12作品の投票受付が始まりました!

 

5月31日〜6月19日の期間、支援者様による投票を受付します。

支援者様宛に、後ほどメッセージをお送りします!

 

 

結果発表は6月22日を予定しております!

 

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クラウドワークスでのデザイン募集が終了しました!

 

 

5月10日〜23日の期間に、クラウドワークスにてデザインを募集した結果、ご提案総数150件という、当初の予想を大幅に超える件数をご提案いただきました。

 

ご提案いただきましたクラウドワーカーの皆様、ありがとうございました。

 

ただいま、プロジェクトメンバー全員で、12件まで選定させていただきます。

 

1次選考の結果は5月30日に発表しますので、しばらくお待ち下さい。

 

 

 

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失われつつある栃木県の伝統工芸 ”宮染め”をつかって「新しいデザインの手染め手ぬぐい」をつくりたい!

 

はじめまして!株式会社miya flower代表の橋本真梨奈と申します。

栃木県宇都宮市出身、現在は都内の大学に通っています。

 

私は高校3年生のとき、とちぎアントレプレナーコンテスト という高校・専門・大学生向けのビジネスコンテストにて「地域をもりあげる事業アイディア」をまとめ、事業プランを「株式会社miya flower」として応募させていただきました。

 

とちぎアントレプレナー・コンテストに出させていただいた際の「株式会社miya flower」事業内容は、とちぎ伝統の染め技術である「宮染め」と新しいデザインを組み合わせ、地域の商品を新規開発し、販売することで地域の伝統工芸を守る!といったものです。

 

▲宮染め 

 

そして今、私は、現在栃木県内に3件しかない「宮染め工場」の伝統技術を後世にしっかりと残していくため、いよいよ高校生のときに思い描いた事業を形にしたいと考えています。

 

※「とちぎアントレプレナ−・コンテスト」は、栃木県内の高校、高専、専門学校、短大、大学に在籍する学生に、県内中小企業経営者の有志が本気で「未来の社長への道」を開く“実践的起業家教育プログラム”です。(HPより抜粋)

 

 ▲とちぎアントレプレナー・コンテストでは、FAAVO宇都宮賞を受賞しました。 

 

私が今回チャレンジしたいことは、「宮染め技術×デザインのちからで、次の時代の地域を代表する商品を開発する」ということです。

 

事業立ち上げの資金はFAAVOさんで、

事業を形にするためのデザインは CrowdWorkさんで、

それぞれ共感してくださる方のチカラを貸していただきたいと考えています。

 

デザイナーの方にはぜひ、宮染めをPRできるデザインをご提案いただけたら嬉しいです!

 

✴CrowdWorksでの募集ページはこちら!

https://crowdworks.jp/public/jobs/613871

※5月10日より公募スタートです。 

 

皆様のご協力、何卒よろしくお願いいたします。

 

新しいデザインのチカラで、栃木の宮染め技術を未来に残していこう!

この事業を形にしたいと考えたのは、地域のまちづくり会議(宇都宮未来会議)に参加した際、「宮染めの工場は、現在3件しかない!」と聞いたことがきっかけでした。これを聞いた時私は、なぜ3件にまで減ってしまったのか、わかりませんでした。宮染めのことをもっと知りたいと色々調べていると、1件の会社さんと出会うことができました。

 

それが今回一緒に手ぬぐい製作をすすめる、株式会社中川染工場様です。

 

▲中川染工場さま 

 

そこで聞いたお話は、私の想像を超えるものでした。元々後継者不足の問題はあったそうですが、中川染工場様では昔ながらの”注染(ちゅうせん)という染め方で染めていらっしゃるとのことです。

 

▲一反12mの長さの生地に、「糊」を塗っていきます。 

 

▲これが”注染(ちゅうせん)です記事に染料を注いで染めていきます。

 

▲全て手作業(!)で行われています。

 

この染め方自体にとても手間がかかり、販売価格は高めになるそうです。その為、一時期柄がプリントされた、かなり低価格の輸入品の生地の勢いに押されてしまい、県内にあった染め物工場の多くが次々と閉鎖され、今の件数にまで落ち込んでしまったとのことでした。その他にも、若い方の宮染めに対する認知度が低いことも件数が落ちてしまった要因とのことで、これからの宮染め産業を支えていくには、私を中心とした若い世代の多くの方々に興味関心を持って頂くことが必要だと考えたのです。

 

「宮染め伝統技術×デザインのチカラ」で地域活性化にも貢献します!

