男木島で最後になるかもしれない『躍り込み』を盛大に行いたい!
―『躍り込み』とは、男木島で魚が沢山獲れていた頃の港での物語です。
その日大漁だった船は大漁旗を揚げ、積んでいた柄杓や薪を打ち鳴らし「ウォーサライ・ウォーホン」と叫びながら港に戻って来たそうです。
自分の家の船が大漁旗を揚げているのを見つけたお母さんは、畑仕事の鍬や鎌を打ち鳴らしながら、坂道を駆け下り港まで迎えに行ったそうです。
『躍り込み』を知っている漁師さん達も、極わずかになってしまいました。
TEAM男気は、2013年より漁師さん達と関わりその男気に敬意を払い、2013年に3回・2016年には2回、『躍り込み』を自主開催させていただきました。
第1回目から6年が経過した今年、漁師さんたちの年齢も上がり、後継者もいない状況で、今年の『躍り込み』が最後になると判断しました。
みんなの思い出に残る様に、最後の『躍り込み』を盛大に行いたいと思います。
●なぜ、やるのか?
島の漁師さんたちの年齢も上がり、後継者もいない状況で、今回の『躍り込み』が最後になると判断しました。一方、2014年以降男木島には移住家族が増え、この2年間で4人の子供たちが産まれました。
子供達が、これまで島を支えてきた漁師さん達と一緒に『躍り込み』に参加する事により、男木島の男気を心に刻み、これからの男木島を創ってもらいたい。
そう願い、最後の躍り込みを盛大に開催する事にしました。
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●『躍り込み』は、こうやって行う!
男木島の定期船「めおん」11時便が出港した後、沖で待ち受け大漁旗を揚げた漁船9隻がそろって港に入っていきます。
港に入ると2隻ずつ船を結わえて、船に積んでいた柄杓や薪で舟縁を叩きながら「ウォーサライ・ウォーホン」と叫んで躍り込みの開始です。
港の中をゆっくり2回ほど周り、大漁の喜びを鳴り物と共に表現します。TEAM男気メンバーは船先で旗を振ります。
港では島のお母さん方が手を振って船を待ち受けています。
最後に陸に上がり、ステージから観客に餅投げを行います。
▲出港の準備 、気分が自然と高揚してきます。
▲めおんが出港すると港に入っていきます。
▲さあいよいよ躍り込みの始まりです。港に入ると船を2艘結わえます。
▲もち投げの風景(2016)。今回は陸のステージで行います。
● 支援金の使いみち
ペイント船の塗り直しの塗料代・古くなった大漁旗の制作・餅まき用餅の準備・各船の燃料代、プラットフォーム手数料などに充てさせていただきます。
返礼品に3万円・5万円の名前入り旗の付いたコースを選択してくださった方については、お名前を旗(1人1枚)に記載し、私共が責任をもって当日船先で振らせていただきます。(5万円の【踊り込み乗船・旗コース】をお選びいただいた方は、ご自分で振ることも!)
尚『踊り込み』は、TEAM男気の自主イベントです。
● 実行スケジュール
2019年4月28日(日)午前10:40~
男木島フェリー乗り場付近
雨天決行・荒天延期。
男木島までは各自フェリー等の交通機関をご利用の上、お越しくださいますようお願い申し上げます。(踊り込み乗船ご希望の支援コースを選択いただいた方には、別途メールにて予定等をお知らせいたします)
※GW中のため、フェリーが定員に達した場合乗船できない場合がありますので、余裕をもってお越しください。
● お問い合わせ先
TEAM男気gmail : mail.team.ogi@gmail.com