多摩地域の高校生が、立川市で活動する演出家・中込遊里とシェイクスピア劇を創ります！

東京都立川市の文化拠点・たちかわ創造舎を拠点に活動する劇団・鮭スペアレ（SYAKE-SPEARE）です。

左から上埜すみれ・相沢葵（Theatre Ort）・中込遊里・宮川麻理子・清水いつ鹿と申します。

これまで、東北地方・富山県利賀村・山梨県小菅村など、

地方や東京でシェイクスピア劇を中心に上演を重ねてきました。

私たちの新しい挑戦をご紹介させてください！

7ヶ月にわたる演劇ワークショップを通じて、たましんRISURUホール（立川市市民会館）で成果発表

東京都立川市を拠点に劇団「鮭スペアレ」を主宰する中込遊里が始めた

「中高生と創るシェイクスピア劇」プロジェクト。

2016年秋より、多摩地域の中高生対象に、

３シーズンのワークショップと成果発表会を立川市内で行い、

これまでに参加した中高生と観客は200人余り。

評価を得て、2018年より、7ヶ月にわたる長期ワークショップを開催。

400年前の劇作家シェイクスピアの作品を下敷きにした、

「集団で創るシェイクスピア」というエネルギッシュな演劇に、

中込遊里を中心とした女優たちと高校生たちが一丸となって挑みます。

インターネットという仮想現実で生きる10代に今必要な、未来を創る力を演劇で養いたい。

現代は、一人でいてもインターネットで世界中の誰とでも繋がれる時代です。

しかし、いつの時代も私たちには身体があり、空間があり、

歴史の中で他者と繋がって生きています。

演劇は、出演者・スタッフ・お客さんという集団で創られます。

世界中で上演され続けるシェイクスピアという歴史がその集団を繋ぎます。

今を生きる私たちは歴史に学び、現代を見つめ直すことで、未来を創ります。

未来の担い手である多感な10代と一緒の時間を共有する中で大切にしたことは、

自分１人で何かを外側に発信することから始めるのではなく、

空間を感じ、そこにいる他者を感じ、自分の内側を観察することです。

演劇は、大変手間のかかる手続きを踏むアナログな場です。

それは時代の流れに反しているかもしれません。

しかし、演劇は、瞬時に人を変えることができます。

機械もインターネットも挟まずに、人の力で人を成長させ、

今を生きる知恵を付ける力が、演劇にはあります。

情報とスピードの時代しか知らない10代にこそ、

未来を生きる知恵を演劇で付けてほしいと思っています。

超・エネルギッシュ！魅力的なセリフや登場人物の心の通いを若き集団で表現する

2018年1月から開催したワークショップには、

日野市・八王子市・府中市などから中高生が参加しています。

5月6日（日）にたましんRISURUホール（立川市市民会館）で中間発表会を開催。

50人ほどの観客に見守られる中、

迫力あり、笑いあり、息を呑むシーンありで、

今回が人生初舞台の新1年生も力を存分に出し切ることができました。

観客の方々にもご好評いただきました。ご感想の一部を紹介します。

「ロミオとジュリエットの登場人物の心の通いを集団で表現するという方法がとても面白く、空間全体を使っていて躍動感がありました」（30代・女性）

「高校生という姿を見せられてからの役に入った姿、自己と他者のはざまが見えました」（10代・女性）

この中間発表会を経て、いよいよ、

7月24日（火）に立川市たましんRISURUホールでの最終成果発表！

大詰めのワークショップが5月からスタートしました。

主役/脇役という境目はなし。

30人以上の若き集団で生み出されるパワーによって、

シェイクスピアの強い言葉を現代に届けます。

● 支援金の使いみち

中込遊里と多摩地域の高校生で創る演劇プロジェクトの

長期ワークショップは今年が初めての開催です。

現在、補助金を受けて運営していますが、

今後も中高生に表現の機会を増やしていくため、また、

演劇の面白さをもっと多くの人に伝えるためにも、

自主運営にしたいと考えています。

また、本プロジェクトは、

営利を目的として参加者を募る事業ではないので、

参加費を少額しか頂いていません。

ワークショップの充実・成果発表のために、

以下の資金調達を支援して頂けたら有り難いです。

・劇場や施設のレンタル料

・DVD（リターン品）の撮影費用

・パンフレット（リターン品）作成費用