 

今後もこの宮染めを守っていくには、市場のニーズに合わせた今風のデザインで作り販売していくことが重要だと思いました。宮染めを守っていくことで、以下の3つの点で地域への貢献をしていきたいと考えています。

 

一つ目は、栃木の魅力を伝達できる点です。

宮染めの商品を拡販することで、宮染めの知名度を上げることができます。知名度が上がれば、将来的に守っていけると信じています。

 

二つ目は、栃木県の経済活性化です。

訪日外国人が年々増加していることは、周知のことと思います。栃木県には「日光」があります。日光への外国人観光客は、2011年の震災時に落ち込んだものの今は震災前より増えているそうです。また、外国の方は日本の工芸品が好きということもあり、その方々に宮染めの浴衣等をアピールし買っていただくことで、栃木県の経済発展につなげられると考えています。

 

三つ目は、後世への継承です。

宮染め生地と柄がプリントされた生地の浴衣を着比べてみました。価格こそは後者の方が安く買いやすいのですが、着心地は前者の方がはるかに良いと感じました。それは、通気性に起因します。プリントですと、そもそも通気しませんので、着ていると次第に熱くなります。宮染めの生地では、生地に裏表がありませんので、通気性が良く、暑い夏に着用するにはぴったりだと感じました。

 

 

▲宮染めの生地 

 

▲端と端を合わせ、しっかりと巻いていきます。

 

これは江戸時代中期頃から伝えられている工法で、いままで継承されてきた技術を後世に残したいと、工場の職人さんは感じていらっしゃいます。一人でも多くの方に知っていただくことで、後世に継承できると私は考えており、生まれ育った土地の伝統工芸「宮染め」を守ることで、栃木県の経済活性化を目指します!

 

ぜひとも皆様のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。 

   

クラウドワークスでのデザイン募集テーマについて

デザインのテーマは「若い学生が普段の生活でも使いたいと感じる」です。

少し抽象的ですが、多くの方に知っていただくには特別な場ではなく、普段でも使いたいと感じることが大切だと思います。その他、デザインに関する注意事項は下記にまとめてあります。

 

 

ご不明な点は募集開始後にお気軽に質問ください。

 

CrowdWorksでの募集ページはこちら

https://crowdworks.jp/public/jobs/613871

※5月10日より公募スタートです。 

 

手染め手ぬぐい製作開始までのスケジュール

 

 

4月28日 

クラウドファンディングでの掲載開始!

 

5月10日

クラウドワークスでのデザイン募集開始!

 

5月23日

クラウドワークスでのデザイン募集終了予定

 

5月30日

プロジェクトメンバーにて、12デザイン選定

 

5月31日〜6月19日

支援者様による投票期間 

 

6月22日

デザイン5案決定

 

6月29日

ファンディング終了&宮染め手ぬぐい製作開始

 

頂いた支援金の用途

今回皆様にいただいた支援金は、宮染めが世の中に受け入れられ易い様に、デザイン案の募集費用と、宮染め手ぬぐいの製作に使わせて頂きます。

 

宮染め手ぬぐい製作費 30万円

クラウドワークス様手数料 15.5万円

リターン品発送費及びその他経費 2.5万円

FAAVO手数料 12万円

 

このプロジェクトにかける想い

〜宮染め製品ができるまで 〜 

今回の手ぬぐい製品開発を始めるにあたって、改めて中川染工場さまにお伺いし、どのような工程で宮染めが行われていくのか、取材をしてきました。

ぜひこの機会に「宮染め」について皆様にも知っていただきたく、ここで紹介をさせていただきます。

 

[1]生地を乾かす

染料で染めやすいように、あらかじめお湯に溶かした浸透剤に浸けた生地を乾かします。

 

