小山市の田んぼの真ん中にある空き家『まなかのいえ』を民泊施設・コミュニティスペースとして改修します!
●どんな場所、どんな空き家なの??
改修する空き家は、小山市の間中という場所にあります。
関東平野に広がる田んぼの真ん中にポツンと建っています。
周囲には田んぼと、用水路しかありません。
元々は、この辺り一帯の田んぼに水を送る水車番の小屋が建っていた場所だそうです。
小山市は新幹線のとまる駅もあり、中心部は建物も多く賑わっているのですが、少し離れるとこんなに静かなのか、と感じます。
私達夫婦は、2019年1月にさいたま市から小山市へ引っ越してきました。空き家を探し始めたきっかけは、『夜、友達を呼んでゲームして騒いでも怒られない秘密基地が欲しい』みたいな(笑)、素朴な気持ちからだったと思います。
探し始めて直ぐに、「空き家があるよ」との情報を頂き見に行ってみると…、一目ぼれしてしまいました。
周囲に何もない、まさに自分たちの秘密基地…。
深く考えることもなくすぐに借りることを決めてしまいました。
民泊で泊まって頂ける際も、『秘密基地感』を感じて頂ければ幸いです。
建物の中も少しだけ、紹介します。
↓玄関が広く、大勢来ても靴は収納できそうです!!
↓玄関入って左手には、大勢が集まれる8畳×2部屋があります。昔の家らしい造りですよね。
20~30人くらいの宴会は開けそうな広さがあります。
↓キッチンは、シンクが残っており水が出ます。コンロは新しく導入する必要があります。
↓お客様用の個室も6畳の部屋・8畳の部屋と2部屋は確保できます。
平屋ながらも民泊に十分なスペースがあります。ただ、そのままでは住むことができない状態です。
そこで、可能な限り自分達で・時々人の手を借りて、少しずつ改修を進めています。
●まなかのいえの目指しているところ
まなかのいえは、『新しいことに挑戦する人が集う場となり、みんなで小山の未来を創造する』をスローガンとして、2019年の夏から活動を開始しました。
民泊施設としてはもちろんですが、地域の人が集まって新しい何かを生み出す場としても機能していければと考えています。
より具体的には、様々なグループ・プロジェクトの集合体のハコとしての役割が果たせればと考えています。
【グループ・プロジェクト例】
・リフォーム部
・農園部
・宴会部
・ゲーム部 etc…
これらの活動を通じて、小山市の人・小山市周辺の人・農村の人・子供若者・遠方の人等…が気楽・気軽に繋がることによって、新しい価値が生み出されていくことを目指します。
また、空き家問題、農村の人口減少、人間関係の希薄化など今後さらに深刻化していく社会問題に対して、人が集まることで考えたり取り組んでいくキッカケをつくる場として地域に貢献したいと考えています。
大それたことを書いてしまいましたが、運営側も、無理をしない・自分達が楽しい範囲でやる、を基本として、ゆるーく取り組んでおりますので、皆様もゆるーく繋がって頂ければ幸いです(まずはSNSでイイネをよろしくお願いします)。
●どうして小山市で民泊をやろうと思ったか
まなかのいえプロジェクトは、私達夫婦(村山大樹・村山史織)が主に運営しております。
どうして夫婦で、小山市で民泊をやろうと思ったのか?について、ここで少し書いておこうと思います。
話は2018年秋にさかのぼります。
当時、私たち夫婦はさいたまに住んでいました。そして、”地域おこし協力隊の制度を利用して地方に移住すること”を考えていました。
妻の方はまだ、さいたまで働いておりましたので、さいたまから遠くない地方が無理が無くて良いんじゃないか、となりました。
栃木県小山市は宇都宮線でさいたまに通える位置にあり、また新幹線を利用して都内に通勤している方も沢山います。若い世帯も多いのが特徴です。
ただ調べてみるまでは、小山市がこんなに都内に近いということは知りませんでした。『栃木県』というイメージが先行していたのかもしれません。小山市は栃木県の中でも南部にあり、埼玉県や茨城県・群馬県にも近く行きやすい場所です。
お店もそれなりにあり、住むには丁度いい環境ではないかと考え、夫の方が小山市地域おこし協力隊になり小山市に住むことを決めました。妻はしばらくさいたま市まで通勤することにしました。
2019年1月のことです。
小山市地域おこし協力隊としてのミッションは、『農泊の推進』です。
日々農泊の推進を行い、小山市の農村を見つめていく中で、少しずつ「自分達でも民泊をやってみたい」と思うようになりました。
小山市はとても魅力ある地域です。
住んでみるまで分かりませんでしたが、小山市には街もあり、農村もあり、住宅地もあり…色々な側面があります。
しかし、農村の人・街の人・子供若者お年寄り・遠方の人等、異なるバックグラウンドを持った人々が集まれる場所、すれ違える場所が無いな、と感じました。
