初めまして、株式会社笑福（わらふく）代表取締役の片岡伸哉（かたおかしんや）と申します。様々な職を経て介護を始めたのが約１０年前。始めてすぐに「天職だ！」と感じ介護の仕事にのめり込みました。しかし介護の仕事（特に認知症）を知っていけばいくほど現場での業務が理想とはかけ離れているのを感じ「このままでは介護が嫌いになる。認知症の方に優しい介護がしたい！」その想いから会社を設立し、認知症対応型デイサービス悠楽の運営を開始しました。

http://www.warafuku.co.jp/yuraku/index.html

認知症対応型デイサービス悠楽

看板犬のおかき

やっていく中で認知症の方が地域で長く暮らしていくのにはどうすればいいのか？これを考え同施設の定休日を利用し地域の方が認知症の事を知る場・相談できる場があればと思い「認知症カフェ」を月２回オープンしました。そこには町内会のメンバー・行政・ボランティア・認知症を抱える家族・コーヒーを飲みにだけ来る方・・・。様々な人が集う場所になり、また認知症当事者が働く場所にもなりました。
https://warafuku.wixsite.com/orangecafe

お仕事中

地元情報誌に掲載

そんな活動をしているとこで「こども食堂やったらいいのに」との声を頂き、その勢いのままこども食堂「おかき亭」の開催に至りました。
https://warafuku.wixsite.com/kodomosyokudou

こども食堂の様子

お肉屋さんイベント

手巻き寿司

こども食堂を始めるとより地域での居場所の大切さ、子育ての支援がまだまだ不足している現実を知ることとなりました。そんな中以前より計画していた保育園を昨年９月に開園。益々子育て世代への支援の必要性を感じました。名称：彩葉保育園　０歳３ヶ月～２歳まで　
http://www.warafuku.co.jp/iroha/
彩葉保育園

代表の片岡と園児達

こども食堂開始から１年が過ぎ参加人数が６０名を越えてくるようになり、入れなくなりつつある参加者が「あんまり広がったら入れなくなるのは嫌やな。」と漏らしているのを聞き、そろそろ場所を広げないとなと考えておりました。そんな折、以前認知症対応型デイサービスを利用していた方のご家族から「このお店なんか役立ててくれない？」との申し出がありました。そこは２０年以上地域に愛され営業をしていた元喫茶店です。もちろんその場所はデイサービスでの送迎で幾度も訪れており、「いいお店やなあ」「もったいないなあ」と常に思っていました。そんな場所が地域の場所に生まれ変わったら！こんな経緯でプロジェクトを立ち上げるに至ったのです。

デイサービス・保育園と設立するぐらいなら資金があると思われるかもしれません。しかし、介護も保育も決して利益が出る業態ではありません。そこに「認知症カフェ・こども食堂」の運営は赤字でやっております。そんな状態で新たなチャレンジはどうか・・・。とお考えになる方もおられると思います。しかし全てのタイミングが今しかない！と言っているのです。元喫茶店の物件は場所がいいので出せばスグにでも借り手は見つかるでしょう。その人にこの元喫茶店の想いが伝わるのか？自分たちがやってきた何かを残したくて私に声を掛けてくれたのだと思うんです。だから今動かないといけないんです。いろんな人達が集まり助け合える場所作りに皆さまのお力をお貸し下さい！

【営業内容】

名称：おやこ食堂＆お弁当　喫茶銀座
営業日時（予定）：毎日開催　11：30～20：00
価格：昼食・夕食共に　大人５００円　こども２００円　こどもチケット1セット１０００円
※こどもチケットとは２００円X５枚を販売しそのチケットを店頭に置きます。そのチケット利用すればこどもは無料で食事ができます。
お弁当は店頭販売と配達。どちらも５００円（配達料なし）一人暮らしの高齢者は３００円
1階は食堂、2階はこども達が自由に過ごせるフリースペース（学童保育のようなもの）

1階食堂スペース

2階への階段

2階フリースペース

2階フリースペース