四万十の魅力を世界のワインと食卓へ!

日本の清流四万十川、素晴らしい天然の鮎。その価値を取り戻すため、また未来にこの素晴らしい風景をつなげるため、川の香りを詰め込んだローカルの未来を創る世界に通用する名物の開発をします!

四万十川天然鮎、その魅力を今一度皆さんにお届けしたい!


 

起案者の道の駅「よって西土佐」の駅長、林大介と申します。

 

私は清流四万十と寄り添いながらその恵みである稀有な天然鮎、その魅力を皆様にお届けして参りました。「よって西土佐」は2016年にOPENした四万十川中流域の道の駅で、国内でも唯一の鮎市場を備え、日々町の皆様、ご来訪頂ける観光客の皆様に町の魅力をお届けさせて頂いております。

 

おかげさまで鮎市場も道の駅に溶け込み、皆様にご愛顧を頂いておりますが、この町の皆が、鮎を大切に、川を大切に生きてきた証と考えております。

 

私自身も今まで数えきれない鮎の塩焼きを皆様に振舞わせて頂き、笑顔・有難うの言葉を頂いて参りました。有難い限りでございます。

 

鮎は四万十川そのものでもあり私たちの誇りであり、その魅力を皆様に新たに、また改めてお届けしたい。

 

そう考え、この度素晴らしい四万十川・鮎の未来のために、ご縁を頂いた世界を知るプロの方々と共に、プロジェクトを始動させて頂きました。

地元の恵みと愛情、都会のプロの情熱、手を取り合って地元の課題解決を!

 

 

美しい山・川が育む四万十の自然。

 

天然の「四万十鮎」はその象徴であり、四万十の味、そのものです。

 

しかしながら現在、漁師の減少、鮎の減少、四万十川・天然鮎を取り巻く課題は年々深刻になってきております。地元の課題は日本の課題。

 

私たちは、世界がこれだけ近くなった今、視野を広げる必要があります。

 

これら課題に対して沢山の方のご協力を頂く中で、地産地消も十分に意識し地域ならではの食文化を尊重した上で、「洋」のアプローチを取り入れ、世界に繋がりうる挑戦を進めようと地元の意欲も高まって参りました。

 

未来のために、未来を担う地元の若者がワクワクする、そして、応援して下さる大切な人間関係を大切に、持続可能な一年を通じてお楽しみ頂ける新たな名物をと相成り、世界でも楽しまれているワインに合う「鮎のコンフィ」を四万十の天然鮎で創ることに挑戦致します

 

四万十の鮎も、ワインも、世界のローカルが育む自然と人間の協働の恵み

 

▲このプロジェクト開始までの流れを動画にまとめました!ぜひご覧ください!

 

コンフィは、食材の風味を良くし保存性を高めるフランス料理の調理法であり、食材保存する世界でも最も古い方法のひとつで、類似の調理法も欧米や中東で見られるものです。

 

「鮎のコンフィ」はフランスの産地、もちろん高級店でも親しまれる料理であり、現地ではワインと共に楽しまれています。

 

ワインは6次化商品のお手本

ワインは国内でも近年非常に親しまれるお酒の一つとなっていますが、もともとは葡萄づくりから始まり醸造する、その土地の風土と地元の造り手のストーリーが合わさったものであり、世界のローカルの産品であり、世界で最も成功している6次化産業の手本と言えるものでもあります。

 

地元産の素材にこだわる

四万十天然鮎のコンフィも、鮎はもちろんのこと、全てにおいて地元の風土と造り手を大切にと、塩は四万十の山塩、ハーブも四万十で生産を、と、ものづくりにおいて試行錯誤、試作に試作を重ねて参りました。

 

世界のローカルとコラボレーション

レシピは、フランス現地で研鑽をつまれた東京赤坂のCROSS TOKYOの増山総料理長にご協力を頂き、オリーブオイルも各地のもので試作を重ね、鮎の豊かな風味を包み込んでくれるスペインのものに辿りつきました。これもスペインのローカルでオリーブづくりから大切に作られている生産者のオリーブオイルになります。

 

料理と合うワインを世界中から探しました

合わせてお楽しみ頂くワインは、ソムリエでワイン料理研究家の大橋みちこ氏とワインインポーターのモトックスの方々と、味わい・風土の合いそうな世界中のワインから厳選。フランスのロワール川流域の自然派のドメーヌのワイン「プイィ・フュメ」を選ばせて頂きました。ロワール川に面した葡萄畑は四万十同様に霧に覆われることもある美しい景色で、白い花や桃を想わせる香りでミネラル感も豊富、非常にクリアな味わいですが、肉厚さも感じられるワインです。四万十の鮎の香りとの交差はお互いの香りをより豊かに膨らませてくれる絶妙なマリアージュとなっております。

 

是非、四万十川の天然鮎とロワール川の自然が詰め込まれたワイン。川と川の風土が重なるマリアージュをお楽しみ頂き、四万十川の味わいを感じて頂ければと思います。

 

今回の四万十天然鮎のコンフィの試作を重ねる中で、国境を越えて共通する地元の風景・産品を大切にする想いに触れ、非常に多くの学びがあり、私たち四万十の人間も改めて地元の恵み・造り手の魅力、老若男女を問わず再認識させて頂くことが出来ました。今後は、この四万十天然鮎のコンフィの調理法を地元にしっかり根付かせ、また四万十の食材を使ったコンフィづくりを進めて参りたいと思います。

 

世界のローカル「高知」の魅力を伝えたい

日本の、高知の田舎ではございますが、私たちの鮎も世界のワインも、同じ「世界のローカル」の魅力であり味わい。自然とそこに住まう人の協働の産物が世界の色々なところでまた重なり、進化をしていければと考えております。


3月には東京にて、四万十天然鮎のコンフィのお披露目を。四万十の恵みを一緒にお楽しみ頂けるパーティーを開催


 

私たちのこの「四万十天然鮎のコンフィ」づくりは、2017年の夏の鮎からスタート致しました。皆様も鮎は夏のモノ、塩焼きで、とお考えの方がほとんどかもしれません。私たち自身もそのように考えておりました。

 

鮎は一年魚であり、2017年のものは2017年の、2018年には2018年の、その時々の川の味・香りを届けてくれるものです。広い世界の中でも四万十川の天然鮎のその年の味を感じて頂けるのは、いま、このページを御覧頂いている皆様です。

 

私たちのこのチャレンジはまだまだ始まったところでございますが、地元の皆も驚き、四万十川の天然鮎の新しい可能性を感じております。

 

是非ご賛同を頂いた皆様に一足早く、一緒に味わって頂き、ご感想・ご意見を頂戴しながら四万十の魅力に触れて頂ければと、3月22日(木)の夜に、東京赤坂のCROSSTOKYOで人気の「グルマン&ワインノムリエの会」にて、鮎のコンフィはもちろん美味しい食材をシェフのお料理に、世界のワインとのペアリングでお楽しみ頂けるパーティーを開催させて頂きます。

 

ぜひ今夏には四万十西土佐にお越しください!本場の鮎、本格バーベキュー、世界のワインを揃え、お待ちしております。

 

今年の鮎漁の解禁される7月には、四万十西土佐にて、本場の鮎漁の見学、とれ立ての天然鮎もお楽しみ頂けるパーティーを開催させて頂きます。天然鮎はコンフィに、またもちろん塩焼きも。四万十の幸を揃えたバーベキューと、世界中のワインをご用意し、清流四万十川の自然の恵みを思う存分にお楽しみ頂ければと考えております。

 

私たちも初めての試みではございますが、四万十天然鮎のコンフィからご縁を頂く皆様に、四万十を心から楽しんで頂ける今までに無い時間を、御協力頂く皆様と最高のおもてなしでご用意させて頂ければと考えております。

 

夏の四万十川は、美しい緑あふれる森に川遊び、カヌーなどのアクティビティや満天の星空まで、本当に素晴らしい自然に包まれております。

 

ぜひご来訪を頂き、ご一緒に四万十の魅力と世界のワインで、楽しい時間を持たせて頂き、私たちのチャレンジにお力を頂ければ幸いでございます。

 

 

皆様、最後まで御覧頂き、誠に有難うございました。ぜひご支援のほど、何卒よろしくお願い致します!!

 

四万十天然鮎の新たな可能性、四万十川の新たな魅力づくりに、皆様の温かいご協力を頂ければ幸いです!