長い歴史を持つ青森ねぶた祭が、コロナウイルス感染防止の為、戦後初の中止なりました。ねぶた制作ができない2020年。それでも絵は描けます。疫病退散を祈り願うため毎日描く百様・百態の鍾馗様!どうか、この取り組みにご賛同いただき、何卒ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

プロジェクト本文

はじめに・ご挨拶

私は青森ねぶた祭の山車「ねぶた」を制作することを生業にしております、『ねぶた師』の竹浪比呂央と申します。

1959年、青森県西津軽郡木造町(現つがる市)に生まれ、1989年に初の大型ねぶたを制作、以後毎年作品を発表しております。

その間、東京ドームをはじめブタペスト、ロサンゼルスなど、国内外での出陣ねぶたも制作いたしました。

ねぶた師は季節労働の要素が大きいため、10年はかかる修行期間にも、定職に就くことが難しく、かつては第一線のねぶた師でも、冬期は出稼ぎに出たということです。この現状を変えるため、ねぶたの創造と研究を目的とする「竹浪比呂央ねぶた研究所」を2010年に設立いたしました。「ねぶた」を「紙と灯りの造形」と捉え、新たな可能性を追求するとともに、後継者育成によるねぶた文化の永続性確保のために日々活動しています。

竹浪比呂央ねぶた研究所

このプロジェクトで実現したいこと

「鍾馗」という病魔退散や学力向上の効力を持つ神の姿を、竹浪比呂央が1日1作毎日インスタグラムで公開、100作描き上げた際には六曲一双の屏風に仕立て『鍾馗百図』として展示公開します。

また、その100枚の絵を竹浪比呂央初の画集としてまとめます。

日本では端午の節句に鍾馗の絵や人形を魔除けとして飾る風習が今も残っております。

また、ねぶた祭の長い歴史の中には、数多くの鍾馗ねぶたが制作されてきました。

ねぶた祭とも縁の深い鍾馗の神通力をもって、世界中の人々を苦しめ、青森ねぶた祭を中止に追いやった新型コロナウイルスの消滅終息を願うと共に、子ども達の健やかな成長・学業成就を祈り、『祭は無くとも、ねぶたの灯は消さない!』との強い気持ち込めた作品を発表します。

星野リゾート青森屋 浮湯ねぶた『鍾馗』竹浪比呂央 作

プロジェクトをやろうと思った理由
  • 毎年8月、250万人を超える観衆を熱狂させる日本の火祭り『青森ねぶた祭』が2020年、戦後史上初の中止となりました。
  • 青森市民にとってねぶた祭は生きる活力であり、ねぶたの無い夏は想像ができません。そして『ねぶた師』と呼ばれる22台の大型ねぶたを制作するプロの作家は突然に作品を制作・発表する場を失いました。

  • 私も長きにわたり大型ねぶたを制作して参りましたが、初のねぶた祭中止という事態を受け、本来であれば制作に向けるはずの熱意をもって何が出来るか思案し、2020年でなければできない創作活動としてこのプロジェクトを立ち上げました。


マルハニチロ侫武多会 『大森彦七と千早姫』手塚茂樹 作      
Photo:STUDIO 2GRAM


これまでの活動
  • 1959年 青森県西津軽郡木造町(現つがる市)生まれ
  • 1989年 大型ねぶた制作デビュー、以後毎年制作
  • 1996年 ハンガリー建国1100年祭出陣ねぶたをブタペストにて制作
  • 1998年 活彩あおもり大祭典 東京ドーム出陣ねぶたを制作
  • 2007年 アメリカ ロサンゼルス二世ウィ-ク出陣ねぶた制作
  • 2009年~京都造形芸術大学「京造ねぶた」制作指導 以後毎年訪問
  • 2010年 竹浪比呂央ねぶた研究所 設立
  • 2012年 第30回NHK東北放送文化賞 受賞
  • 2015年 アメリカ ロサンゼルス二世ウィ-ク出陣ねぶた制作
  • 2017年 ホテル雅叙園東京「和のあかり×百段階段」展示オブジェ制作
  •      アメリカ ロサンゼルス二世ウィ-ク出陣ねぶた制作
  • 2018年 ねぶた大賞受賞(5度目)、最優秀制作者賞受賞(6度目)
  • 2019年 星野リゾート青森屋「青森ねぶたの間」客室内オブジェ制作
  •     真言宗 照法寺(青森市)へ奉納画依頼制作
  •     曹洞宗 全龍寺(つがる市)へ奉納画依頼制作

Photo:STUDIO 2GRAM 


資金の使い道
  • ①鍾馗100作描き上げた後、『鍾馗百図』として六曲一双の屏風に仕立てます。
  • ②100枚の絵を画集にします。


リターンについて

3,000円  竹浪比呂央直筆サイン入りねぶた原画絵葉書1枚

※絵柄は選べませんのでご了承くださいませ


5,000円  ねぶたフェイスパック4種セット1組(種類:アテルイ・赤鬼・岩見重太郎・龍)

