PVの見所

見所①:PRするキャンドルイベントは豪雪地帯に輝く希望の象徴  居住地としては世界有数の豪雪地である十日町市。毎年2~4メートルの雪で約4か月間、まちも大地も雪で覆われます。毎年のことでも、除雪労務で体への負担がかかります。冬期で日照時間が短く、降雪で太陽が見えないときもある、除雪で自分のための時間がとれなくなるなど、心理的にも暗くなりがちなこの時期に「住んでいる人の心の光となるもの、元気づける何かができないか」と始まったのが、キャンドルを雪原に灯す「雪原カーニバルなかさと」です。このイベントには、閉ざされた冬期を乗り越え、喜びの春を迎える住民の心を象徴し、地域の発展と住民の幸せを想う願いが込められているのです。PVでは、この雪国の様子や当初の思いも併せてお伝えします。 見所②:村民の数の灯が今では2万本に。ひろがる「郷土愛」と変わらない「手づくり」 当初、村民の数である約6千本のキャンドルがともされました。この本数は、地域内だけでなくIVUSA(NPO法人国際ボランティア学生協会)などの民間団体、全国からの心ある方々の賛同を得ながらしだいに増えました。今ではあたり一面をともす2万本のキャンドルの海原となりました。当初から今でも変わらない点は、カップづくりから会場設営、キャンドル設置、点灯まで全て地域住民の力を結集して作り上げる「住民手づくり」のイベントということです。このプロセスの過程で、自らの力で実施することで困難を乗り越える力を育む、仲間と一緒に取り組むことで地域の結いの気持ちを強めることを目指します。「雪原カーニバルなかさと」は、観光イベントではなく「地域の元気づくり」のイベント。PVでもイベントが成長した過程を2万本のキャンドルの感動とともに伝える演出をします。 見所③:人と人の絆は全国共通の宝物。PVを通じて全国に元気をお渡ししたい!そして地域の誇りにつなげたい!  「雪原カーニバルなかさと」は、訪れた人もこのプロセスに参加することができます。お客さんではなく、「仲間」として迎え入れられるのです。主催側と来訪者の壁がない関係は、作業を通してのやり取りの中で、目には見えない「温かさ」や「絆」を感じることができます。そして、キャンドルの灯をともしながらゲレンデをのぼり、そしてふと振り返った瞬間、広がっている光の海原の光景は、言葉には表せないほどの深い感動を与えます。今、日本各地でおこる様々な災害で日本全体が元気をなくしているように思います。また、コミュニティの希薄に警鐘が鳴らされて久しいです。このような時代にこそ大切なのが「絆」ではないでしょうか。私たちは、この誇れるイベント「雪原カーニバルなかさと」のPVを通して、人と人の「絆」を伝え、全国に元気をお渡ししたいと強く思っています。また、このことで、私たち地域の誇りにつなげられればと考えています。

PVあらすじ

起: 12月。フワフワと舞い落ちる雪、十日町市は真っ白な白銀の世界。しかし、そこに住む人たちは毎日除雪作業に明け暮れ、体にも心にも負担がのしかかる。そんな十日町市の中里地域で生まれた育った美里(仮名)は、大学を終え、地元に就職。日々社会人一年生として仕事もプライベートもあわただしい毎日を過ごしていた。 承:美里は、地元が大好きだが、冬になるとなんとなく暗い雰囲気になる地元を何とかしたいと考えていた。彼氏と部屋の中でキャンドルで楽しんでいたとき、雪の上にキャンドルを灯すことを思いつく。そして、近くの公園で彼氏と二人で楽しんでいたところ、周りの人が集まってきて盛り上がり、楽しい時間を過ごす。 転:美里は、もっともっと大きくしたいと願望が膨らむ。しかし彼氏は、ただでさえ地域のイベント協力などで時間を作ってもらえない美里がこれ以上、自分との時間を削って地域にはまり込むことを好ましく思っていない。やがて二人に摩擦ができてくる。それでも、自分の思いを止められない美里は、一人で協力者を募り始める。あまりにも大きなイベントに、「むりだろう」などと協力がすんなりもらえない。一方、彼氏は、美里の情熱に心を打たれ、彼女の見えないところで協力する。彼女が去った後に、深く頭をさげてもう一度お願いするなどで協力者の獲得に力を尽くす 。 結:イベント当日。できる限りのことを頑張ろうと考えていた彼女(とその仲間)の周りに、地域の皆さんが集まる。そして、一丸となりゲレンデにキャンドル設置完了。ついにゲレンデ一面の光の海原ができる。その光景に感動はするが、近くにいるカップルをみて、少しさみしくなる美里。その美里の後ろからそっと彼氏が肩に 手をやり、「がんばったね」と伝える。彼氏から認められたと分かった美里は、深く感動し彼氏に抱きつく。そして二人を祝福するように花火が上がる。

制作スタッフ

企画:船木康平、小林桃子、藤木剛史、桑原善雄、高橋剛 出演:NPO法人国際ボランティア学生協会の皆さん、中里元気印頑張隊Rの皆さん、ほか地域の大勢の皆さん(主役2人については選定中) 撮影協力予定:Photo-Studio-HATOYA 編集協力予定:有限会社豊楽

制作スケジュール

1月中旬 作成スタッフ打ち合わせ 2月~3月上旬 撮影 3月中旬 編集 3月末 納品(旅もじゃへ掲載)

最後に

 「雪原カーニバルなかさと」は、一地域の一イベントにすぎませんが、全国に元気を与えることができるイベントだと自負しています。このような、一つ一つの志に光が当たり、それが日本全国のいたるところで光り出したら、きっと元気がない地域の「元気づくり」につながるのではないでしょうか。しかしながら、地域からの多くの協賛を集めるなどで実施しているイベントであるため、PVを作成するまでの予算がありません。つきましては、ぜひ実現できるよう皆様のご支援を何卒よろしくお願いいたします!

起案者情報

○HP:http://www.nakasato-kiyotsu.jp
  • 2014/07/22 17:26

    こんにちわ! 海の日も過ぎ、本格的な夏が参りますね。暑い季節に、見るだけで涼しくなることが出来るリターン品の準備が整いました。 地域おこし協力隊の仲井さんがスタッフに加わりリターン品準備を手伝ってくれました。 写真を集めてのDVDケースジャケットのデザイン作成~印刷~余白のカット...

  • 2014/06/29 12:05

    ご挨拶 こんにちは!企画スタッフです! (礼) すっかり初夏です!撮影を2月から行いましたが、当時、寒かったです・・・笑。あの寒さが思い出せないほど暑くなりました。 さて、ご報告が遅くなりましたが・・・PV、完成しました!!^^ 2月から5月まで、合計6回の撮影を行いました。多くのサポ...

  • 2014/02/21 10:14

    ご挨拶 こんにちは!本日の十日町市内の天気は雪。窓の外は雪がちらちらと舞っています。先週は集中的な降雪もありましたが、ようやく天候が落ち着いてきました。少しずつ春の足音が聞こえてきましたね。 第26回雪原カーニバルなかさと 雪原カーニバル実行委員会内は、現在わくわくするような...