船と一緒に最上川に戻り、全国に魅力を発信していきたいです!
船頭として最上川に戻りたい。
山形県最上郡戸沢村古口で最上川舟下りを運営する、最上峡芭蕉ライン観光株式会社で舟下りの船頭をしている三瓶と申します。
最上峡芭蕉ラインは昨年(2017年)12月に「第1回プロが選ぶ水上観光船30選」で東京湾クルーズを抜き1位となった水上観光クルーズ船です。
2018年8月5日、
山形県は今までにない記録的な豪雨に見舞われました。
戸沢村を流れる最上川は内陸部で降った雨が集り、日本海のある酒田方面へと抜けていくという峡谷部です。
8月5日午後5時から、8月6日午前5時。
1日ももたたずして8m70cmの川の水が増水しました。
大雨は毎年経験していますが、今回の豪雨での増水は約12時間という想定外の早さ。
川のプロではありますが対応出来るものではございませんでした。
自然の驚異を身をもって体験する事になりました。
起きてしまったことはどうすることもできません、後ろを振り返っても何も変わらないので、私たち船頭は前を向いて進みます。
みなさんに最上川の舟下りの魅力を体験してもらえるように、全国に最上川の舟下りの魅力を発信できるように復活に挑みます!
ご支援、応援をよろしくお願いいたします。
舟4層と桟橋を失うという甚大な被害。
弊社の舟4艘、「第10芭蕉丸」「第23芭蕉丸」「第31芭蕉丸」「第2もがみ丸」を失いました。
私たち船頭にとっては大切な商売道具。
それに加え、終点にある川の駅くさなぎの頑丈な桟橋が激流に飲み込まれ20キロ以上先まで流されてしまうという甚大な被害を受けました。
「第10芭蕉丸」「第23芭蕉丸」は激流の水圧と山から流れてくる大木の影響で大破。
桟橋は渡りが壊れ桟橋を陸と川を繋ぐ太いワイヤーが切れてしまいました。
秋の紅葉、おしんの舞台にもなった冬の雪景色。
かつての舟下りのコースは下の写真のように素晴らしい景色でした、またこの景色を舟の上から臨場感満載で体感していただけるように環境を戻していきたいと思います。
第1回プロが選ぶ水上観光船30選第1位。
昨年2017年12月に開催されたプロが選ぶ水上観光船30選では東京湾クルーズを抜き、第一回目の第1位となりました。従業員全員が頑張って行こう!と一丸となった矢先でもございました。
対外的にも評価をいただいていたのにも関わらず、舟下りのサービスを提供できないことは大変心苦しいです。
復活し、最高のサービスを提供できるように努めてまいります!
世界三大舟唄の一つ最上川舟唄。
舟の上で聞くと格別に心にしみわたります。
このままでは舟が足りずお客様が最も期待してお越し頂く時期に、船を回すことが出来なくなってしまいます。
全国の皆様の笑顔を見たいその一心で災害に負けず頑張っております。
集まった支援の用途とその内訳
皆様からの支援は、船の購入・修理そして桟橋の修繕工事に使用致します。
復旧・再建の為皆様のお力をお貸しください!
ご支援どうぞよろしくお願い致します。
船頭一同、戸沢藩船番所でお待ちしております。
お問い合わせ先
【団体名】最上峡芭蕉ライン観光株式会社
【代表者】鈴木 富士雄
【担当者】船頭 三瓶
【連絡先】skld.ajiki@gmail.com