リターン品に小型のペンスタンドを追加しました。 以下の支援を頂いた方に「小型ペンスタンド」を加えて、お送りいたします。 支援金 12,000円の「無垢削り出し 金属ボールペン」 支援金 18,000円の「無垢削り出し 金属ボールペン+ケース」 支援金 23,000円の「無垢削り出し 金属ボールペン+ケース+スタンド」 ボールペンの試作を重ねるごとに徐々にコストダウンなどにも成果が出てきています。 この成果をベースとして、ご支援への感謝の気持ちも込めて、新たに小型のスタンドをリターン品に追加することと致しました。 小型ペンスタンドも一つに金属から、削り出して作成しています。 上部のスリットを利用して、名刺立てにすることも可能です。 内径は少し大きめにつくってありますので、写真のように三文判の判子立てとしても利用ができます。 卓上にあるといろいろ使える便利なメタルアイテムです。

三代目の参加がきっかけに!

はじめまして、起案者の福井 勝大です。 現在、25才。 趣味は、バスケとダーツです。 この度、FAAVOを通じて、初めての新規事業立ち上げを企画してさせて頂きました。 勤めていた会社をこの春に辞めて、4月から父親の会社を手伝い始めましたが、何か自分だからこそできる「新しいこと」をしたいと思い、チャレンジしています。 家の仕事は。。。 家は、多摩地区で昭和45年から工業製品向け高精細・精密部品の作成を手掛ける会社です。 家で作成する部品は、工業加工機械の部品として世界中で使われています。 会社は、祖父が起業して、父親が引継ぎ、現在に至っています。 専門学校を出てから、就職して営業の仕事をしていましたが、毎日 夜遅くまで工場で働く父親の姿を見て、自分も同じ仕事をしたいと考えるようになりました 。 そして、仕事を手伝うようになって、同業の先輩たちにも相談に乗ってもらいながら、話を聞くうちに多摩地区には多くの中小の製造業があり、みんなそれぞれ素晴らしい技術を持っていることに気づきました。 しかし、経営は決して、楽ではなく、ギリギリの状態でみんな頑張っているのが現実です。 それならば、自分が新しい事業を企画して、自社や多摩地区の各社を少しでも盛り上げられたら良いなと思い、このプロジェクトを発足することにしました。

先代が培ってきた技術をベースに

商品の開発。。。と言っても、なかなかアイディアが浮かびませんでした。 そこで、自分たちの技術や誇れるものは何かを最初に考えてみました。それは、1000分の1ミリ の精度を誇る 精密加工技術です。 家の工場では、金属の塊を様々な機械や技術を使って加工し、部品を作っています。 その部品とは、国内や海外で、工業製品を作成する機械に使われています。 それならば、金属の塊から自分たちが持っている技術や経験を活用し、何か一般消費者の手元に届けられる商品が作れれば良いのではないかと考えました。 加工技術を活かす上では、何か棒状のものが最適です。 そこで最初に思いついたのが、「ボールペン」です。 前職の営業で、多くの企業を訪問させて頂きましたが、受付にある筆記具は、どれも特徴が無く、無機質なモノでした。 企業の顔である受付にあるモノとしては、少しもの足りないなと感じたことが何度かありました。 企業の受付に置いて、お客様に使ってもらったり、また、ギフト用として贈ることができるような商品にすれば、みなさんに喜んでもらえるのではないかと考えました。 ボールペンの機能は、文字を描くことですが、そこに加工技術を活かすことで、手に持った質感や重量感などに特徴を持たせることができ、目的にあった商品が提供できるのではないかと思いました。

職人のこだわりを活かして!

