昨年のクラウドファンディングでは、大きなご支援をありがとうございました!

つながったひとり親の親ごさんには、お米がとても喜ばれ、子どもたちにはお菓子が大好評でした。今年もクリスマス・お正月にホッと一息ついてもらえるよう、また、皆様のお力をお貸しください!

 

 フードバンク狛江は日本で2番目に小さな狛江市で立ち上がったフードバンクとして、市の相談窓口と結んで月40~70件を超える食品提供をする慈善団体です。提供する家庭の状況に合わせた細やかな食品のセットを心掛け、小さな町のフードバンクだからできることを、狛江市と連携して手弁当で頑張ってきました。

 

 

狛江市は一戸建ても多く建ち並び、ベットタウンということで「7人にひとりの子どもの相対的貧困」がなかなか実感できない地域のように思われます。しかし一昨年、市のホームぺージに載った子育て支援課の「ひとり親 アンケート」で回答した160世帯のうち、「暮しが苦しい」と答えている世帯は72%、さらに母子家庭(148世帯)の47%が年収100万円未満・200万円未満で暮らしていると回答しています。

多くのひとり親世帯は仕事と子育てで忙しく、2018年度、市の相談窓口でフードバンクからの食品提供を受けた母子世帯はたった11世帯にしかなりませんでした。もっとひとり親家庭に利用してほしいと考えました。

 

 

今年度も夏休みから何とかスタートしました!

狛江市の子育て支援課の封書に同封していただき、希望された64世帯へ配送することができました。

 

 昨年度は給食のない夏休み・冬休み・春休みに、さらに2019年度にも、夏休みに希望するひとり親世帯へ食品を届けることができました。申し込みのあった64世帯のうち30世帯は新しく希望された世帯でした。きっと冬にはもっと多くの希望の手が上がることと予想しています。

返送されたアンケートには驚くほど喜んでいる感想が綴られていました。

 

「ママ、ありがとう、ありがとう!」

 

アンケートには、申し込んだ理由は「給食のない時期は食費がかさんで大変…」や「生活困窮のため」「生活・生きていくため」などと書かれていました。

届いたお家のお母さんが帰宅したら「子どもがフードバンクの宅配便を開けて、ぜいたく品の紅茶とクッキーを食べていました」とも書かれていて、今回も宅配便を開けたお子さんが「ありがとう、ありがとう」と何度も叫んで親ごさんはとても嬉しかったそうです。


食品を送付した方々からのアンケートです。 

 

これほど、ひとり親家庭に喜ばれると思わなかった。また、今年の冬もクリスマスやお正月が来る時期に子どもたちから、「うわー!嬉しいー」と喜んでほしい。

 

64世帯170人(高校生以下97人)に食品を届けることができました。 

 

「ロス食品を食品として活かす」フードバンク狛江から、市民の支え合いで、夏に続く冬休みも、ひとり親家庭の子ども達へ食品を届けたい!


10月は食品ロス削減月間で、市庁舎でのフードドライブにも取り組みました。日本の食品ロスは643万トン、企業だけでなく家庭からも、まだ食べられるのに廃棄されています。フードバンクは家庭に眠る食品を寄贈していただいて、次の「いただきます」へ食品として活かし、つなぎます。

 初めての試みで、10月につながったひとり親家庭に、「賞味期限の迫った食品があり、もったいないので食品ロス削減協力で直接引き取りに来ませんか?」とお知らせし、約2週間で22世帯が受け取りに来られました。

受け取りに来られた方に手弁当でやっていることを伝えると、「涙こぼれます…。感動します。」や「こんなにもらって嬉しい。」「助かります、お菓子は子どもが喜びます」と、とても喜ばれやって良かったと思いました。

 

今年の冬も子育て応援の思いを込めて、再度配送したいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

 



 

他の都市からもご支援をいただいています。

企業から提供いただいた食品を仕分けしている様子です。

3色パステルアートさんからもご支援をいただきました

 

フードドライブで食品を集め、宅配便でお米・缶詰やお菓子を送りたい

2019年10月25日~12月25日、学校給食のない「冬休みの子育て応援」を行います

・11月初旬から12月25日まで、冬休み子育て応援のための食品寄贈を呼びかける広報を行います。

・フードドライブ=常設は団体倉庫含め5ヶ所あり受け付けています。

11/5 火曜日14:00~16:00:狛江市ビン缶リサイクルセンター

11/17 日曜日10:00~15:00:狛江市民祭

11/30 土曜日10:00~14:00:パルシステム狛江センターまつり

12/3 火曜日14:00~16:00:狛江市ビン缶リサイクルセンター

実施し提供するために720~960kgの必要な食料を集めます。

・12月初旬に夏の支援で繋がったひとり親世帯と子育て支援課の協力で周知。申込みを受け付けて希望のあった世帯に、順次宅配便でセットした食料を届けます

・実施場所はフードバンク狛江の倉庫事務所です。

 

支援金の使いみち

支援金は以下に使わせていただきます。

広報費(広報チラシ作成等印刷代、事務用品費他) 14,000円

通信運搬費(宅配便料金、郵送料他) 100,000円

食品セット費用(ダンボール、食品調達、精米費他) 36,000円

事業人件費 50,000円

FAAVO手数料(20%) 50,000円

 

実行スケジュール

2019年10月25日 クラウドファンディング開始

   12月2日 冬休み支援申込開始

   12月9日 食品の発送開始

   12月25日 クラウドファンディング終了

   12月25日 冬休み支援申込締め切り

   12月26日 食品発送終了

2020年 1月14日 お礼状と返礼品の発送開始

 

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。改めて私たちからのお願いです!

子ども支援はその後ろに必死で子育てしている親の姿があり、忙しい中でワンオペ育児を頑張っている姿が見えてきます。さまざまな支援策がありながら本当に忙しくて日々を必死で生きて、支援にたどり着いていない方も多いように思います。

一方、私たちフードバンクは食品を提供する後ろに、本当に多くの方の温かい応援の想いがあってやってこられました。一層多くのひとり親家庭の子どもたちへ届けたいと思います。今年もまた、喜ばれた夏休みに続き、冬休みの子育て応援をできますよう多くの皆様のご支援を宜しくお願いします。

 

FAAVOの支援方法が分からない方やクレジット決済に抵抗がある方へ

 当案件は「コンビニ決済」や「Pay-easy」、「現金持参」も対応しています。

<現金持参をご希望の方へ>

現金持参をご希望の方は、ご足労をおかけしますが、フードバンク狛江でお預かりいたします。

<フードバンク狛江の開所日>

月・木曜日 13時から17時まで

※月・木曜日が祝日の場合は、翌平日が開所日となります。

 

<フードバンク狛江所在地>

〒201-0012
東京都狛江市中和泉3-12-3パインハウス狛江101号室

(小田急線狛江駅より徒歩13分)