小山市で民泊をすることによって、小山市に興味がある遠方の方はもちろん、小山市内や小山市周辺の人でも普段会うことのない農村の人・街の人が出会える場を提供できたらと思います。
また、この出会いによって、新しい何かが生まれたら…と。
農泊で知り合った農家さんに、どこかいい空き家はないか、と相談するうちに『間中にいい家がある』と農家さんから教えて頂きました。
見に行ってみると、関東平野の田んぼの真ん中にある、素敵な平屋でした。
また、元住人の方も大変良い方で、よそから来たばかりの私達を温かく迎え入れ、考えを理解して下さいました。
2019年7月、この家を借りることに決め、改修をスタートさせました。
主には夫婦二人で改修を進めておりますが、SNSや人づてで手伝ってくれる人を集め、
これまでに、小山市在住の方、小山市周辺の方、ご近所の方、白鷗大学の学生・先生など、多くの方に無償でお手伝い頂いております。
この場を借りて御礼申し上げます。多くの方に支えられ、また多くの方にオープンを待って頂いていること、大変ありがたく思います。
● 支援金の使いみち
狭かった洗面所の改修、給湯器の設置、一部部屋の洋室化、天井の補修、
宿泊に必要な布団等の物品購入に充てさせて頂きます。
一部工事は有志の地元の皆様&小山市にある白鷗大学の学生さんと既に秋ごろから開始しています!
(ありがたいことに大学生の皆様はゼミの一環としてまなかのいえに協力して下さっています。。m(_ _)m)
その様子をちょっとだけ紹介させて下さい。
・狭い脱衣スペースの改修
まなかのいえは多くの方に泊まって頂くのには、脱衣スペースが狭かったのが難点でした。(お風呂はリフォーム済みでキレイです…!)
↓狭い脱衣スペース
↓また、天井にはカビが…!(><)
そこで、壁を取り払って、スペースを広くすることにしました!
↓思いっきり壊しました!!
このあと、広い脱衣スペースを確保し、壁紙や天井・床を張り替えていきます!
・給湯器の設置
現在まなかのいえには給湯器が設置されていません。お湯を出すために給湯器を設置する必要があります。
・一部部屋の洋室化
まなかのいえのほとんどの部屋が和室なのですが、便宜上、一部の部屋をフローリング様に変更します。
↓この部屋をフローリング様にします。
↓畳を外したところ
↓断熱材を敷き詰めていきます
皆で作業しました!
・天井の補修
雨漏りの影響で天井が落ちそうな部屋がありました。
● 実行スケジュール
2020年春(4月)頃オープンできるよう、準備を進めております。
2019年7月 プロジェクトスタート
2019年9月 改修工事開始・改修イベントの実施
2020年1月 新年会開催
2020年2月 テスト宿泊の実施
2020年4月 民泊施設としてオープン予定・オープン記念イベント
★オープン記念イベントについて★
2020年4月には、オープン記念イベントの開催を予定しております。本プロジェクトについて該当金額をご支援して頂いた方はご招待致します。
予定日:2020年4月12日 13:00~17:00→新型コロナウィルス感染拡大防止のため、延期致します。状況を見て延期後の日程をお知らせいたします。
内容:オープン記念式典(これまで・これからの取組紹介)、高額支援の方へのお礼、食事会交流会など
アクセス:栃木県小山市間中622とナビに入力頂き、車にてお越しください。
道の駅『思川』とガソリンスタンドの間の道を南に1kmと少し走った辺りに、まなかのいえはあります。駐車場は10数台ほどは停められますが、参加者(車)が多い場合は近隣の施設まで車でお越しいただき、そこからはこちらの車で送迎(か自転車で移動)する形式をとりたいと思います。
電車・新幹線の場合は、JR小山駅から道の駅思川まではバス、そこからはこちらの車で送迎(か自転車で移動)する形式をとりたいと思います。
ご不明点ございましたら、下記お問い合わせ先のいずれかからご連絡下さいませ。
↓既に行ったイベントについては、Facebookなどで様子を公開しています!ぜひ覗いてみてください!
https://www.facebook.com/manakanoie/
● お問い合わせ先
まなかのいえ
栃木県小山市間中310-1
代表 村山大樹(むらやまだいき)
村山史織(むらやましおり)
TEL: 070-4372-5232
Mail: info@manakanoie.com
各種SNSやってます!
https://www.facebook.com/manakanoie/
https://twitter.com/oyama_manaka
https://www.instagram.com/oyama_manaka/
Webサイトあります!