◆ごあいさつ

 皆さん、こんにちは!「藤の花プロジェクト実行委員会」です。

 このプロジェクトでは、広く市民に親しまれ倉敷市の市花であるフジに焦点をあてた様々な取り組みを行っています。

 

 市花ということもあって、倉敷市内の幼稚園や保育園、小中学校、公園など100カ所以上に藤棚が設置され、子どもの頃から非常に身近な存在となっています。 

 その中でも、阿智神社には倉敷市を代表するシンボルの一つとなっている「阿知の藤」があります。

 

 

 しかしながら、

 今、この「阿知の藤」がピンチを迎えています。

 

 

 かつては、ゴールデンウィークの時期になると、藤棚全面に淡紅色の花を咲かせ、趣深い姿を見せてくれていましたが、最近は老木のためか花数が減少し、一時は蔓が腐る等枯死寸前に陥るほど樹勢が衰えた時期もありました。

 

 様々な治療を試み回復の兆候が見られた時もありましたが、樹勢は右肩下がりで、堂々とした姿には程遠く元気のない状態が続いています。

 

 そこで、「阿知の藤」を再生すべく、何かお手伝いができないかと思い、取り組みをスタートさせました。

 

  ▶「藤の花プロジェクト」の詳細については、ホームページをご覧ください。

   http://kurashiki-fuji.jp/

 

▲12月6日にはFMくらしきへ坂本副委員長、原委員らが出演して「藤の花プロジェクト」の紹介と「阿知の藤」再生支援活動への協力を呼び掛けてきました。

◆「阿知の藤」のご紹介

 倉敷美観地区の北にある鶴形山公園の阿智神社境内にある「阿知の藤」は、樹齢500年ともいわれ岡山県天然記念物にも指定されています。

 

 幹回りが約1.5m、根元周囲は約2.2mもあり、アケボノフジと呼ばれる品種のフジとしては、日本国内最古かつ最大といわれています。

◆市花フジにちなんだイベントも開催

▲「阿知の藤」の下で行われている「藤まつり」の様子と「初代くらしき藤娘」

 

 倉敷市内では、市花フジにちなんだイベントが開催されています。

 

 花が咲く毎年5月には、「阿知の藤」がある阿智神社で「藤まつり」、倉敷美観地区では「ハートランド倉敷」が開催され、多くの観光客や市民で賑わっています。

 

 「ハートランド倉敷」にはフジにちなんだ「くらしき藤娘」が登場し、倉敷川で行う川舟流しなどイベントに彩りを添えます。また「大山名人杯倉敷藤花戦」は毎年、フジが市花であることを全国に発信しています。

 

 イベントに関連した新たな取り組みとして、藤の花をイメージしたオリジナル曲の制作も進めています。くらしき作陽大学の矢内直行教授へ作曲を依頼し、「ハートランド倉敷」や「大山名人杯倉敷藤花戦」など市内のイベントにおいて、大学生が演奏を披露できる場を提案していく予定です。

◆「阿知の藤」再生に向けて

 昨年、一昨年と樹木医に診察してもらった結果、樹勢の衰えは、無数の蔓が互いに絡んで締め付け合い、養分が行き渡っていないことが原因と判明しました。

 

 老衰した「阿知の藤」を再生させるために岡山県、倉敷市、阿智神社が連携して、3年計画で樹木医の指導による治療や藤蔓の腐朽部位の除去、藤棚の改修といった保護対策が計画されています。

 

 私たちも生命力に溢れ満開に咲く「阿知の藤」を守り伝えるために、子ども達と一緒に再生へ向けた活動に取り組み、少しでも樹勢回復のお役に立ちたいと考えています。

◆次世代のため「阿知の藤」を後世に残したい!

 市花を代表するにふさわしい「阿知の藤」が、かつての美しく力強い姿を取り戻すことによって、倉敷市の発展を担う次世代の子ども達に、フジの魅力を知ってもらうとともに、郷土への愛着を深めるきっかけにしてもらいたいと思っています。


藤の花プロジェクト実行委員会メンバーをご紹介します

▲藤木委員長(倉敷商工会議所副会頭、丸五ゴム工業㈱代表取締役社長)

 藤の花プロジェクト実行委員会の委員長の藤木です。私の名前と共通するものがあるだけに、プロジェクトへ寄せる思いには特別なものがあります。倉敷を代表するフジの再生に、皆様のご協力をお願いいたします。

 

▲坂本副委員長(倉敷商工会議所企画特別委員会参与、㈱倉敷ケーブルテレビ顧問)

 私のまちづくりの信条は「二流の都会づくりをやめて、一流の田舎町をつくること」。倉敷の町並みは戦後の混乱期から町家を大切に保存し、東京の物真似をせずに地域に誇りをもって一流の町並み(田舎町)を残してきました。今、私たちは樹齢500年、日本一長寿のアケボノフジを守るために「阿知の藤再生」に取り組んでいます。是非ご協力をお願いします。

 


▲原委員(倉敷商工会議所企画特別委員会参事、奨農土地㈱常務取締役)

 幼少の頃の私にとっては、咲いてて当たり前の存在だった「阿知の藤」。

 なんとか回復してほしい、その思いだけです。
 藤の花の色は「ムラサキ色」が多いけど、この阿知の藤は「ピンク色」。また昔みたいにピンク色に染まる藤棚を見たいです。

 そのためにも私はやりますよ~! 

