世代を超えて楽しめる空間を米沢市に!

▲With優 代表 白石祥和 こんにちは、NPO法人With優の白石です。わたしたちWith優は、2007年の立ち上げより地域のどんな人も自分らしく生き生きと生きていくことが出来る地域社会を目指して活動しています。 今、米沢市内の空き家を活用して、お年寄りから子供まで、誰もが楽しんで交流できる空間を作るプロジェクトを進めています。学校の先生を退職した方、企業を退職した方、職人や主婦の方、ボランティアグループの方等、様々な方が先生になって、次代を担う子ども達に伝えたいことを伝えることが出来る寺子屋を作ります。 そしてこの寺子屋には、駄菓子屋をつけたいと考えています。 駄菓子屋は昔、地域のあちこちにありましたが、時代の流れと共に私たちの住む米沢市では、そのすべてが姿を消しました。校庭でボールが見えなくなるまで遊び、遊びの合間に小銭をにぎしめ、近くの駄菓子屋で一休み。かつて当たり前にあった風景です。スーパーでする買い物とは違うあたたかさ、駄菓子屋のおばちゃんと何気ない会話をすることも楽しみでした。 駄菓子屋をきっかけにつながる人と人のご縁。その古き良ききっかけを残しつつ、新しい関係値を作っていく場にします。 今回は、FAAVOを通じてこのプロジェクトに共感して下さる方々から空き家改修費の一部を集めさせて頂けたらと考えています。ご支援頂いた方には、お返しの品も用意しました。 このプロジェクトに共感して下さった皆様と一緒に、地域の新しい交流の場を作っていきたいです。どうぞ宜しくお願い致します。

空き家を改修!みんなが寛げる空間を。

今地域には空き家がとても増えています。その空き家を改修して、駄菓子屋を運営、同じスペースにはものづくり教室や学習も出来るスペース・喫茶スペースを作り、現代版の寺子屋を運営します。 ▲実際に活用する空き家 ▲空き家内部 施設内には畳のスペースも作り、どんな人にも寛いでもらえるような場所にします。施設内に昔遊びのコーナーを常設し、メンコやコマ遊び、将棋等がいつでも出来るようなスペースを作って交流が図りやすいようにします。 また、駄菓子屋は近所のおばあちゃん世代の方や当法人のフリースクールに通う生徒や就労を目指して活動している若者が店番を担当する予定です。店番をする中で役割を得て、且つ地域の小学生との交流が出来ることを考えています。

地域の大人と運営を進めます!

▲運営スタッフ 運営スタッフはこれから採用をすすめていきますが、子ども達や若者に寄り添い、一緒に考えて下さる方を積極的に採用します。学校の教員を退職された方や大学生ボランティアを中心に読み・書き・計算等の個別の学習支援、見守り、地域のおばちゃんパワーを生かして地元の郷土料理講座、地元企業に勤務する方等による仕事のやりがい等についての講座、政治家や市役所職員の方から自治体行政や政治についての講座を実施します。 学習だけでなく、ものづくりや地域の歴史、戦争のこと、社会のこと、どんなことでも良いので誰でも先生になり、学び合える寺子屋を駄菓子屋と一緒に運営していきます。駄菓子屋さん付きの現代版寺子屋を作ることで、人との繋がりとそれぞれが自己肯定感をもって生きられる地域を作っていきます。

誰もが自己肯定感を持って生きられる未来を。

私自身、大学を卒業してから何をするのかというよりは、自分を育ててくれた米沢に戻り、そこで生きていきたいと考えていました。社会に出て、様々な職種や学校での勤務を経験、それまで経験しなかった大きな挫折も味わい、そのことで米沢を離れて生活したり、色んな世界を見て、自分を知りたいと海外でボランティアをしたこともありました。 丁度その頃、地元の同級生が自殺、せめて線香をあげようと彼の家を訪ねましたが、そこで我が子の死を受け入れられないお父さんと話をして自分の奥底でスイッチが入ります。そういった経験が今の活動に繋がっています。 立ち上げは地域の方からの寄付5万円でチラシを作成、自転車で市内を7000軒、一軒一軒回って自分の思いを伝え、現団体を立ち上げました。学校に行けない・行かない事を選択した子ども達のもう一つの学校であるフリースクールを中心に、若者の就労・自立支援、そして子ども達や若者が社会と繋がり、寄り添い合えるようにカフェレストランや会員制の居酒屋等も運営しています。いずれも敷居の低い相談窓口でもあり、フリースクールに通う子ども達や、就労を目指す若者のトレーニングの場、自立した後も繋がり続けられる場として機能しています。若者支援の会員制居酒屋は全国でたった一つですが、オープンして2年、会員は2300人を超えました。 ▲フリースクール教室 ▲カフェレストラン ▲若者支援の会員制居酒屋 ここ数年でも、子どもや若者を取り巻く社会は大きく変わっています。現代のニーズに合う新しいものを作ることは大事かもしれません。でも、このプロジェクトはそうではありません。私たち大人が昔、ワクワクしていた場所、自然と地域にあったもの・繋がりを取り戻すプロジェクトです。

