シンポジウムの開催をきっかけにして、新たな事業の創出を促進します!

はじめまして、「株式会社あらまほし」という会社を経営している戸田佑也といいます。 私は、掛川茶をはじめとした日本茶の海外輸出・Eコマース事業をナリワイとしながら、ジモトを元気に、オモシロクするべく、さまざまなイベント企画などに取り組んでいます。 これまでに実施した企画としては、 ・掛川市で初めてとなるビブリオバトル(書評合戦)(2014年8月) ・県内の留学生を対象とした掛川茶スタディツアー(2014年11月) ・タイ・インドネシアから来日した高校生向け日本茶体験ツアー(2015年7月・静岡大学との共催) ・関西学院大学のゼミ生さんとの茶摘み体験イベント(2015年7月) などがあります。 そして、今回のプロジェクト「地方創生シンポジウム in かけがわ〜掛川・遠州発!外貨を獲得する地域ビジネス〜」は、ジモトで新しい地域ビジネスを生み出すべく、起案・企画したものです。 地域を元気にしたいという熱い想いを持ったヒトを集め、つなげる場をつくり、新たな事業のスタートアップにつながるシンポジウムにしたいと考えています。

具体的な事業につなげる!ジモト企業・団体によるフラッシュプレゼン

シンポジウムでは、岡山大学の中村良平教授による基調講演をはじめ、掛川を代表する農園であるキウイフルーツカントリーJapan園長の平野正俊さんらとのパネルディスカッションを行い、地域の活性化に関する基礎知識をみんなで学びます。 ▲中村良平教授(左)、平野正俊さん(右) しかし、このシンポジウムはそうした学びの場とするだけではありません。 シンポジウム後半では、地域の事業者・団体によるショートプレゼン(1社5分程度の連続プレゼン)を行います。 これにより、これから取り組もうとしている新しい事業、プロジェクトについて紹介・PRしてもらいながら、事業の実現に向けて産学官金のネットワークづくりを促進したいと考えています。 もちろん、掛川・遠州地域の方だけでなく、東京・大阪をはじめとした都市圏の方にもお越しいただき、たくさんの人と人とのつながりをつくっていければと思います。

ポテンシャルを活かして、掛川を新しいビジネスの生まれるまちにしたい!

私は高校までを掛川で過ごし、その後大学は関東、就職は大阪だったため、10年程ふるさとを離れて過ごしました。そして今年5月に、掛川へ帰郷し、掛川茶をはじめとした日本茶の海外輸出・Eコマース事業を起業しました。 私が掛川に久しぶりに戻ってきて感じたのは、「掛川には、思った以上にソトの人を惹きつける魅力があるなあ」ということでした。掛川は、東名高速道路、第二東名高速道路、新幹線が通る交通の要衝であり、日本を代表する茶の産地であり、企業誘致にも成功しており、掛川城や大日本報徳社といった歴史・観光資源もあります。 ▲大日本報徳社(左)、掛川城(右) 一方、掛川も全国の地方都市と同様、人口減少・少子高齢化をはじめとした大きな課題を抱えており、その対策が急がれています。また、創業率は1.46%(2009〜2012年)と全国平均、県平均と比べて低く、新たなビジネスが生まれていない状況です。 掛川はジモト民のひいき目なしで見ても、大きなポテンシャルのある、素敵なまちだと思っています。 このポテンシャルを活かしつつ、まちを持続させていくために、外貨を獲得する新たなビジネスを生み出していきたい。 そんな想いから、そのスタートアップ・イベントとして、今回のシンポジウムを企画しました。

