福岡県糸島市の「前原(まえばる)商店街」を舞台にした「ベンチ」プロジェクト。みんなのデザイン案を元に、地元の木工作家さんが作り、商店街に並べます。地元の間伐材を使い、「もり」と「まち」を繋げて、地域活性化とコミュニティ作りを目指します!

プロジェクト本文

みんなが描いた絵を元に、地元の木工作家さんが作る「ベンチ」が、商店街に並びます!地域の「もり」と「まち」をつなぎ、新しいコミュニティを生み出す、ベンチプロジェクトのスタートです!

 

 


1.ご挨拶


こんにちは。初めまして。


数あるクラウドファンディングの中から、当プロジェクトをご覧くださって、まことにありがとうございます。


私は、野北智之(のぎたともゆき)と申しまして、福岡県糸島市で、妻の佳奈と一緒に、ゲストハウス「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」を運営しております。

 

また、有志とともに、地元の商店街を楽しむ活動「前原(まえばる)もっと楽しもうプロジェクト」の代表もさせて頂いております。

 

↑写真:前原もっと楽しもうプロジェクト代表:野北智之(右)と佳奈(左) 


 

ちなみに、ゲストハウスとは素泊まりの宿のことで、基本的に、宿内で飲食やエンターテイメントなどのサービスを囲い込みませんので、必然的に、「まち」にある商店や飲食店さんとの結びつきが強くなります。


今回は、その「まち」の活性化を、地元の「もり」の木材を活用して行うプロジェクトです。

地域に、経済の循環を生み出す第一歩となりますので、ぜひご興味を持って頂けると幸いです。


まずはプロジェクトの舞台となる、前原(まえばる)商店街についてお話しさせてください。


2.商店街にベンチを置こう!


■前原(まえばる)商店街について


福岡市のお隣に、人口10万人の糸島市があります。その中心部に、江戸時代の宿場町を起源とする、前原商店街があります。

かつては糸島中から買い物客が訪れ、年末の大売り出しの時期には、人と人がすれ違えないほど、通りに人が溢れかえった、糸島随一の商店街でした。


↑写真:昭和40年頃の大安売りの様子(引用元:糸島新聞社さん)


ところが、2000年代に入り、郊外型のショッピングモールが近くに出来始めた頃から、客足が遠のき、現在では人もまばらな状態になってしまいました。


↑写真:現在の商店街の様子


それは仕方ない話ではありますが、商店街には昔からの常連の方もいらっしゃいます。

また、江戸時代から続く、300年以上の歴史と文化の蓄積がありますので、その雰囲気が好きで、近年では商店街にお店を出したり、オフィスを構えたりする若い方も増えてきています。


↑記事:新規開業でにぎわう兆しの前原商店街(記事提供:糸島新聞社さん)



地元の新聞・糸島新聞の記事では、この2年間で、空き店舗をうまく活用した「13店舗」もの新規出店があったと書かれています。

飲食店を始め、雑貨屋、カフェ、オフィスなどが新たに生まれました。

 

多くのオーナーは移住者で、真面目にコツコツと、自分がやりたいことを思いっきり表現しておられます。

前原商店街は、面白い人たちが徐々に集まってきて、「新しい魅力」を見せつつある段階です。


■「ベンチ」のアイディアのきっかけは、韓国・釜山(プサン)


前原商店街は、私たちの宿から徒歩圏内で、大好きな場所ですから、何か貢献できないかなと常日頃から思っていました。


ある日、韓国からの常連のお客様のお誘いで、私たちが韓国・釜山(プサン)で「糸島のお話」をする運びとなり、飛行機で韓国へ向かいました。


↑写真:釜山での講演の様子(赤いTシャツを着た、糸島映画祭代表・福島良治さんのトーク)

 

↑写真:釜山での講演の様子(左側は野北智之、右側は通訳を務めるイベント主催者のリンさん)


講演も無事終わり、釜山の街を観光していると、とてもびっくりする出来事に遭遇しました。

 

 

なんと、「アートによる、地域の活性化やコミュニティの再生」が大規模に行われていたのです。


韓国は世界最高レベルの予算を使い、アートプロジェクトに長年取り組んでおり、実際に大きな成果を上げていました。


↑写真:韓国・釜山「甘川(カムチョン)文化村」、集落全体がアート!