空き家の改修工事、スケジュール

2015/3 プロジェクトミーティング、物件探し 2015/4 改修工事 2015/5 駄菓子屋オープン 2015/6 寺子屋部門もオープン

集まった支援の用途とその内訳

改修費用50万円 学習教材購入費2万円 パネル購入費用3万円 改修工事費用 計55万円

子ども達に何を残していきたいですか?

私はワクワクできる街を子ども達に残していきたい。こんな街に住み続けたいと思ってくれる街を作っていきたい。勉強が出来なくても認めてくれる場所があり、認めてくれる大人がいて、打ち込めるものが見つかる街を作っていきたい。経験がない人なんていなくて、それを自分でどう捉えているのか、経験をしていないと感じている若者も語ることで自分を認められる、そんな環境を作っていきたいと考えています。 何より子ども達に求めるのでなく、私たち大人が夢をいつまでも持ち続け、追いかけられるような街で子ども達が育ったなら、きっと素晴らしい街が出来ると思っています。そのために、学校だけでなく多様な学びの出来る場、格差があってもそれを地域でカバーできる場所が必要だと思っている。現代の子どもや若者の多様なニーズ、教育の格差をなくしていくためには、リタイアした元気な大人の力が必ず必要だと考えています。 どんな人にも居場所と役割があり、出番のある社会を作っていくために挑戦したいです。 勉強が出来なくたっていいじゃないか、 学校に行けなくたっていいじゃないか、 生きる道はたくさんある。でも、生き方がわからず苦しんでいる子ども・若者は多くいます。 学校では学べない事も多いのではないでしょうか。誰かが教えてくれることではないかもしれないけど、きっかけがなければ気づかないことだって。 きっかけを作るのは人の繋がり。きっかけが欲しい子ども・若者と地域の大人が出会う場、学び合い、何かを掴んで前に進める場を提供していきます。 ある人は学校の授業についていけない子に算数の勉強を教えてくれる。 ある人は自分の仕事のやりがいについて若者に語ってくれる。 ある人は若者に郷土料理の作り方を教えてくれる。 ある人は戦争の体験について語ってくれる。 ある人は政治について、または税金について授業をしてくれる。 ある人はコマの回し方を教えてくれる。 そして、駄菓子屋には子ども達がお小遣いを握りしめて、今日は何を買おうかと店番をするおばちゃんや若者と会話をしている。 自分が育ててもらったワクワク感を子ども達へ、そして多様な学びと気づきの場を作りたい。 駄菓子屋を一人で運営するのは難しいかもしれません。でも、必要だと少しでも思って下さる方がおりましたら、私たちが代わりに運営しますので協力して下さい。地域の子ども達のために何か出来ることはないか、そう思っている方も多いと思います。出来ることがたくさんあります。あなたの力を貸してください。 すべては地域を担う子ども達のために。

起案者情報

【団体名】特定非営利活動法人With優 【代表者】代表 白石祥和 【HP】http://www.with-yu.net 【facebook】http://on.fb.me/1Fdqv8x
  • 2015/05/25 17:44

    皆さま、いつも本プロジェクトを閲覧・応援いただきまして、どうもありがとうございます。 プロジェクト担当の ホリ です^^ 皆さんに応援いただき、「駄菓子屋 あっあい」も無事オープンすることができました!!! 初日からたくさんの方が足を運んでくださいました^^ どうも...

  • 2015/05/14 20:25

    皆さま、いつも本プロジェクトを閲覧・応援いただきまして、どうもありがとうございます。 プロジェクト担当スタッフの ホリ です。 ついに駄菓子屋のオープン日も明後日に迫り、私たちもWith優で関わる子ども達と一緒に、楽しく準備を進めているところです^^ さて、駄菓子屋オープ...

  • 2015/05/13 19:19

    本プロジェクトにご支援いただきました皆さま、こんにちは。 プロジェクト担当スタッフの ホリ です。 米沢は久しぶりに涼しい日が続いておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか? さて、1点お知らせです。 昨日と本日、With優から皆さまへメールをお送りいたしました。 ...