 

[2]干した生地を巻く

干していた生地を取り込んで、巻きます。

 

この際、端がしっかりと揃うように巻かなくてはならない為、力加減が難しいです。

 

 

 

 

[3]木枠に型紙を貼り付け糊を塗る

型紙を水に濡らし、木枠に張りを保ちつつ、特殊な鋲で取り付けます。

 

 

一反12mの長さの生地に、「糊」を塗っていきます。

 

 

この糊は、染料を通さない様に塗るのですが、12mの長さの生地を、折りたたみながら塗りますので、折り返しの際に端がずれない様に折らなくてはなりません。下の写真の、白く抜かれている箇所に染料が通りますので、1ミリのずれも許されない工程です。

 

 

[4]型紙に生地をセットし、染める

3の生地をセットし、上から染料を注いで染めます。

 

 

染料を注いで染めるので、注染(ちゅうせん)と呼ばれます。また、写真に見える枠囲いをしている土手は、染める際の模様同士の間に余白ができる様に塗られています。これをすることで、異なる色が混ざらない様に工夫されています。

 

こちらで1反12m(手ぬぐい6本分)を一気に染め上げます。

 

 

[5]染め上がった生地を洗う

洗うことで、塗ってあった糊や、余分な染料を落とします。ここでは唯一機械を使っていますが、最後は人の手で脱水機にセットします。

 

 

 

[6]染め上がった生地を天日干しする。

ここで検反し、汚れや染め具合のチェックをします。

 

 

 

いかがでしょうか?実は、これら全ての工程が手作業となっています。今の時代に合わないと思うかもしれませんが、職人さんの手でしかできない染め方です。過去に機械を入れたことがありましたが、納得のいく染め具合はでなかったそうです。職人さんの手がなければ完成しないこの宮染めの技術を、今後もしっかりと残していきたいと考えています。この手染めの工芸、宮染めを守って残していく為に、皆さまのご支援、よろしくお願いします!!  

 

株式会社中川染工場 中川専務からのメッセージ

 

【事務局より】中川専務から橋本さん宛にメッセージを頂きました! 

 

 

橋本さん。

大学新生活をスタートされ、おめでとうございます。

橋本さんが考案された“みやフラワー”がいよいよスタートします。

橋本さんの発想と伝統技術のコラボで大きく飛躍できますように、ワクワクしながら取り組んでいきます。

また新しい“ひらめき”であっと言わせる世の中が来る事を待ってますよ。

 

FAAVO宇都宮をご覧の皆さま

ぜひ、橋本さんの為に記念品をプレゼントしたいと思います。

まずは目標金額の達成、そしてその次の目標で+5万円で何か用意したいと考えております。

みなさま、どうぞご支援よろしくお願いします。

 

株式会社中川染工場 専務取締役 中川ふみ

 

 

■起案者情報 

miya flower 橋本真梨奈

第3回 とちぎアントレプレナー・コンテスト 

FAAVO宇都宮賞・審査員特別賞受賞

 

FAAVO宇都宮事務局(株式会社モンキークルージャパン

 

 

 

 

  • 2016/06/30 11:32

    昨日、本プロジェクトのファンディング期間が終了いたしました。 残念ながら、未達成に終わりました。   ご支援やアドバイス、応援くださった皆様には、大変感謝致します。   このPROJECTを通して、我々、FAAVO宇都宮は、更に多くの勉強をさせていただきました。 「人の想いを発信し...

  • 2016/06/23 19:13

    まずは、 たくさんのご提案、ありがとうございました!!   正直、ここまでの集まるとは考えておらず、1次選考においても、12作品を選ぶのは難儀でした。   そして、2次投票・・・。   票が割れてしまい、プロジェクトメンバーによる協議の結果、下記のデザインに決定しました!!  ...

  • 2016/06/20 10:42

      いつもご支援、ありがとうございます!!    今回は応援して下さっている皆様へ、支援手順を分かりやすくお伝え致します。   ご参考になれば幸いです!     大まかな支援手順は、   1【FAAVO会員登録】   FacebookアカウントまたはTwitterアカウ...