落書き跡をスペイン アルタミラ洞窟壁画をテーマにしたアートギャラリーに!
このプロジェクトについて
町田駅周辺の町田周辺市街地。その商業施設の一角は落書きが多く、消してもまた書かれてしまう場所もありました。落書きを繰り返し書かれてしまう場所をスペイン政府観光局や地域諸団体協力のもとリノベーションし、アートギャラリーにチェンジします!世界遺産でもある世界最古級のスペイン アルタミラ洞窟壁画をテーマに生まれ変わります。
【後援】:スペイン政府観光局
アートギャラリーのテーマは
スペインカンタブリア州にあるアルタミラ洞窟壁画です。
※アルタミラ洞窟壁画は、先史ヨーロッパ時代の区分で主にマドレーヌ期(約18,000年 – 10,000年前)と呼ばれる旧石器時代末期に描かれた野牛、イノシシ、馬、トナカイなどの動物を中心とする壁画でユネスコの世界遺産「アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟美術」(文化遺産)に登録 (1985) されています。この遺跡の壁画は旧石器時代の絵画の最初の発見 (1879)例であるとともに、きわめて保存がよく、写実的に描かれていることで有名です。
かつてはシルクロードとして
かつては横浜と八王子を結ぶシルクロードとして栄えた町田市。今回の事業を行う場所もかつて様々な物資や旅人を迎えた場所でした。横浜港が開港されると横浜への諸物資の集散地となり、二六の市(六斎市)が盛んに行われ商業地域を形成し、現在の原町田に発展しました。横浜を結ぶ道は「絹の道」と呼ばれました。
町田駅は小田急線とJR横浜線が乗り入れ、町田駅の乗降客数は、横浜線の駅では1位。小田急線の駅では新宿駅に次いで2位です。町田駅周辺の中心市街地は多くの人が行き交い活気に満ち溢れています。
プロジェクトの舞台は、町田駅からすぐ近く、中心市街地の商業施設の一つ「ドン・キホーテ町田駅前店」横の通りです。
2016年「まち☆クリ実行委員会」設立
人と人が行き交い活気溢れる町田は一時「西の歌舞伎町」と呼ばれ、治安の悪いまちと言われていました。しかし近年犯罪率は減少し治安は向上しているものの、市民アンケート調査によると「体感治安」は改善していませんでした。そこで2013年に一般社団法人町田青年会議所が新規に治安向上事業として「まち☆クリ 〜町田クリーンアップ作戦〜」を立ち上げ本事業はスタートしました。これまで3000名を超える市民の皆様とまちの落書きを消してきました。2016年には、一般社団法人町田青年会議所から「まち☆クリ実行委員会」へ事業が移管され、市民団体である「まち☆クリ実行委員会」が主導し事業を実施しています。
まち☆クリ実行委員会のメンバーは町田の為に日々活動をしています。落書き消しを実施するための材料費や会議の運営費などは、地域のお祭りなどでブースを出展し、”わたあめ”や”かき氷”などの販売を行い賄っています。
2013年2月に始まった「まち☆クリ 〜町田クリーンアップ作戦〜」。
協力者は増え続け、2016年 第1回「まち☆クリ」の参加者は414名。
2016年 第2回「まち☆クリ」の参加者は813名。(2017年は台風の為中止でした)
しかし、一度消した落書きも、また同じ場所に落書きをされる場所もあり、落書きを消すだけではなく、別の解決方法を模索していました。
そんな現状を変えるべく、「まち☆クリ実行委員会」の委員長が立ち上がりました!
まちだが好き!
はじめまして!
