● 西日本豪雨被災地の保育所・避難所に本を贈りたい!
皆様、はじめまして。鈴木英士と申します。
この度、私は、被災地の復興支援と被災地の方に少しでも元気になって頂くために、被災地に本を贈るプロジェクトを行います。
私は、「学生と地域を繋ぐ」というコンセプトの元、広島県東広島市で「OluOlucafe」というカフェを運営しています。
この度の西日本豪雨災害では、広島県でも各地で土砂崩れや川の氾濫が相次ぎ、大きな被害が出ました。豪雨から1ヶ月以上経った今でも多くの方々がその影響を受けております。私の運営するカフェ付近の道路でも崖崩れが発生し、車の通行が出来ない時期がありました。今現在でも東広島市と広島市内を繋ぐ大動脈のJRは不通が続いております。
● やりたいこと
広島生まれ、広島育ちである私は、この状況を重く受け止め、カフェの常連である大学生と共にボランティアとして現地での作業も数回行いました。また、現地に行く以外での支援の方法が何かないかと模索していました。そんなタイミングで、豪雨被害を受けた各地で、水に浸かった本の被害が出ていたり、元気を届けるための本が求められているということを知りました。
・保育所
広島県三原市本郷にある「本郷ひまわり保育所」では、校舎が浸水し、建物は大きく被害を受けました。
同保育所に通っていた120人の子どもたちは、校舎が復旧されるまで近隣の保育所へ分散して通わざる得ない状況で、早くとも来年までその状況は続くとのことです。
そのため近隣の保育所は普段以上の園児が通っており、子どもたちのための絵本も充分でない状態です。
また、本郷ひまわり保育所に置いてあった絵本も全て水に浸かる被害を受けており、たとえ保育所が復旧したとしても、絵本が無くなっている状態です。
子どもたちに、いつも通りの保育所生活を送ってもらうため、本の寄贈で手助けをしたいと思います。寄贈する本については、頂いた支援金内で保育所の皆様と一緒に銘柄を選びます。子どもたちへ本を届けた際には、可能な限りその様子もレポートしたいと考えています。
・避難所
さらに広島県の各地には、未だに避難所が開設されています。避難所生活では日常の生活物資は十分に支援されている状態ですが、行動が制限されており、TVやラジオやインターネットなどを家にいる時と同じようにはできないため、娯楽も制限されている状態です。そんな避難所の皆様に少しでも元気になって頂くために、本を贈りたいと思います。もちろん、こちらも事前に被災者の皆様の要望をお聞きして、ニーズにあった本を贈ります。本は、呉市災害対策本部を通して、「安浦まちづくりセンター」「天応まちづくりセンター」の2箇所の避難所に寄贈させて頂くことになっています。
本を寄贈予定の2018年12月時点で避難所が閉鎖されている場合には、被災者の方の仮設住宅とともに「集会所」も建設されるので、そこへの寄贈や仮設住宅の被災者の皆様への寄贈など、呉市様と協議して被災された方のために活用致します。
※国土地理院 HP「平成30年7月豪雨に関する情報」より引用
呉市被災地域
安浦まちづくりセンター
天応まちづくりセンター
● 支援金の使いみち
皆様からの支援金は、FAAVO利用手数料や本の運送費等の必要経費を除いた全額を本の購入に当てます。
購入先についても、インターネット通販等ではなく、広島県内の書店で購入します。浸水被害で本が駄目になってしまった書店や、道路が不通で営業が出来ない書店などがあったとお聞きました。今回、広島の書店で本を購入することにより、少しでも地域経済が元気になることを願っています。
浸水被害を受けた広島県内の書店
● リターンについて
今回の企画の趣旨により、リターンは全コースで、「メールでのお礼のメッセージと活動報告」とさせて頂いております。
5,000円以上のご支援を頂いた方には、ご支援者様のお名前入りで本を寄贈させて頂きます。お名前が入る本はこちらで選定させて頂きますので、その点はご了承ください。お名前入れをご希望されない場合は、支援時にその旨をご記載ください。
● 最後に
今回の豪雨災害では本当に大きな被害が出ました。
直接被害を受けていない私がこのような企画を行うことは、差し出がましいことかもしれませんが、ふるさとのために何かをやりたいという気持ちで動き始めました。このような気持ちをお持ちの方は全国に大勢いらっしゃると思います。
現地に行けない皆様に代わって、皆様の"思い"を被災した方々にお届けします。
ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。