糸島に帰った私たちは、「創造性によって地域を活性化する」釜山での体験を共有すべく、前原商店街のお屋敷レストラン「古材の森」にて、釜山の報告会と、「商店街の未来」について考える簡単なワークショップを開催しました。


↑写真:釜山報告会&商店街の未来について考える会


・前原商店街のこじんまりした雰囲気が好き

・伝統的な街並みが生かせてなくて残念


など、様々な意見がありましたが、私たちが注目したのは「商店街にベンチが足りない」という声でした。


商店街は回遊して買い周りが出来るのが一番の魅力なのに、途中で腰を休める場所が少ないのが、私たちも以前から気になっていました。


↑写真:ベンチが足りない商店街の様子


特に高齢者が多くなった今の時代においては、休む場所が少ないのは問題ですよね?


■世界中でまちかどベンチが大ブーム!?


またベンチを置くと、そこに人がしばらく留まるようになり、友人や知人と偶然出会い、会話が始まる機会が増えます。


まちかどに会話が生まれると、人と人のつながりが自然と広がります。

 

そして、新たにコミュニティが出来たり、治安が良くなったりして、人々の暮らしの質が向上すると言われています。


びっくりする話ですが、実はニューヨークや、デンマークのコペンハーゲンといった大都市でも、「まちなかにベンチを置くプロジェクト」が、コミュニティ作りの重要プロジェクトとして位置付けられ、膨大な量のベンチが、まちなかに置かれ始めています。(参照:「マイパブリックとグランドレベル」田中元子著)


ニューヨークではなんと、「2000台のベンチ」をまちなかに置く予定だとか!!

 (参照HP:NYC CityBench Map) 

 


これは間違いない!


前原商店街にも多くのベンチが必要です!!

 

 

ベンチをきっかけに、人と人の会話や出会いを作り、商店街に新しいコミュニティを生み出したい!!

 

ちなみに日本では、コミュニティ作りのために、まちなかにベンチを置く計画は、まだ立ち上がっていないようなので、もしかすると、私たちのプロジェクトが「日本初」かもしれません。


■ベンチには糸島の間伐材を使おう。


では、商店街にはどんなベンチがふさわしいでしょうか?


例えば、ホームセンターで安い輸入木材を買ってきてもいいのですが、

今回は、理由があって、地元・糸島の「間伐材(かんばつざい)」を使おうと考えました。


3.間伐(かんばつ)について


間伐とは、過密になった「もり」の木々を、間引くことです。

そして、その際に伐採された木を「間伐材」と言います。


■森の健康につながる間伐


かつては、建材などに使うため、杉やヒノキなどを植えた、人工の「もり」が日本各地にたくさんあり、頻繁に間伐が行われていました。


「もり」が過密になると、地表に日光が当たりません。

すると、樹木はしっかりと根を張れず、うまく育ちません。


↑イラスト:森の現状と間伐の効果について(画:みやたちひろさん)


建材としても、良い品質にはなりませんし、根がしっかり張れないと、大雨の際に簡単に倒れ、土砂災害につながります。


■災害防止につながる間伐


近年は林業家の高齢化や、海外からの安い輸入木材などの影響で、間伐がほとんど行われなくなりました。


記憶に新しいですが、つい先日西日本を襲った「平成30年7月豪雨」では、大規模な土砂崩れや河川の氾濫が起き、多くの集落が浸水するなど、多大な被害をもたらしました。


このような豪雨災害の被害を大きくする一因として、間伐不足など、「もり」の手入れが出来ない状況があると言われています。


間伐を行わなくなったのは、糸島はもちろん、日本全国でも同様なので、大雨が降った際の山間部や、下流の河川流域は災害のリスクがとても高くなっています。




■世代を超えた贈り物


植えた木が実際に建材として使われるには、40〜50年以上の途方もない年月が必要です。

 

 

つまり、今、日本の「もり」にある木々は、前の世代の方々が、将来私たちが使えるようにと植えてくれた「私たちへの贈り物」です。


現在、その贈り物は誰にも受け取られないばかりか、災害という形になって、私たちの生活すら脅かしています。


非常に残念な気持ちになります。


材を使う道筋が立って、「もり」に手入れさえ施せば、素晴らしい贈り物として、また復活するはずなのに・・・



ところで、もともと、木材は主にどこで使われていたでしょうか?


それは「まち」です。


家や人が密集する場所でこそ、建材として、木材は最も多く使われてきました。

建材として使えない小さな木は、薪や炭などの燃料として、余すことなく活用されてきました。


前原商店街には、築100年を超える立派な建物が残っていますが、建築に使った木材は、車のない時代の輸送の手間を考えると、おそらく地元・糸島か、その近郊の「もり」の木々を使ったはずです。


地域内で経済が循環し、「まち」と「もり」はお互いに助け合っていたのです。


■「まち」のベンチに、「もり」の間伐材を!


『よし、「まち」と「もり」をもう一度つなごう!』


再び間伐を施し、災害を減らして、未来の世代へ素晴らしい「贈り物」を引き継いでいこう!

 

 


そんな想いで、まずは、まずは、小さなことから・・・


「まち」に置くベンチに、「もり」の間伐材を使おう!と思い立ちました。

 

↑イラスト:地域のもりとまちを繋ぐベンチ(画:みやたちひろさん)

 

なお、間伐材に関しては、糸島の森の一部を管理しておられる、「NPO法人いとなみ」さんのご協力を得て、無償でご提供して頂くことになりました。

 

ありがとうございます!

 

 

 

↑写真:「皮むき間伐」というやり方を用いた、間伐材の管理方法。子供でも参加できるのが特徴的。(写真提供元:NPO法人いとなみさん)

 



4.ベンチの形のデザイン案を大募集


今回は、ベンチの形のデザイン案を広く一般に募集します。

 

 

ベンチを置いて、商店街の活性化につなげるだけでなく、間伐に関する情報を、広く一般の方々に知ってもらいたいと考えたからです。


・商店街にベンチが置かれて、利用するご年配の方が喜んでいる。

・商店街に買い物に来た人が、パンを買って、ベンチに座って食べていたら、偶然、友人が通りかかって、そのまま世間話に花を咲かせる。


自分がデザインしたベンチが、そんな素敵な使われ方をすると思うと、デザインした人も嬉しいですよね?



■糸島の木工作家さんたちがベンチを製作!


広く一般にデザイン募集したベンチは、糸島の木工作家さんたちに、特別に製作して頂きます。


糸島は「クラフトのまち」と呼ばれるほど、多くのクラフト作家さんがお住まいになっています。

木工に陶芸、革、ガラス、布、アクセサリーなど多岐に渡ります。

その数は100組を超えるそうです!


木工作家さんだけでも約15人ほどいらっしゃいます。


今回は、糸島の木工作家さんたちに、ベンチ製作のご協力をお願いしております。

木工のプロとして、また糸島に住む者として、間伐材の問題や木材の地産地消に、とても強い関心を持っておられるので、このプロジェクトに共感して頂きました。


本当にありがとうございます。


なお、デザイン案は木工のプロの方も応募が可能です。

その場合はご自身で製作まで行って頂く予定です。


糸島の中心にある前原商店街に、ご自身の作品をぜひお飾りください!


