二子玉川を「BREWな街に」。クラフトビールの文化を根付かせ、地域で交流する憩いの場を作りたい!

 

 

はじめまして。ふたこ麦麦公社の市原と申します。

二子玉川に住んで約20年。休日は多摩川でカヌーや投網、ピクニックと

地元の自然を満喫しています。

 

さて、二子玉川のローカルビール「ふたこビール」が誕生してちょうど4年になります。

きっかけは、地域での「街にあったらいいなをプレゼンする場」で、何か提案するように言われたことでした。

 

街の拠点となり、みんなが憩う場所を作りたい。二子玉川のお土産になるような、地域の自慢になるものをつくりたい。考えた末にたどり着いたのが「ビール」でした。

 

「二子玉川の顔となるクラフトビールをつくりたい」。まちづくりの仲間たちに賛同を得て、2015年2月5日に副代表の小林結花とともに株式会社を設立。“フタコエールで街にエールを送ろう”を合言葉に、街から誕生した経緯やビールで人や街をつなぎたい思いから、会社名は「ふたこ麦麦公社」と名付けました。

■ビールは人々をつなげる潤滑油

 

いきなり始まった初めてのビールづくり。まずは、日本各地のビアハブや醸造所を訪ねてまわり勉強をしました。皆さんとても親切に教えてくださり、今も親しくしてもらっています。ビールは美味しいだけでなく、人々をつなぎコミュニティを生む不思議な魅力をもっているということに気づきました。

 

ビールづくりを学んでいく過程で「BREW」という概念がとても好きになりました。BREWは日本語だと「醸造」という意味になりますが、「異なるものを混ぜ合わせてなにかを生む」「悪だくみする」といった、予測できない結果を楽しみワクワクするという意味が込められています。BREWで生まれるビールにはジュースにもワインにもない気軽さがあり、人々の潤滑油になってくれるのだと改めて確信しました。

 

そして完成したのが「ふたこビール」です。

 

「ふたこビール」の定番は、フタコエールをはじめ4種類。柑橘とフローラルの華やかなポップの香りで、女性も飲みやすいと好評をいただいていいます。

■あたなが育てたホップや麦が、ビールになって返ってくる「世田谷ホッププロジェクト」

 

ふたこビールの誕生をきっかけに、世田谷にもっとクラフトビールの文化を根づかせたいと考え、「世田谷ホッププロジェクト」を立ち上げました。

 

家庭のお庭やベランダ、空き地や畑でホップを育ててもらい、夏はグリーンカーテンとして世田谷の夏の風物詩に、夏の終わりには収穫した実を持ち寄ってみんなで摘みたての生ホップでビールを作る、そして秋にはできたてビールで乾杯。

 

 

 

畑で一緒に育てる中でのコミュニティー、各家庭での成長や悩みの共有、自分で育てたホップがビールになるという成功体験は、想像以上の楽しさをもたらしてくれています。

 

最近では県外へと派生し、全国から問い合わせや見学の方がいらっしゃるようにもなりました。


「みんなでつくるビール」。このコミュニティこそが、ふたこビールの最大の魅力です。

■ふたこビールのこれからを考えたとき、やはり「お店が必要」

 

 

これまでの醸造は遠方で醸造所をお借りしており、ホップや地域の果物などが急にが手に入ったときに、すぐに仕込みに使うことができませんでした。

 

次の世代にふたこビールが引き継がれていくためには、二子玉川に基地が不可欠。そして、もっと気軽に、柔軟に、みなさんとビールづくりができる場所をつくりたいと考えました。

 

新しいお店は、二子玉川の日常に溶け込む場所でありたい。帰路に着くまえの一杯、二子玉川へ降りたったらまずここに。ふたこビールを買って多摩川へ、街散策へ。そして、「BREWな場所に」。

 

流行りや一過性のものでなく、ずっと街にあり続けて欲しいと願って、「ふたこビール醸造所」をオープンします。

■「ふたこビール醸造所」はオープン目指して日々まい進中!