さて、アイディアはできました。 作成するモノも決まりました。。。 でも、どうやって作るか、ボールペンという商品に自分たちのオリジナリティをどう活かして行くか。。。 自分の前に大きな課題が現れてきました。 まず、最初に父親に相談し、そして、一緒に工場仲間の人や職人さん達にも話を聞いてもらいました。 絵を描いて観てもらったり、自分の考えを何度も話したりしましたが、なかなか現実的な商品イメージが出てきません。 そこで、とにかく、サンプルを作ってみることにしました。 最初は、棒状の金属を削り出して、「ボールペン」に似た形をしたモノを作りました。 もちろん、いわゆる芯の部分がないので、文字を描くことはできません。 しかし、その「ボールペン」に似た形をしたモノを実際に観てもらいながら、みんなに相談すると、色々なアイディアができてました。 やはり、そこはモノ作りのプロ集団です。 実際のモノがあると、どんどん話が進みだしました! 自分一人では、解決できなかった課題=「オリジナリティをどう活かして行くか」を、みんなの話やアドバイスを聞くことで、どうにか解決することがでました。 オリジナリティとは、「高精細の金属加工であること」です。これに決めました! 新商品の作成に際しては、細かなところまでこだわって作っています。 1000分1ミリの精度を出して、無垢の金属から削り出して、商品を作っています。 ボールペンとしての書き味(安定性)や見た目の美しさ(つなぎ目の精度や独自にネジ加工)にも職人技を活かしています。 そして、先輩や父親の協力のもとに、実際に文字を描くことができる、サンプルのボールペンを作成することができました。 加工前の加工前の金属の塊(母材)はこんな感じです。 この母材を様々な工程(手作業や機械加工)や丁寧な磨きを経て、キレイな商品にしていきます。 職人技とプログラミング技術を組み合わせて、作成していきます。 機械の精度だけでは、実現できない精度を長年の経験と技で実現しています。 その精度は、以下の動画を見て頂くと分かるかと思います。 ペン本体外径とケースのキャップ内径の誤差は、約 1000分の2 ミリに設計してあります。 従って、ペンを入れると空気がゆっくりと抜けて行くために、ペンがスローモーションのように下がって行きます。 また、抜くときは「ポンッ」っと音がするほどです。 まさに職人のこだわりが詰まった一本になっています。 作成したペンの重さです。 約40gあります。 通常のペンの倍くらいでしょうか。 重厚感があります。 このボールペンを使っていただくと。。。 最初にも書きましたが、このボールペンの特徴として、見た目の美しさと他にはない質感や重量感があると思います。 また、ボールペンとしての機能を損なわないためのこだわりも入っています。 特徴1: 見た目の美しさ 例えば企業の受付においてただいた場合には、訪問して頂いたお客様がに取って使っていただくことが想定されます。 そこにこのボールペンがあれば、「何かこの会社は違うな!」っと感じてもらえると思います。 また、少し手間になるかもしれませんが、こまめに磨いて頂くことで、常にピカピカの状態がキープできます。 受付にキレイなボールペンがある=ちゃんと管理ができてる会社とのイメージを持っていただけるのではないかと思います。 一般のボールペンとは違う高級感があります。 特徴2: ボールペンとしてのこだわり 金属でのボールペンですから、プラスチックや他の材質のものよりも、丈夫で長く使っていただける商品になっています。 長く使えばボールペンのインク切れが想定されます。 ペンの芯の部分には、国内の有名メーカーの芯を使っています。 書き味もさることながら、安定して供給されているものですので、末永く使っていただけると思います。 また、芯の固定には、一番の精度を持たせています。 従って、文字を描くときにぶれたりするようなことが無く、安定した書き味が得られるようになっています。 特徴3: ギフトとしても このボールペンは、大量生産のもととは違い、オリジナリティあふれる商品です。 ボールペン以上にケースは完全なオリジナル設計です。 ケースに入った状態では、ひと目ではボールペンとは思われないスタイリッシュさです。 このケースからボールペンが出てきたときの驚きは、かなりのものです。 何度かサンプルを観てもらった人の100%が驚きの言葉を口にして頂いています。 そんなサプライズを提供できるプレゼントなら、贈られた人の喜びも大きいのではないかと考えます。

新商品で新市場へ、そして、次期商品へ。。。

まず最初に、この新商品を携えて、地域の展示会に出展をしたいと考えています。 そして、この商品の成功を皮切りに、第二、第三の新商品を開発して行きたいと考えています。 その商品開発コンセプトには、二つのものを掲げて行動して行きたいと思います。 一つは、多摩地区の各工場が持っている技術の最大限に活用していくです。 そして、もう一つは新しい市場を生み出すことによる利益創出です。 燕三条の磨きの技術、富山県高岡市の鋳造技術などを活かした他業種への横展開での成功例があります。 多摩地区の精密加工技術を工業製品だけでなく、他業種(例えば、文具やテーブルウエア)で販売される商品と融合させることで、新たな価値観や付加価値を生み出し、横展開を実現し、新たな利益創出できれば、私のような三代目がどんどん活躍できる環境を作って行きたいと考えます。 そして、多摩地区全体の中小製造業の底上げができるような取り組みを継続したいと考えます。

