今年もやります!上毛かるたの全国大会!
小さい頃、幼なじみと一緒に真剣に取り組んだ『上毛かるた』。
ほとんどの群馬県民は、毎年1月に行われる各地区大会、そして2月に行われる県大会に向けて上毛かるたの腕を磨いたはず。
しかし当たり前の事ですが、どんなに強くても全国大会に出場することはできません。なぜなら全国大会そのものが存在しないからです。
当然と言えば当然の事。しかし何だか物足りない。そんな気持ちになった事はありませんか?
そんなあなたに朗報です。史上初の『上毛かるた全国大会』です。
1チーム3人の団体戦、18歳以上なら誰でもエントリーできます。もちろん他県民だって外国人だって参加可能です。
この大会で優勝したチームが『上毛かるた日本一』。いや、『上毛かるた世界一』と言っても過言ではありません。
2013年2月に初めて開催し今回で4回目を迎えるKING OF JMK。栄えある4代目王者はどのチームでしょうか?
群馬の持つかるた文化を全国に!そして世界に!
KING OF JMKは上毛かるたの全国大会という事の他にもう1つ重要な目的があります。それは『上毛かるたを通して群馬をPRする』という事です。
これまで上毛かるたは県内の小中学生が郷土の勉強を目的に実施してきました。しかし考えてみれば札の1つ1つは群馬を代表する名所旧跡や輩出した偉人ですので、上毛かるたの内容をもっと他県の方々に知ってもらえれば群馬のPRに繋がるはずです。
だからこそ、場所は群馬でなく東京。東京のど真ん中で上毛かるたをやってたくさんの方々に上毛かるたを見て知ってもらいたいのです。
上毛かるたに向かう群馬県民(グンマー)は、群馬の無形文化遺産です!
前回、たまたまKING OF JMKの会場を訪れた、おそらく他県出身であろう若い夫婦が私にこう言いました。『群馬の方はすごいですね。たかがカルタでこんなに熱くなるのですね』と。
その時・私は初めて気づいたのです。畳の上に並んだかるたを真剣な表情で見つめ、読み上げられる一枚一枚に瞬時に反応して札を取り払う群馬県民の姿。大の大人が少年のような目でかるたに向き合う姿。これらは他県の方から見たら異様な光景であると同時に、他県にはないものであるという事をです。
ここ最近、上毛かるたも全国ネットの番組で取り上げられる事が多くなり、他県の方でも知っている人は多くなってきました。しかし4年間この大会を開催してきた身として言いたいのは、かるただけでなく『かるたをやっている群馬県民』にも是非フォーカスしてほしいです。だから私は様々な場で『上毛かるたに向き合う群馬県民は、県が誇るべき無形文化遺産だ』と強く思っています。
夢は日本武道館で上毛かるた!
KING OF JMKを毎年東京で実施していけば、いつしか他県の人々も上毛かるたに興味を持つようになり、やってみたいと思うようになり、かるたを通しての輪が全国に広がっていく。そうすれば群馬に興味を抱く人がどんどん増えていく事でしょう。
そんな日を夢見て、我々KING OF JMK実行委員会は一歩ずつ前進していきたいと思います。
第4回KING OF JMK 詳細
①<第4回KING OF JMK 開催スケジュール>
おとな達の上毛かるた日本一決定戦『第4回 KING OF JMK』
開催日時:2016年2月27日 (土)
開催場所:板橋区立文化会館
参加制限:18歳以上で構成される20チーム
(2015年12月15日よりエントリー開始予定)
②<支援金の用途とその内訳>
副賞準備 ¥70,000
審判員要請 ¥60,000
昼食準備 ¥110,000
実行委員会会議運営 ¥30,000
備品購入 ¥30,000
最後に
群馬の方ならば知らない人はいない『上毛かるた』。県内に住んでいれば当たり前のような存在なので、その価値は意外と知られていませんが、今『上毛かるた』をお手本としてたくさんの地域で郷土かるたが制作されています。
まさに上毛かるたは郷土かるたの先駆者的な存在であり、郷土かるたの王様です。
そして群馬ほどかるた文化が浸透している県は他にありません。かるたは群馬が誇るべき固有の文化なのです。
この群馬のかるた文化を全国に、世界に発信する為、皆さんの力を貸していただけませんか?
もう群馬をブランド最下位の県とは言わせません!
第3回KING OF JMK決勝 (チーム阪本 vs チーム金古町王塚)の模様はこちら↓
起案者情報
【団体名】KING OF JMK実行委員会
【代表者】渡邉 俊 (わたなべ しゅん)
【facebook】https://www.facebook.com/kingofjmk/