①自己紹介
まずは、ひむかオリーブ研究会のみなさんを紹介します。
日向市内の40歳から74歳の16名が、5haの農園で1800本のイタリア産オリーブ4品種(フラントイオ、レッチーノ、ペンドリーノ、タッジャスカ)の栽培に取り組んでいます。
植栽して5年目、試行錯誤しながら収穫までたどり着き、宮崎県初のエクストラバージンオリーブオイルが誕生しました。河野宮崎県知事を表敬訪問し試飲して頂き、高い評価を頂きましたが、まだ道半ばです。
河野宮崎県知事を表敬し、日向市産100%エクストラバージンオリーブオイルの試飲
会員一同研鑽しオリーブの収量アップと普及拡大を目指し、地域活性化を図っています。
②現状
3月から4月はオリーブ樹の剪定と草刈り、また施肥の時期です。除草剤は一切使用しないため、天敵のオリーブアナキリゾウムシを発見するためにも、まめな草刈りが必要です。
5月初旬に入りオリーブ樹に芽花がでてきました。5月中旬には開花し下旬頃には受粉が始まります。6月に幼果が現れ、7月から8月へと果実は成長・肥大して10月に収穫期を迎えます。
日向オリーブ研究会は消費者の目線に立ち、安心・安全なオリーブオイルの提供をめざしていきます。
除草剤を一切使わず、病害虫対策のみに指定農薬を散布する減農薬栽培と、収穫後24時間以内に搾油した高品質(酸度0,1~0,2)のエクストラバージンオリーブオイルの生産を行っていきます。
将来的には収穫後6時間以内で搾油した“究極のオリーブオイル”も作っていきたいと思っています。それを実現する為に「オリーブ搾油機」等の導入が急務です。
剪定後のオリーブ園風景
芽花が出てきたオリーブ樹とオリーブ園
オリーブの花が開花
③課題
導入を目指したいオリーブ搾油機一式
現状の課題
オリーブは収穫するとすぐに酸化が始まります。収穫後早く搾油するほど新鮮で良質なオリーブオイルが抽出されるのです。そのためには地元での搾油が必要です。
国は6次産業化の支援策を打ち出していますが、実績がないと支援できないとのことで、それを待つと4~5年後の導入となります。現在は福岡市の加工センターに委託していますが、収穫作業は午前中しかできず、輸送に5時間を要します。24時間以内での搾油ができないと、最高品質のエクストラバージンオリーブオイル(酸度0,1~0,2)のオリーブオイルの抽出ができない為、搾油機一式を導入してオリーブ生産者の期待に応えたいと考えています。
日向市では4~5年後には10t~15tのオリーブ収穫が可能となってくる予定です。オリーブオイルに換算すると1200ℓ前後。また搾油機を導入することで、オリーブ農家が増え生産拡大に繋がり、数百年に渡り収穫可能な魅力ある新たな次世代農業と合わせた農業振興が実現します。日向市・宮崎県の高付加価値のオリーブオイルのブランド品が生まれ、地域活性化や新たな観光資源に繋がると期待しています。
④支援のお願い
金ヶ浜海岸の眺望スポット
日向市は風光明媚な海岸線が約20キロメートルに渡って連なり 、お倉ヶ浜、金ヶ浜の海岸線はサーフィンのメッカです。その一角にオリーブ園が位置しています。将来的には日向市で3万本のオリーブの植栽を夢見て、新たな次世代農業の振興と合わせたブランド化、地域活性化を図り、地域資源である自然とコラボした観光資源に繋げるように、オリーブ栽培の普及活動も行ってまいります。
その為には日向市独自の栽培マニアルを作成していきます。
● 支援のつかいみち
日向市で収穫したオリーブ果実でつくる、生搾りエクストラバージンオリーブオイルの6次産業化を図るためにオリーブ搾油機、ホッパー、オリーブ濾過機、大型冷蔵庫を購入させていただきます。
【機械設備費用:580万円】
搾油機(60K~80K)280万円、濾過機40万円、
ホッパー60万円、大型冷蔵庫150万円、その他50万円
【建物、電気水道設備工事費:260万円】
既存建物改造費200万円、電気工事費25万円
水道工事費10万円、その他雑費25万円
事業費総額は概算で840万円程度。クラウドファンディングで募集する以外の費用は融資、自己資金を充当して事業を進め、農家さんの期待に応えて地域活性化をめざします。
● 実行スケジュール
7月31日 クラウドファンディング終了
9月 機械購入
10月 収穫体験
12月 返礼品を発送
● お問い合わせ先
溝口 孝
日向市平岩金ヶ浜2131番地の2
TEL 0982-57-1403 ,FAX 0982-57-1426
携帯 090-1514-4632
E-mail:takashi@mb.wainet.ne.jp