【仕様】フェイスパックシート1枚入り

ねぶたの顔になりきり楽しみながらお肌のケアができます。パーティーグッズとしても皆様に楽しんでいただけます。


10,000円  ねぶたTシャツ

※画像はイメージです

※色・柄は選べませんのでご了承くださいませ

※サイズ(オプション):120㎝・140㎝・S・M・L・LL・3Lを明記ください。

 綿100% オリジナルスラブ天竺 

◆商品特性について◆

この商品は一度脱色したのち、その部分に染料を浸み込ませる特殊な技法「抜染」を用いて制作されました。

一つ一つ手作業で染色する為、多少の色のムラの出る場合がございます。抜染特有の自然な風合いとしてお楽しみください。


■30,000円 ねぶたらんぷ 1個  限定50個

※色・柄は選べませんのでご了承くださいませ 

ねぶた制作で伝統的に使用される文様やねぶた師・竹浪比呂央独自のねぶた文様を、シルクスクリーン印刷で施した可愛らしいカタチのインテリア照明です。

ねぶた師・竹浪比呂央とプロダクトデザイナー・みやけかずしげとのコラボレーションにより、ねぶたの精髄をインテリア照明として表現しました。

提灯の職人が一点一点を手作りで、骨組みとなる竹ヒゴに 光を柔らかく透す和紙を貼り仕上げています。

どんなインテリアにも合うソフトな色調と可愛らしいカタチが多くの人に好まれています。

【本体サイズ】φ230 × H320

【ランプシェード】和紙、竹、スチール

【ベース】木

【照明器具本体】E17、25W白熱球、陶器製ソケット、黒色コード、スイッチ、プラグ


50,000 照明器具「KAKERA」1個 限定12個

※色・柄・形状は選べませんのでご了承くださいませ

実際に運行されたねぶたの彩色和紙の希少な端切れ=「ねぶたのかけら」をアップサイクルしたフロアライト

”動” 【本体サイズ】W190×D190×H410

   【灯具】100V 25W スイッチ付き

”ヒバ”【本体サイズ】W250×D124×H347

   【灯具】100V 40W スイッチ付


150,000円 竹浪比呂央 直筆色紙絵画1枚 (額装なし) 限定10個 

※絵柄の指定はお受け出来ません


200,000円 竹浪比呂央制作 ねぶた面「和唐内」1個 限定2個

『国性爺合戦』登場の“和唐内”を歌舞伎への思いを込めて造り上げました。

【サイズ】ねぶた面(縦320㎜×横260㎜×奥行き120㎜)

※電飾は施されていません


実施スケジュール

6月1日~ インスタグラムにて『鍾馗』アップ

9月中旬頃~100作の鍾馗画を六曲一双の屏風に仕立てる

10月下旬頃~100作の鍾馗画を図録として発行

最後に

例年、五月の大型連休から最終的なねぶた制作が本格化します。

約三ヶ月間、朝から深夜までねぶた小屋と呼ばれる巨大な仮設テントでの制作三昧。七月も半ばとなれば面の仕上げです。

流れ落ちる額の汗に真夏を感じながら、御百度を踏むごとく付いたり離れたり。様々な角度から見つめながら祈るような気持ちで筆を進めます。

眉間にしわを寄せ、自らがねぶたと化して作品に向き合います。

そして、このために生かされているのだと実感するのです。

まさにねぶた制作は私にとって生きている証しなのであります。


そのねぶたが今年はありません。ねぶた小屋も建ちません。

けれども私は創作活動を止めたくはありません。

常に発信する側に身を置く作家であり、表現者であり続けたいのです。

ねぶた研究所での自費制作も考えましたが、今は多くのスタッフを集めての密集・密接な制作は叶いません。


ならば絵を描こう。原画を描くのもねぶた制作者としての大きな仕事です。

画室にこもって一人、鍾馗を描く。それを百枚。

百様・百態の鍾馗。

毎日違った表情の鍾馗様が、疫病退散を祈り病魔を睨みつけるのです。

これを2020年ねぶたの中止で夏が消えてなくなった青森に竹浪比呂央の仕事としての痕跡にしたいのです。


苦行百日、鍾馗百図への挑戦。 ご支援よろしく切にお願い申し上げます。

Photo:STUDIO 2GRAM 





本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2020/08/05 19:22

    『百の鍾馗』クラウドファンディングも残すところ2週間程となりました。目標額を上回る多くのご支援を頂戴し、心より厚く御礼申し上げます。インスタグラムにて毎日公開しております『鍾馗百図』も折り返しを過ぎましたが鍾馗様を描く日々は、暫く続いて参ります。引き続きご覧くださいませ。残りの期間もどうぞよろ...

  • 2020/06/09 16:53

    お陰様にて、目標を達成することができました。皆様からのあたたかいご支援に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。4月17日から作図を始め、その下絵を基に5月8日から本画に着手、以来毎日筆を執っております。現在35作目まで来ましたが、まだまだ遠い道程です。最後まで魂を込めて描き上げる...

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