◆リターン品紹介

▼藤蔓を使用した商品

 10月23日に倉敷芸術科学大学を訪れ、貴重な授業の時間をお借りして原委員から「藤の花プロジェクト」の趣旨と依頼内容を説明しました。

 

 芸術学部デザイン芸術学科の学生たちからは、様々な角度から鋭い質問を多数いただき、原委員も困るほど学生のやる気を感じた説明会となりました。

 

 現在は、この中の学生6名が日ごろの勉強で培った想像力をフルに活用して、「藤の花」のブランディングや藤蔓を使用した商品、マスキングテープといった様々なフジにちなんだ商品、ロゴマークのデザインや今後の展開を考えてくれています。

 

 今後は、12月19日にプレゼンテーションを行った後、2月中旬までにデザインを完成させ、商品化に向けて進んでいきます。随時、レポートで進捗状況を報告しますので、皆さん、楽しみにお待ちください!!

▲原委員が倉敷芸術科学大学の学生へ「藤の花プロジェクト」について説明

 

▼フジがデザインされた限定マスキングテープ「mt」【1種類】

 学生からどのようなデザインが生まれてくるか、心惹かれるデザインへ出合えることを心待ちにしたいと思っています。

 全国のみならず世界にも多くのファンがいる超人気ブランドのマスキングテープ「mt」、個数が限られているため入手困難となるのは間違いなし!

 

▼倉敷国際ホテル「レストラン ウイステリア」で「藤棚ペアーランチ」のチケット

 レストランの名前にもなっているフジをイメージして作られた「藤棚ペアーランチ」。

 完成したばかりの「藤棚ペアーランチ」を「レストラン ウイステリア」へお伺いして撮影と試食をさせていただきました。

 

 こだわりの食材と絵画的な彩りで見た目も味もフジを感じ、楽しんでもらえる最高のランチが出来上がっています。王野シェフと内藤パティシエを中心としたプロジェクトメンバーが知恵と工夫を凝らした自慢の「藤棚ペアーランチ」。その確かな味を心豊かなおもてなしとともにご堪能ください。 

▲こちらが完成したばかりの「藤棚ペアーランチ」

 

▲フジがデザインされたお皿とティーカップ

 

▲「藤棚ペアーランチ」メニュー

 

▲「藤棚ペアーランチ」を作った王野シェフ(左)と内藤パティシエ(右)

 

▼マスキングテープ「mt」を製造しているカモ井加工紙の「mt factory tour」工場見学のパスチケット【限定:ペア5組10名様】

 マスキングテープブームの火付け役である「mt」を生み出したカモ井加工紙が、年に一度、期間限定で開催している「mt factory tour」工場見学会。

 

 毎回、応募殺到のため抽選となるほど大人気の「mt factory tour」ですが、確実に参加できるプレミアムパスチケットを限定でペア5組10名様分ご用意できました。「mt」が出来上がるまでの様子や歴史といった「mt」の世界観を満喫できる大人気ツアーとなっています!

 

※開催期間は平成30年3月下旬~4月上旬が予定されています。こちらのパスチケットは、開催までに間に合うよう他の返礼品とは別便で3月中旬を目途にご郵送します。

 

▼芳名板へお名前を掲載

 「阿知の藤」が見える場所へ芳名板を設け、あなたのお名前が刻まれ半永久的に残ることになります。樹勢が回復した「阿知の藤」と合わせて芳名板もご覧になってください。


◆支援金の使いみち

 ・「阿知の藤」再生、維持費用の一部として:40万円

 ・リターン品・送料など経費       :40万円

 ・手数料                :20万円


◆実行スケジュール

 ・平成29年12月中旬:大学生からリターン品などのデザインについてプレゼン

             テーション

 ・平成30年 1月  :藤蔓の剪定

 ・平成30年 2月中旬:最終調整を行いデザイン完成

 ・平成30年 3月  :地元小中学生、大学生によるワークショップで藤蔓を使用

             した作品の製作

 ・平成30年 4月中旬:リターン品の郵送

            ※「mt factory tour」工場見学のパスチケットは、開催に

              間に合うよう3月中旬を目途に郵送します。


◆お問い合わせ先

「藤の花プロジェクト実行委員会」事務局(倉敷商工会議所内 担当:舩橋)

 住 所:〒710-8585

     倉敷市白楽町249-5

 TEL:086-424-2111

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