私たちの精密加工技術をお届けします

ペン先とキャップの画像です。 一本の金属を削り出して作成しています。 ペンケースとペンの画像です。 上のケースにペンがすっぽり収まります。 ペンスタンドとペンの画像です。 ペンスタンドも金属の塊を削り出して作成しています。 各商品の仕上げ工程で使用する、表面をきれいにする技術は、同業者も驚く、企業秘密のオリジナル加工を施しています。 私たちは日々 工場にて様々な工業加工製品を作っています。 しかし、その製品は一般の方の目に触れたり、手に取って体感する機会はほとんどありません。 逆の見方をすると自分の作った製品を手にすることや目にすることがないと言う事でもあります。 心の中では、自分たちの技術が日本の工業製品を下支えしていると言う自負はありますが、ちょっと寂しい面もあります。 今回は、みなさんが実際に手にして、実際に日々使って頂ける商品に、自分たちの技術を活かして、物作りを行いました。 どこかで自分たちが作った商品を使っている人を目にする機会を得ることを願って、このプロジェクトを進めています。 このプロジェクトを成功させ、みなさんへ私たちの思いと精密加工の技術をお届けしたいと思っています。 是非、ご協力をお願いします!! 仲間や先輩から、サンプルのボールペンを使って、応援メッセージを書いてもらいました。 精密技術の高さを表す一例として、作成したコマです。 現在の記録は、3分40秒の回転です。 途中は完全に静止しているように見えますが、実際は高速で回転し続けています。 去年の展示会の風景です。

拡販、その他スケジュール

2015/9   サンプル 出荷/営業開始 2015/11  正式受注開始 2015/12  生産開始 / 出荷 2016/01  拡販企画開始 / 他工場への紹介、       次期プロジェクト参加応募 2016/春  展示会への出展 2016/夏  第二弾、次期プロジェクト開始

支援金の用途とその内訳

材料・加工費:        200,000円 輸送費・人件費:       150,000円 展示会出展費用:       120,000円 販売促進費、次期商品開発経費:100,000円 合計:            570,000円

※銀行振込をご希望の方へ

銀行振込でのご支援方法をご希望される方は、担当者にて個別対応致します。下記アドレスまでメールにてご連絡ください。折り返し手順についてご案内させていただきます。 ★mail【harashima@twin-platform.net】 ※1 ご連絡頂く際は、件名に"【FAAVO東京多摩中央】銀行振込について"と入れて下さい。また、本文中には下記情報を必ずご明記下さいますようお願い致します▼  【必須記載事項】  ・お名前  ・ご住所(リターン品送り先)  ・電話番号  ・メールアドレス  ・ご支援金額  ・ご希望の商品(「精密コマ」、「ボールペン※4」、   「ボールペン+ケース※4」、「ボールペン+ケース   +スタンド※4」) ※2 振り込み手数料につきましてはご負担頂きます。   ご注意下さいませ。 ※3 頂いた支援金に関しては、期間内に目標金額に達しなかった場   合、責任を持ってお返しいたします。 ※4 「ボールペン4」、「ボールペン+ケース」、「ボールペン+   ケース+スタンド」には、小型スタンドをリターン品として   追加してお送りします。 その他、会員登録、クレジットカードでのご支援方法につきましてご不明点ございましたら、お手数ですがFAAVO運営事務局までご連絡下さいませ。どうぞ宜しく御願い致します。

起案者情報

【団体名】株式会社 システムプラス 【代表者】福井 勝大 / 原島 安弘 【HP】http://www.systemplus.jp/ 【Facebook】株式会社システムプラス
  • 2016/06/03 22:31

    ご無沙汰しております。 三代目です!   チャレンジに支援をして頂き、誠に有難うございました。   私は、FAAVOでのプロジェクト完了後にもコツコツと夢に向けて、頑張っています!!   徐々に仲間も増えてきて、みんなで相談して作成した商品もいくつか出来上がってきました。   ...

  • 2015/12/02 22:28

    大変、お待たせを致しました。 本日、支援を頂いた皆様へ宅配便にて、リターン品を発送いたしました。 ※発送先は、FAAVOに登録されているご住所宛とさせて頂きました。 このボールペンは、無垢の金属で作成しておりますので、使い込めば使い込むほど「味」が出てくると思います。 金属ですからなが...

  • 2015/11/29 12:30

    支援を頂いた皆様へ お待たせしておりましたリターン品の作成がほぼ完了しました!! 来週から再来週にかけて、順次発送させて頂きます!! プロジェクトの本文にも記載がありますが、今後は以下の予定で進めいていきます! 順次、レポートをアップさせて頂きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーー...