小国育ちのやまがた地鶏の美味しさを、 みなさんはまだ知らない。

東北を代表する地鶏といえば比内鶏ですが、実はここ近年、注目を集めている地鶏があります。

 

それが「やまがた地鶏」です。

 

赤笹軍鶏(しゃも)と名古屋種の交雑種を父鶏に、プリマスロック種を母鶏に生まれたやまがた地鶏は、まだ開発されてから10年。メジャーブランドへの階段を登っている途中の、地鶏界のニューフェイスといったところの地鶏なんです。

 

その赤味を帯びた肉の特長は、濃いうま味とコクと、ほどよい歯ごたえの絶妙なバランスにあります。だから、噛むほどにうま味とコクが口の中に美味しく広がるのです。たぶん、普段、ブロイラーの鶏肉を食べ慣れている人がやまがた地鶏を食べたら「ああ、鶏肉ってこんなに美味しかったんだ!」とびっくりするんじゃないでしょうか。

 

それもそのはず、一般のブロイラー鶏肉が約60日間で出荷されるのに比べ、やまがた地鶏は120日もかけて丁寧に育てられ、温度管理がしっかりとされた、充分に広いハウスの中で、鶏たちはストレスなくのびのびと育ちます。ていねいに健康に育てられたからこそ、臭みやクセがなく、鶏肉本来のうま味やコクいきた、上品な味わいの肉になるのです。

 

もちろんコラーゲンもたっり、そんなやまがた地鶏ですが、今回私たちが広めたいのが、小国町のやまがた地鶏です。なぜかというと、小国町のやまがた地鶏は、育っている環境が違うという特徴を持っており、育ちの違いが味に出ます。さて、そんな格別なやまがた地鶏が育つ、小国町とはどんなところなのでしょうか。

ふたつの連峰に磨かれた、どこまでも清らかな水で育まれた、小国町のやまがた地鶏。

小国町は朝日連峰と飯豊連峰に抱かれるように広大な森が広がる町です。

なんと町土の9割以上がブナを中心とした広葉樹の森という小国町が誇るものは、清らかな水です。春になって溶け出した大量の雪解け水は、ふたつの連峰に磨かれて、このうえない清らかな水となって、広大な森の、生きとし生けるものすべての命を育みます。

 

小国町のやまがた地鶏は、そんな清らかな水を飲み、その水が育んだ農作物などを餌として育てられていて、臭みやクセのないやまがた地鶏の中でも、小国町育ちの地鶏がとりわけ上品な肉質であるということにはそんな理由があるのです。

 

 

そこで地鶏トリオ立ち上がる!みなさんにこの美味しさをお届けするために!

私たちの夢は、小国町の生産者が共同で使える加工場をつくって、小国育ちのやまがた地鶏の 、その特別な美味しさをいろんな形で皆さまにお届けすることです。

 

現在、小国町には地鶏の本格的な加工場がなく、せっかくの美味しいやまがた地鶏も、思うように商品化できていないのが現状です。日本の多くの中山間部の町と同様に、ここ小国町も過疎化が進んでいます。なんとかしなければなりません。

 

そこで、小国育ちの美味しいやまがた地鶏を米沢牛に並ぶようなブランドにしたいと強く思っています。

そのために本格的な加工場をつくって、さまざまな商品開発をしていけるようにしたい。、それが私たちの願いなのです。

 

そこで立ち上がったのが私たちおじさん3人からなるOGUNI地鶏トリオです。地鶏生産者である佐藤和美(下の写真の右)と横山隆蔵(下の写真の真ん中)。飲食店経営者である成田考治(下の写真の左)の3人が起案人になって、このクラウドファンディングにチャレンジさせていただきました。

以下、三人からのメッセージです。

佐藤和美です。土建業に勤務しながらやまがた地鶏を飼育しています。趣味は、農業でお米を5.5㌶ほど趣味の園芸で生産しています。やまがた地鶏を飼育して10年目になりました。平成30年度の飼育羽数は1,200羽です。おいしいやまがた地鶏を多くの人に食べていただきたいです。加工品にも着手し、ウインナソーセージ、燻製、手羽煮込み、サラダチキン、行者ニンニク入り餃子など商品化していきます。


横山隆蔵です。自然豊かな山の中で民宿奥川入を経営して生活しています。農業でお米を栽培しながらやまがた地鶏を飼育しています。現在250羽を飼育していますが来年は500羽を目標に準備しています。趣味は、農作業と自慢の山菜料理やジビエ料理など作ることです。数年前にやまがた地鶏おぐにのれん会を立ち上げて現在活動していますが秋の自然の恵み感謝祭(11月4日開催)について準備中です。


成田考治です。焼き肉福龍軒を経営しています。10年ほど前よりやまがた地鶏に出会ってから利用方法を考えてきましたが行き着いたのが最近では県内外からのお客さんが足を運んでくれています。おかげさまで毎日ラーメンスープの事が気になって夜も眠れないことがあります。おぐに地鶏フーズを立ち上げたきっかけは、おいしい鶏肉をいろんな人に食べていただきたい。また、いろんな加工品を作って、無駄のない利用方法など解決していきたいと考えています。

 

 

駅弁や、ビールのおつまみも開発したい。出張帰りにおいしいお供に、小国育ちのやまがた地鶏を。

臭みやクセのない小国のやまがた地鶏なら、いろいろな商品開発ができるのではないかと思います。

たとえば、米沢市方面にご出張されたことがある人なら、おわかりだと思いますが、ここら辺で駅弁といえば「牛肉ど真ん中」に代表されるように米沢牛の駅弁がほとんどです。それはそれで、美味しい駅弁なのですが、やっぱりもう少しバリエーションが欲しいと思っています。

 

ヘルシーであっさりと美味しいやまがた地鶏の駅弁があれば、きっと喜ばれるはず。また、出張帰りのビールのお供に、やまがた地鶏の燻製とか。チップ材はサクラとクルミのチップを4:1でミックスして燻します。少し堅めの食感ですが、ビールやお酒のつまみに最適です。ディズニーランドで販売しているスモークターキーレッグの味に似ているとの評判です。

 

また、地鶏トリオのひとりである成田考治が経営する焼肉店「福龍軒」では、小国育ちのやまがた地鶏を使った地鶏ラーメンを出していますが、県外からもお客さんが来る人気メニューになっています。そんなことから手応えも感じています。 その他にも、小国産の行者ニンニクをニラの代わりに使ってやまがた地鶏のむね肉を主に革や軟骨をミックスした、行者ニンニク特有の風味とやまがた地鶏の旨味がおいしい「やまがた地鶏行者ニンニク餃子」や、やまがた地鶏の手羽を醤油ベースの「味どうらく」と料理酒、濃口醤油みりんでゆっくりと時間を掛けて煮込んだ、「やまがた地鶏の煮込み」など、やまがた地鶏を使ったおししい特産品の開発を進めています。

 

 

現在、加工所の建物を確保してあります。こちらに設置する調理器具の購入品の一部をこのクラウドファンディングで賄えればと思っております。

 

 

支援金の使いみち

加工所の調理設備購入費……1,500,000円

 

OGUNI地鶏トリオのおじさんTシャツも返礼品に!

本プロジェクトのリターン品には下記コースを考えています。 小国のやまがた地鶏製品はもちろん、プロジェクトを地域で盛り上げるためにつくったOGUNI地鶏トリオオリジナルTシャツのついたコースもご用意いたします。OGUNI地鶏トリオのおじさん3人が可愛くデザインされたTシャツです。

 


 

実行スケジュール

 加工所の本格稼働は10月頃からを予定。

 

お問い合わせ先

【団体名】合同会社おぐに地鶏フーズ

【代表】代表社員 佐藤和美

【住所】山形県西置賜郡小国町大字小国小坂町439-2

【TEL】0238-87-8820

【FAX】0238-87-8821