市民が中心となってさいたま市合併記念のPR映画をつくる

私の暮らす、さいたま市岩槻は室町時代からの城下町として江戸時代には人形の里として文化の発信を行ってきました。2005年に岩槻市はさいたま市に編入して人口126万人の巨大都市となりました。さいたま市は生活をするにはとても便利な街で毎年一万人の仲間が増えています。 しかし、都内から発信される情報で消費行動をしている人が多い為、新市民の皆さんと旧住民の方々とで交流をしたり地域に愛着を持って接する事や情報を得る機会が極端に少ないのです。そんな中、さいたま市が岩槻市と合併をし10年が過ぎようとしています。 この10年目を記念してさいたま市のご当地映画を市民が中心となって制作するのが本企画です。地元紙の協力で市民の皆さんからシナリオの原案となるアイデアを公募し、出演者も公開オーディションで参加者を募りました。監督や主な出演者、スタッフも地元に縁ある、さいたま市が大好きなメンバーで映画製作に挑みます。 ▲埼玉新聞に取り上げて頂きました!

あらすじ・みどころ・ロケ地

彩香(28)は幼稚園の先生、父コウジ(58)は大工。恋人のささぐ(30)は若手人形職人。ある日コウジは大工仕事で屋根から落ちて怪我を負う。怪我はたいした事ないものの、別に大きな病が見つかったと医師に告げられる。状況を知らずにささぐは彩香に特別なプロポーズを行う。 ふたり暮らしの父の看病を優先するか、自分の幸せ結婚を受け入れるか。三十路を目前にした彩香は悩む。病気が進み目の動きでしか意思疎通が出来なくなった父と小さい頃からのアルバムをめくり地元での思い出を話す彩香。コウジの瞳は何を伝えようとしているのか。子供の幸せを願う雛人形が物語の鍵。産土神社での荘厳な結婚式シーンでは50年ぶりに大造営遷座祭の行われた久伊豆神社で特別に撮影をおこないます。 ▲結婚式シーンの舞台、久伊豆神社 岩槻黒奴、人形師の伝統の技、大工町、元荒川、城下町の情景、多くの市民の皆さんがエキストラやスタッフとして参加しプロの俳優とともに作品をつくりあげていきます。

ショートフィルムをつくろうと思ったきっかけ

婚姻届を出しにいった役所の解体が始まった。思い出を映像として残したい! ▲2014年夏の「岩槻祭り」を最後に解体が決まった旧岩槻市役所 ▲解体中の旧岩槻市役所(2014年12月) さいたま市と岩槻市が合併をして10年。赤か橙どちらのサッカーチームを応援するのか悩めるのはとても嬉しい事です。編入をした岩槻は大きく変わりました。今夏の岩槻祭り名物「ジャンボひな壇」が終わって、翌週から旧岩槻市役所の解体が始まりました。私にとってここは3月3日に休日窓口に婚姻届を出しにいった思いの深い場所です。 合併して10年がたち日々気づかなくとも立ち止まると大きく変化しているものがあるのだと気づきました。駅前ビルは大型店が撤退、駅隣接ビルは解体決定。携帯ショップの撤退、30年以上続くテナントの閉店。ゴミ焼却場の閉鎖、撤退や閉店が加速化しています。地元での買い物やコミュニティーが少なくなり、地元を知る機会、地域の絆が弱くなっているのではないか。 一方、伝統人形の観光化、岩槻黒奴の復活等さいたま市としては観光・文化発信の拠点としての岩槻の観光資源化が進みます。しかし、地元を愛せる人が少なくては思いが外に広がりません。 市民参加型の映画制作では地元の魅力を再発見しようとする市民の行動がおきます。公開オーディションや撮影現場での交流を通じて地元を愛する者同士のあらたなコミュニティーが誕生します。

郷土を愛する、さいたまが大好きなスタッフが集結!

【制作】 プロデューサー:齋藤 淳。さいたま市岩槻区在住。 監督:吉永 篤史。さいたま市岩槻区在住。 【出演】 齊藤みつじ:さいたま市岩槻区在住 平林舞子:さいたま市岩槻区のプロダクションに所属 加藤亮佑:忍城おもてなし甲冑隊 坂口あや:元さいたま観光大使 大野ひろみ:埼玉情報番組MC 岩槻黒奴の皆さん。さいたま市内の幼稚園児。人形師さん等さいたま市に縁の出演者が多数。 【後援】 岩槻人形協同組合 【監督概歴】 吉永篤史。1981年生まれ。さいたま市岩槻区在住。 製作・監督 記録映画「インターハイ」 (ユナイテッドシネマ浦和・春日部で公開) 熊谷市PR映画「あついぞ熊谷」プロデュース プロデュース映画「人生ごっこ!?」ミンスク国際映画祭映画記者審査員特別賞受賞。上海国際映画祭招待。

製作スケジュール

11月24日(月)  公開オーディション&ミーティング:岩槻東口駅前コミュニティセンター4階 12月10日(水) ロケハン 12月14日(日) クランクイン 12月16日(火) クライマックスシーンの撮影 12月20日(土) クランクアップ 12月下旬  実景撮影 2015年1月    編集・カラコレ 2015年2月下旬  完成

集まった支援の用途とその内訳

お寄せいただいた支援金は作品の質をより高めるため以下の項目の支出の一部とさせていただきます。特にスタッフ・協力者の皆さんにはお弁当や謝礼などを少しでもご提供できるよう支援金を活用させていただきます。 技術スタッフ人件費:70,000円 機材費:50,000円 衣装代施設利用費:20,000円 美術費:20,000円 移動費:10,000円 滞在費:10,000円 ポストプロダクション費:50,000円 編集消耗品:20,000円 広報手数料:80,000円

リターン品について

【先着10名まで!】早い者勝ち!旅もじゃ×FAAVO限定リターン 今回のファンディングプログラムには、特別なお返しをご用意しました!なんと10,000円を支援していただいた先着10名の方に、プロジェクトごとの通常の10,000円のお返し内容に加えて、本プログラム限定のTシャツと旅もじゃステッカーをプラスしてお送りします。 通常の10,000円の支援と、限定リターン品付き10,000円支援では別で支援枠を設けておりますので、ご注意ください!! ご希望の方は必ず【旅もじゃ×FAAVO特別限定リターン品】と記載されてある方の10,000円のリターン品からご支援をお願いします。 ▲Tシャツは今回のプログラムのためにデザイン・作成する限定品です! 今回のプログラム以外では、手に入れる方法はございません。TシャツはS/M/L/LLをご用意しておりますので、支援フローの中にある「備考欄」にサイズを入力してください。 ▲上記ステッカーの中から1枚ランダムでお送りします!

最後までお読みくださいましてありがとうございます

ひかえめな気質の埼玉県民は自己PRがとても苦手です。若い世代とシニア世代までわが街を舞台とした短編映画制作への参加を通じてお互いを知り、仲良くなって、新しい絆が生まれ、多くの意見や想いをのせたさいたま市合併10周年記念短編映画の完成を目指します。そして完成した短編映画を多くのさいたまの皆様にご覧いただき、街の魅力を再発見していただき、県内外へのPRに役立てていければと考えています。 低マイレージで地産地消を目指すご当地短編映画制作ですので大都心で商業的に制作されるもとをくらべ同じ予算でも、高いパフォーマンスでより質の高い作品の仕上がりが期待できます。しかし、やはり中心スタッフの資金のみでの制作体制ですと、われわれは強い気持ちで制作に取り組んでおりますが、いつ予算が枯渇し撮影の中断を余儀なくされるかハラハラした気持ちで現場をむかえます。撮影後の編集費用がなくなってしまうとお蔵入りになってしまいます。本プロジェクトを市民のみなさんに届ける為に、どうかご支援・拡散へのご協力をお願いいたします。

起案者情報

■Facebook https://www.facebook.com/jun.saito.9693 ■公式HP  http://iwatsuki-moviefes.com/
  • 2015/07/23 12:15

    日頃のご支援まことにありがとうございます。 昨日、みなさまへのお礼のリターン品の第一弾の発送を終えました。 早い方は本日お手元に届くことかと思います。 たいへん長らくお待たせしてしまいごめんなさい。 一通一通感謝の気持ちを込めながら封入作業を行っております。 「しあわせの蛤雛...

  • 2015/01/28 12:21

    昨日の朝、 目標額を突破し、達成率102%をマークいたしました。 ご支援・応援・声がけしていただいた皆様のおかげです。感謝申し上げます。 「つきものがたり」お披露目上映は3月1日 岩槻映画祭最終日を予定しております。それまでたくさんの方に観ていただけるよう努力してまいります。 ...

  • 2015/01/24 21:45

    たくさんの応援・ご支援、どうもありがとうございます! 3日目の撮影の様子の映像が届きましたのでご紹介させていただきます。 この日は作品のクライマックスでもある結婚式シーンの撮影です。 外のシーンではみぞれ混じり冷たい雨の中みんなで頑張りました。 黒奴隊のやっこ振りも見事です。 披...