私達は母校愛・郷土愛の醸成にもつながると思っています。ですから、この熱気球プロジェクトをこれからも高鍋東小の伝統イベントとして、なんとしても存続・成長させていきたいと考えています。
そして、子供たちを空へ案内してくれるのは、宮崎大学気球部の学生さん達。
〈宮崎大学とのコラボレーション〉
宮大チャレンジプログラムとは、将来、社会でリーダーとして活躍する宮大生の企画する力や実施する力を高めるために大学が全面的にバックアップしているプログラムで、多くの学生がこのプログラムを利用してさまざまな地域貢献や社会貢献をおこなっています。そして宮崎大学気球部は子どもたちに熱気球の飛ぶ原理の実験や授業を通じて空を飛ぶことの楽しさを伝えています。
● 支援金の使いみち
<内訳>
□熱気球飛行に対する費用
□リターン準備費用(配送料含む)
□FAAVO手数料
● 実行スケジュール
10月13日 クラウドファンディング開始
11月15日 クラウドファンディング終了
11月23日 熱気球搭乗体験【限定100名】
(予備日:12月3日)
6:40 高鍋東小学校体育館集合
7:00~7:30 熱気球授業
7:45~9:30 搭乗体験
9:30~9:40 終わりの会
12月上旬 リターン品の発送を開始
● お返し品について
ご寄附いただきましたお礼としまして、ささやかですが金額に応じてお返し品をご用意しております。
★オススメ品★
◆熱気球Ver.おやじの会オリジナルTシャツ&トートバック
ロゴマークは、在校生の父でもある高鍋町在住のデザイナー古川氏(strool design)によるオリジナルとなります。シンプルですが、存在感のあるアイテムに仕上がりました。
◆まんぷくギフトセット
「高鍋デザインプロジェクト」の事業の中で誕生した商品です。デザインは高鍋町の蚊口浜に産卵のため上陸する「アカウミガメ」と舞鶴城址の「鶴」からヒントを得たものです。おやつからおつまみまで広くお楽しみ頂けます。
◆高鍋餃子商品券10,000円分
高鍋町は県下でも餃子の町として有名です。その中でも老舗である「高鍋餃子」の商品券をご用意しました。遠方の方もご利用可能ですので、是非ご検討下さい。
● お問い合わせ先
【団体名】高鍋東小学校おやじの会
【代表者】井上 聰
【連絡先】090-5546-2564