私たちの計画では、計「6つ」のベンチをまちなかに置く予定です。


そして、今回のクラウドファンディングは、主にベンチの製作費用を確保する目的で行います。



5.プロジェクトは糸島の商店街には留まらない!


今回のプロジェクトは、糸島の商店街だけには留まらない話だと考えています。


なぜなら、客足が減った商店街は全国にたくさんありますし、「まち」と「もり」の関係を失って、地域から経済の循環がなくなったり、土砂災害の危険性が高まったりしている地域もたくさんあるからです。


決して、このプロジェクトは、糸島の木材を全国で使ってもらおうという発想ではありません。

各地にある「もり」の資源を、それぞれの「まち」で活用して欲しいと思っています。


日本の国土の約7割が森林です。

木は身近なところに必ず存在します。


地域の木材を、地域で使って、「もり」と「まち」の人がどちらも喜ぶ仕組みを作りたい!


福岡・糸島の私たちのベンチプロジェクトは、全国に、私たちと同じ想いを持つ人たちが増えるきっかけになればと願っています。


6.これまでの活動実績


2018年

1月 有志で「前原もっと楽しもうプロジェクト」結成

    以後、「毎月1日」の清掃活動を含め、商店街を盛り上げるためのイベントを不定期に行う。

 

 ↑写真:毎月1日に商店街のみなさんと行う、清掃活動の様子

 

1月27日:「韓国・釜山〜アートいっぱいの街の報告会〜&前原商店街を考えるワークショップ」@古材の森 開催

3月8日:「糸島農家・寺本さんのネギを味わう『ネギ祭り』」@アジアン居酒屋HiHo 開催

5月23日:「前原路地裏茶会」@旧牧野茶店 開催

6月7、8日:「糸島パクチー農家・大村さんのパクチーを味わう『パクチーナイト』」@アジアン居酒屋HiHo 開催

6月28日:「サッカーW杯・日本ポーランド戦のパブリックビューイング」@アジアン居酒屋HiHo 開催

7月10日:「前原商店街ベンチデザイン案コンテスト」始動


7.資金の使い道


主に糸島の木工作家さんにベンチを作ってもらうための製作費用と、デザイン採用者向けの記念品の購入費用、リターンの準備費などに充てたいと思います。

ベンチは計「6つ」作る予定です。


実現には、みなさんのご協力が必要です。

 

糸島・前原商店街を舞台に、「まち」と「もり」をつなぐ、このプロジェクトを一緒に盛り上げて頂けると幸いです。


ぜひ、商店街ベンチの生みの親になってください。


どうぞ、よろしくお願いします。

 

 

● 実行スケジュール

 
2018年

9月9日:ベンチデザイン案募集期限(※募集は開始済み)

9月10〜23日:デザイン案選考期間

12月末:ベンチ製作期限

 

2019年

1月:商店街のベンチのお披露目

 

● お問い合わせ先

前原もっと楽しもうプロジェクト

代表:野北智之(のぎたともゆき)

 

Mail: maetano.pro@gmail.com

HP: https://maebaru.wixsite.com/maetano

FB: https://www.facebook.com/enjoymaebaru/

 

  • 2018/09/28 15:27

    みなさん、こんにちは!   「前原(まえばる)もっと楽しもうプロジェクト」の野北です。   福岡県糸島市の「もり」と「まち」を、みんながデザインしたベンチが繋ぐ、今回の企画。   お時間あれば、どうぞご一読よろしくお願いします。   ~~~~~~~~~~ ご支援ありがとうご...

  • 2018/09/22 22:13

    =========== <クラウドファンディングは、「9/22(土曜)」まで!ご支援、シェア&拡散お願いします!> ↓【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る! https://faavo.jp/fukuokachuou/project/3081 ====...

  • 2018/09/21 14:23

    =========== <クラウドファンディングは、「9/22(土曜)」まで!ご支援、シェア&拡散お願いします!> ↓【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る! https://faavo.jp/fukuokachuou/project/3081 ====...