町田を誰よりも愛する土地家屋調査士を本業としている「まち☆クリ実行委員会」委員長の後藤哲晴です。幼少期から町田で育ってきた私が青年会議所などで地域と関わり多くの出会いや様々な事業を体験してきました。これまでの落書き消し事業の枠を超え、町田に魅力ある文化芸術スペースを作り上げるべく、仲間と新たな挑戦をすることを決意しました。
これが今回クラウドファンディングプロジェクトである、落書きを消去したあとのビルの壁面を世界遺産であるアルタミラ洞窟壁画をテーマにしたアートギャラリーに変えるプロジェクトです。
この事業でまちの問題を解決すると同時に、多くの人々が集まるアートスペースを創出し、人と人とがコミュニケーションできる場へしていきたいと考えています。
事業に対して多くの協力が集まりました
事業を企画するにあたり、落書き跡に書く壁画のテーマを選定しました。著作権フリーで誰もが見たことのある絵で、今回アートギャラリーに変える場所にふさわしい絵は何か意見を出し合いました。
世界最古級の壁画と言われている世界遺産でもあるスペインのアルタミラ洞窟壁画の案が上がりさっそくスペイン政府観光局(東京都港区)を訪問し打合せをさせていただきました。
事業内容を伝えると快く承諾いただき、事業に対して後援いただけることになりました。
スペイン政府観光局に承諾をいただき、壁画をテーマにしたアートギャラリーを創る為に、地元の町田・デザイン専門学校に協力を依頼しました。夏休みの課題として取り上げていただくことが決定し多くの学生が本事業に参加していただけることになりました。アートギャラリーに掲示する8つの作品はコンペを開催し、審査員に作品を選んでいただきます。本事業に協力いただいた関係諸団体の皆様に審査員をお願いしています。
本事業には町田がホームタウンであるFC町田ゼルビアさん、ASVペスカドーラ町田さんにも事業スタート時からご協力いただいております。クラウドファンディングの返礼品のご支援もいただきました。
FC町田ゼルビアの皆様とFC町田ゼルビアのマスコットキャラクター、ゼルビー君もこれまでの「まち☆クリ」に参加しています。
ASVペスカドーラ町田の皆様にも「まち☆クリ」にご協力いただいております。
この事業を町田市の「まちだ〇ごと大作戦」にエントリーさせていただきました。8月2日、まちだ〇ごと大作戦の事業として承認されました。町田市からも新しい挑戦である本事業へのバックアップをいただくことができました。
今回の事業の広報は、町田の地域情報メディアサイト「まちだけ。」さんにも協力いただいております。「まちだけ。」のキャラクターがアートギャラリーに登場する予定ですので、お楽しみに。
まち☆クリ実行委員会
「まち☆クリ実行委員会」は現在42名のメンバーが在籍しており、2か月に1回集まり会議を開催しております。3つの部会に分かれ、部会は随時開催しています。会議には本事業に協力いただく関係諸団体の方々も参加し、いつも活発に意見を交わし事業に向け準備を進めています。
地域を変えるのは行動する「人」
【後藤委員長の想い】
ひと昔前は犯罪率が高く「治安の悪いまち」と言われていた町田ですが、近年は犯罪率も年々低くなり、若い世代の町田市への転入者も増加しています。
しかしながら、町田市が行っている2017年度の市民意識調査によると、町田市での生活で不満な点として「治安が悪い」が2位となっており、まだまだ「治安が悪いというイメージ」が市民(特に若い世代)の意識としてあります。
これは特に町田駅周辺の市街地にまだまだ落書きがされていたり、ステッカーなどが貼られゴミが散乱している場所があり、それらが放置されてしまっていることも大きな要因の一つではないかと思います。この状態をこのまま放っておいては、今後イメージが良くなっていくどころか実際の犯罪率の上昇にも繋がりかねません。
「愛の反対は憎しみではなく無関心である」
自分たちが住み暮らす地域に関心を持つこと、つまり地域を愛する想いを持つことで、より安心して暮らせる場所に変化させるとともに、そこに住まう人々の意識をも変えていくことが出来るのではないでしょうか。そのためには行政や政治だけに頼るのではなく、志を持ったその地域の人間がまず行動することが大切であると考えます。
一人ひとりの力は小さなものでも、同じ志を持った仲間が集まり協力していくことで、一人では成し得ない大きな運動の渦を巻き起こすことが出来るはずです。
是非とも我々の想いに共感いただきご協力くださいますと幸いです。
洞窟の中の「古代の覗き窓」
本年度「まち☆クリ実行委員会」の副委員長を務め、壁画プロジェクトのコンセプトを作成した成瀬副委員長に設計に対する考えを聞きました。
「どのようにすれば、人の想いが宿った空間になるか?」
このことを常に意識しながら、今回のプロジェクトを計画しました。多くの人の想いが宿った空間には、落書きの再発はなくなり、新しい街の魅力を創り出せる空間になるからです。単なる綺麗な絵を描くだけではなく、市民参加型で多くの方が参加することが必要があると考えました。
空間全体のデザインにおいては、今回の対象地がもつ”両側をビルに挟まれた路地裏の暗い空間”という特性を、マイナスに捉えることなくプラスに捉え、逆転の発想の中で、空間全体の個性を引き出し、ここにしかない空間を作り出しています。
空間全体を洞窟のようにデザインし、洞窟の中に「古代の覗き窓」を設け、世界遺産でもあるアルタミラ洞窟壁画をテーマとした作品を展示することで、時空をこえるタイムトンネルのような世界を表現しています。
「古代の覗き窓」の中の世界が将来に渡り変化し続け、周辺の街並みとは異なる世界をつくりだすことで、まちを行き交う人々の興味をひき、あらたな街の魅力をつくりだせる空間を創造します!
