●令和元年台風第１９号がもたらした被害
この度の台風１９号により亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を捧げますとともに、
被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。
台風19号が栃木県内にもたらした被害額は、４８７億円超と発表されました。東日本大震災のときの栃木県内の被害額は２０８億でしたので、その２倍以上の被害がでた計算になります。
また、栃木県内では浸水被害が１９，２３７棟［栃木県庁調べ］と発表され、甚大な被害であったことが伺えます。
栃木市にある、サトーカメラ栃木バイパス店も浸水被害に遭ってしまいました。
△サトーカメラ栃木バイパス店の駐車場にて撮影
●台風19号被災地 栃木県の写真アルバム救済活動支援金
今回の台風19号で弊社のサトーカメラ 栃木バイパス店も被災しました。 永野川が氾濫し、濁流が押し寄せ、床上浸水しました。 翌朝、氾濫した川の泥が駐車場はもちろんフロア一面を覆い尽くしていました。
それでも同じ栃木市内のお客様で今回は被災しなかったお客様がいらっしゃるので、その方がご来店した時にご迷惑にならないように、営業しながら後片付けを進めていました。 近所の家では床上1mも浸水してしまったという民家もありました。
畳は浮き、家財道具は流され、泥まみれになったそれらは捨てるという選択肢しかありませんでした。 そんな時にまず罹災証明書を取るために被災写真が必要なことを知りました。 重労働な片付けをして心も体も疲れ果てているのに、家財道具はほとんどゴミになるのに、そこで写真代がまたかかってしまう。 同じ被災者としてそれが正しいとは思えませんでした。
そこでまず、罹災証明の写真は無料でプリントさせて頂くという取組みをしました。
毎日毎日、たくさんのお客様が罹災証明書用の写真を持って来て頂けるようになりました。
YouTuberともよ。が栃木バイパス店に掃除の応援に行った時にも
実際に被災された方にお話をお聞きできました。
その動画がこちらです。
ご来店頂いた時に、被災された時のお話をたくさん聞かせて頂きました。 そうすると、たくさんのお客様からその家財道具と一緒に想い出のアルバムも汚れてしまった事を聞かされました。 心も体も疲れ果てる復興作業が終わった時、そんな自分の生きて来た証である写真アルバムが汚れてしまってる事にまた落胆してしまうでしょう。
「思い出をキレイに一生残すために」を理念にかかがる弊社としては、そんな人たちの生きる糧になるかもしれない想い出の詰まった写真アルバムをなんとか救済できないかと考えました。
被災され水没してしまった思い出のアルバムから写真1枚1枚を救い出しまた見られる状態に戻します！
しかしサトーカメラも中小企業です。 そんなにたくさんの資金があるわけではありません。 そこでなんとか全国の皆様にほんの少しでもいいのでご協力を頂けないかと思い、今回のクラウドファンディングをする事になりました。
そのアルバムを救済したい！
どうか、この活動に少しでもご協力をお願いします！！
●アルバム救済は以下のように1つ1つ手作業で行います
１，思い出のアルバムを１ページづつ張り付かないように乾燥させる
２，乾燥したアルバムから写真を取り出す
３，写真が破れたり傷付かないようにアルバム台紙を処理する
４，取り出した写真を洗浄する
５，洗浄した写真を乾燥させる
６，元のきれいな写真に戻る
● 支援金のつかいみち
支援頂いた金額は被災された方のアルバムをまた見れるようにする為の作業費や作業する道具、場所などに使わせて頂きます。
栃木県の約１９,２３７棟が浸水、その内の床上浸水が約９,７００棟、アルバム救済は少なく見積もって３,０００棟。
１冊分の作業費５,０００円＋αかかってしまうので、目標金額に達すると、半額で救済することが可能です。
●実行スケジュール
11月30日までの支援金で第1段のアルバム救済を始めます
すでにサトーカメラ店頭に被災されたアルバムを持参して頂いている方もいらっしゃいますが、１２月から本格的に栃木県内に呼びかけ、救済するアルバムを募集します。
１日１０〜５０冊を作業し、お預かりから１週間程度（総依頼件数により前後あり）でお引渡しを進めてまいります。
写真の量にもよりますが、丁寧に行う作業になるため、膨大な時間がかかってきます。
●直接のご支援も受け付けています
支援コース以外の金額でご支援いただける場合等、直接振込による支援も 受け付けております。
■振込先
栃木信用金庫 本店
[普通]0380760
サトーカメラ株式会社
代表取締役社長 佐藤 千秋
● 連絡先
サトーカメラ株式会社
栃木県宇都宮市陽東3-27-15
本部TEL:028-613-6681
災害時対策委員長 湯澤 裕徳