 

「ふたこビール醸造所」は、2018年11月30日に二子玉川・柳小路南角にオープンの予定です。

 

醸造所併設のできたてのビールをその場で飲めるブリューパブです。その場でお好きなビールを缶詰にして持ち帰り、家庭や屋外でも気軽にビールを楽しめるようにします。

 

物件探しに4年かかり、最終的に決まったのが9月下旬。なんとか設備内装が予定通り間に合うように進めているところですが、まだ間に合うかどうか綱渡りで、日々ハラハラドキドキしています。

 

特に、醸造設備を設置するにあたっては、電気容量が足りない、荷重が厳しいと何度も諦めかけましたが、構造やキュービクルの設計をやり直してくださり何とか機材を入れることができました。

 

内装は、予算がないこともありどんどん削っていくうちに、本当に最低限の椅子とテーブルだけというシンプルなインテリアとなりました。

 

先日、ビル設計をされた建築家の三井嶺さんから「一番思い入れのある楽しみなテナントです」と言っていただいたときは、迷惑をかけて申し訳ない気持ちとうれしい気持ちとで胸がいっぱいになりました。

 

 

建物の本来の素敵さを活かした、このシックでシンプルなブリューパブが、オープン後はたくさんの人の笑顔とビールで賑やかになることを夢想しています。

■昼から営業します!テイクアウトをして、多摩川の河原で一杯の幸せ

 

 「ふたこビール醸造所」の前の道を少し歩くと多摩川に出ます。家族や友人とテイクアウトをして河原でのんびり一杯など、新しい二子玉川の楽しみ方が生まれたらいいなと思っています。

 

また、ビールが飲めない方やお子様のためにコーヒーやジュースもご用意しています。

 

コーヒーは近くの焙煎所「WOODBERRY COFFEE ROASTERS(ウッドベリーコーヒーロースターズ)」との、クラフトビールとクラフトコーヒーの地域クラフトコラボを行います。二子玉川限定焙煎「フタコブレンド」やコーヒー豆をスタウトに漬け込んだコーヒービール、コーヒービールと同じ豆で作ったナイトロコーヒーも提供します。

 

街の拠点となるような醸造所をつくり、地域の人々だけでなく、たくさんの方と一緒に、新たな交流の場、ビール文化を二子玉川で醸成していきたいと考えています。 

■みんなの協力でできた店舗にしたい!店舗の仕上げ&PRのためにご支援お願いします。


 

今回は、お店の開業のために必要な資金の一部をクラウドファンディングで集めつつ、ふたこビールを存分に楽しむことができる場所の誕生を一緒に祝う人々を募りたいと思い、クラウドファンディングに挑戦します。

 

二子玉川ローカルクラフトビール「ふたこビール」は苦節4年、念願の、待望の、二子玉川での醸造がついに目前までやってきました。ビールが大好きな皆様、地域を愛する皆様、どうぞ「ふたこビール醸造所」設立へご支援をよろしくお願いいたします。 

 

(※遠方の方からのご支援にもオススメなコースもご用意しています。「■■遠方の方にもオススメです■■」と入れています。ぜひ、ご検討ください。)

■「ふたこビール醸造所の情報

住所:東京都世田谷区玉川3丁目13番7号 柳小路南角2階
※場所はこちらのサイトもご参考になさってください

https://www.yanagikoji.com/(柳小路)
電話:03-6411-7125(ナイスフタコ)
席数:約20坪 店内25席(立食40人まで予約可能) 

■支援金の使いみち

店舗内装費、設備購入費 等

オープニングイベント等リターン品準備・配送費

プラットフォーム手数料

■実行スケジュール

2018年11月中 店舗オープンPRクラウドファンディングスタート

2018年11月30日 店舗オープン予定 

■お問い合わせ先

株式会社ふたこ麦麦公社

mugi@futakobeer.com

  • 2018/12/25 16:30

    お店に来てくださった方から、「ふたこのたまごエール隊は、Tシャツやタオルハンカチを毎回持ってこないといけないの?」とよく聞かれますが、いいえ!そんなことはありません。限定Tシャツまたはハンドタオル以外に「隊員証」をお渡しいたしますので、お店にいらっしゃるときは隊員証をお財布に忍ばせていただくだ...

  • 2018/12/25 10:14

    【本日が「ふたこエール隊」募集の最終日】ふたこビール醸造所がオープンして、1ヶ月弱。やっと、お店が形になり始めてきました。このクラウドファンディングは、本当は、お店のオープンの前に実施しようと企画していました。しかし、初めてのコトばかりの出店の準備に振り回され、結局オープンの直前に挑戦すること...

  • 2018/12/07 18:03

    宇奈根は二子玉川の西にある地区の名前。言うなれば二子玉川の奥座敷といったところ。今日のレポートは、この名前を冠した宇奈根ペールラガーについてご紹介しようと思います。***IPAはインドがイギリスの植民地だった時代、イギリスからインドまでビールを運ぶため、防腐効果のホップをたくさん入れました。ホ...