プロジェクトの舞台
ドン・キホーテ町田駅前店横の通りをリノベーションします。この場所は落書きを消し事業を開始した2013年から毎年落書きを消してきた場所です。落書きを消すだけでなく、壁面に塗料を塗り綺麗に仕上げた年もありました。
落書きが最も多かった場所の一つ「ドン・キホーテ町田駅前店」横の通り。
これまで地元の高校生も多く参加し落書きを消してきました。
落書きが多く塗装した年もありました。
落書きを消しても書かれてしまう落書きは後を絶ちません。
2018年10月13日 まち☆クリ開催決定!
落書きが繰り返されてしまうドン・キホーテ町田駅前店横の壁を
アルタミラ洞窟壁画をテーマにしたアートギャラリーにチェンジします!
完成予想イメージ
【事業に協力いただている地域関係諸団体】
・町田市
・スペイン政府観光局
・町田市中心市街地活性化協議会
・町田商工会議所
・ドン・キホーテ町田駅前店
・株式会社富澤商店
・学校法人東京町田学園 町田・デザイン専門学校
・FC町田ゼルビア
・ASVペスカドーラ町田
・町田の地域情報メディアサイト まちだけ。
・株式会社ブリッジ
・町田市中央地区商業振興対策協議会
・478
・株式会社ACデザイン
・関西ペイント販売株式会社
・一般社団法人町田青年会議所
(順不同、敬称略)
集まった支援の用途とその内訳
今回ご支援いただきました支援金は
アルタミラ洞窟壁画をテーマにしたストリートギャラリーの
作成費として大切に活用させて頂きます。
※銀行振込をご希望の方へ 銀行振込でのご支援方法をご希望される方は、担当者にて個別対応致します。下記連絡先までご連絡ください。折り返し手順についてご案内させていただきます。
【メールアドレス】machidajc@kiu.biglobe.ne.jp
※1 ご連絡頂く際は、件名に"【FAAVO東京町田】銀行振込について"と入れて下さい。また、本文中には下記情報を必ずご明記下さいますようお願い致します
【必須記載事項】
・お名前 ・ご住所(リターン品送り先) ・電話番号 ・メールアドレス ・ご支援金額 ・ご希望のリターン品
※2 振り込み手数料につきましてはご負担頂きます。ご注意下さいませ。
※3 頂いた支援金に関しては、期間内に目標金額に達しなかった場合、責任を持ってお返しいたします。
※4その他、会員登録、クレジットカードでのご支援方法につきましてご不明点ございましたら、お手数ですがFAAVO東京町田運営事務局(edesk@mbda.jp)までご連絡下さいませ。
● 実行スケジュール
8月13日 クラウドファンディング スタート
9月13日 クラウドファンディング 終了
9月中旬 作品 一次審査通過作品 決定
9月下旬 作品 二次審査 受賞作品 決定
10月1日~12日 アートギャラリー製作工事
10月13日 「まち☆クリ」事業当日 受賞作品表彰式
●最後まで読んでいただきありがとうございます!
「まち☆クリ」として初の試みであもある今回のプロジェクトは2018年10月13日にお披露目させていただく予定です。地域の皆様と文化芸術に触れられる場を創造し、人と人が行き交い益々活気あるまちだを創造してまいります。大好きな町田の為に精進してまいりますので、皆様のご支援を賜りますよう宜しくお願い致します!
● お問い合わせ先
まち☆クリ実行委員会 事務局
〒194-0013 町田市原町田6-17-18 フジビル87
一般社団法人町田青年会議所内
TEL : 042-725-7565 / FAX : 042-726-9067
受付時間 10:00〜16:00 (土、日、祝日休み)