・チラシ作成のための写真撮影費用

・照明や音響スタッフへの謝礼

・チラシデザイナーへの謝礼

・ワークショップ講師への謝礼

・クラウドファンディングの20％手数料

目標達成額以上を頂ければ、来年度も開催する可能性が広がります！

今後も末永くこのプロジェクトを続け、

一人でも多くの中高生が、

自信を持って日本で世界で活躍する大人になるための成長の場として、

定着させたいと思っています。

中高生と若き女優集団の挑戦を応援して頂ければ幸いです。

● 実行スケジュール

5月30日・・・クラウドファンディングスタート

↓～～～成果発表に向けて宣伝

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6月度ワークショップ開催（9日土曜）

↓～～身体訓練・発声訓練

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7月半ばより、成果発表に向けて集中ワークショップ（週末）

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↓～～台本構成・演出決定

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【※いよいよ成果発表！！※】7月24日（火）14時～/19時～たましんRISURUホール（立川市市民会館）小ホール

ご来場の際、手渡しでリターン致します。ご来場頂けない場合は送付致します。DVDは１ヶ月程度の編集期間の後送付致します。

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５万円支援コースの方のリターンは、個別に今後のスケジュールをご相談させて頂きます。

●最後に

ここまでお読みくださりありがとうございました。

最後に、私、中込遊里自身のことを少しお話させてください。

私は現在2歳の娘を育てながら演劇活動を行っています。

子どものエネルギーを日々直に受けて、子どもたちが生きる未来を創る

大人の責任を感じています。

演劇は、かつては遠方の事件を伝えるジャーナリズムであり、討論の場であり、数少ない非日常の場でした。

しかし、現代はあらゆる楽しみで溢れています。

日常のストレスを解消するためには、演劇でなくとも、他のエンターテイメントが山程あります。

それでは、なぜ今演劇が必要なのでしょうか。

演劇では、直に人と人とが繋がることができます。

時間の流れ、人の温度、生の言葉と身体を介して、

主体性を持ち、今を生きる知恵を生み出す人間を創るのが演劇です。

この先日本が世界がどうなろうとも、人と人が繋がり、

知恵を交換し合えば、未来はあるはず。

性別も世代も超えて、

演劇の力を一人でも多くの人と共有するのが私の一生の仕事だと思っています。

このプロジェクトは、その大きな目標の第一歩です。

● お問い合わせ先

鮭スペアレSYAKE-SPEARE（主宰・中込遊里）

団体名の由来は、劇作家シェイクスピア（Shakespeare）をローマ字で読み、旗揚げ二人のイニシャルになぞらえてhをyと置き換えたもの。2006年旗揚げの、女優中心の劇団。主宰・中込遊里は、日大芸術学部在籍中、演出と演技を中心に学ぶ。演出を担当した卒業制作公演「夏の夜の夢」（作・シェイクスピア）では歴代最高の動員数を記録。大学在籍中に「鮭スペアレ」旗揚げ。シェイクスピアなどの古典作品を生演奏の音楽劇として演出する。2017年代表演出作品「コンテンポラリー能・ハムレット」。その場に集う人々の力をどこまでも信じることから作品を編み出すことをモットーとする。1児の母としても奮闘中。

●ホームページ●http://syake-speare.com/

●ブログ●https://tachikawa-shakespeare-project.tumblr.com/
●ツイッター●＠syake_speare

●フェイスブック●https://www.facebook.com/syakespeare/

●メール●tachikawaSPsince2016@gmail.com（本プロジェクト専用）

主催：たちかわシェイクスピアプロジェクト実行委員会
共催：公益財団法人立川市地域文化振興財団・たちかわ創造舎
協力：立川市子ども未来センター
企画運営：鮭スペアレ