シンポジウムを開いて終わりではなく、未来へとつながるイベントに

日本において、人口減少や少子高齢化は避けることのできない現象です。そして、多くの地方において都市圏への若年者の流出をとどめることや、地域経済を維持することも長期的には難しくなってきます。こうした中、国は地方創生を大きな目標に掲げ、自治体でも地方版総合戦略の策定を進めています。 ですが、こうした地域の活性化は、国や自治体だけで達成できるものではなく、地域経済の担い手である企業や、そこで働く人々が最も重要になるのではないでしょうか。 ▲飲食店新規開業者のための屋台村「本陣通り」 本シンポジウムは、ただ「いい話を聞けたね」で満足してしまうシンポジウムにせず、利益を無視した一過性のイベントの話で終わらせず、本当に地域の活性化につながる話をしていきたいと考えています。 そのため、効果的な地域ビジネスの理論を中村氏の講演で学び、掛川で市内外からひとを集める体験学習型農園を経営する平野氏の経験を知り、事業者が新規事業をプレゼンする場を設けました。 特に事業者によるプレゼンは、来場している地域の事業者や行政機関、金融機関等に対して、新規事業をPRし、協業できる団体・人材を募る時間として、マッチングにつなげていきたいと考えています。 シンポジウム開催概要(予定) 日時:2015年12月19日(土)14時30分〜18時00分(14時00分開場) 会場:大日本報徳社 大講堂(静岡県掛川市掛川1176番地) 対象:企業経営者、地方自治体職員、金融機関職員、    地域ビジネスに関心のある方等 定員:シンポジウム80名、懇親会60名、エクスカーション12名 料金:シンポジウム2,000円(当日2,500円)、懇親会5,000円、    エクスカーション6,000円 主催:株式会社あらまほし 協賛:一般財団法人未来を創る財団 協力:掛川商工会議所、公益社団法人大日本報徳社 後援(予定):掛川市、静岡新聞社・静岡放送 プログラム 10:00 エクスカーション(13:00まで。視察旅行・希望者のみ) 14:00 シンポジウム開場 14:30 シンポジウム開会     ・協賛挨拶     【(一財)未来を創る財団 代表理事 石坂芳男氏】     ・イントロダクション     【(株)あらまほし代表取締役 戸田佑也】 15:00 講演     【岡山大学大学院社会文化科学研究科教授 中村良平氏】 16:15 パネルディスカッション     【キウイフルーツカントリーJapan園長/掛川観光協会会長      平野正俊氏ほか】 17:20 ショートプレゼン【新規事業・プロジェクト発表(4〜5団体程度)】 17:55 協力挨拶【掛川市 副市長 伊村義孝氏】 18:00 閉会 18:30 懇親会(20:00終了予定) ▲シンポジウム会場の「大日本報徳社」大講堂

集まった資金の用途とその内訳

本シンポジウムでは、会場費、講師謝礼・交通費、広告宣伝費、スタッフ人件費・交通費、エクスカーション・懇親会費等により計50万円程度の支出が見込まれています。このうち大部分の費用は参加費及び協賛団体の支援金により賄われますが、やはり一部不足する現状です。そのため、FAAVO静岡にてみなさまからのご協力をお願いできればと思い、プロジェクトを立ち上げました。 また、支援をいただくだけでなく、今回のプロジェクトをより多くの方に知っていただきたい、関わっていただきたい、ということも大きな目的の一つです。 ぜひ今回の支援を通じて、掛川・遠州地域のこれからにご関心をお寄せいただけましたら幸いです。 【FAAVO静岡支援金の充当費用】  講師交通費       :25,000円  広告宣伝費       :45,000円  (ポスター・フライヤー制作・印刷)  お返し         :10,000円  FAAVO手数料       :20,000円 ――――――――――――――――――――  合計          :100,000円

地域を元気にしていくためには、地域のソトにいるみなさんの応援が必要不可欠です。

今回のシンポジウムをきっかけとして、これからさまざまな掛川発の事業・プロジェクトを発信していきたいと思っています。 その成功のために、なにより重要なのは、静岡・掛川から離れ全国各地でご活躍されている方、静岡・掛川になんらかの御縁やご関心を持ってくださった地域外の方々に応援していただくことではないかと思います。 これからまさにはじまる、はじめていく取り組みとなります。みなさんの応援をいただきながら、みなさんと一緒に取り組んでいければ、こんなに心強いことはありません。 どうぞよろしくお願いいたします! ~~起案団体情報~~  【団体名】株式会社あらまほし  【代表者】戸田 佑也  【URL】 「地方創生シンポジウム in かけがわ」Peatix  【Facebook】「地方創生シンポジウム in かけがわ」Facebookページ  【会社HP】http://aramahoshi.jp/

  • 2015/12/21 21:01

    FAAVO静岡を通じてみなさまからいただいたご支援のおかげで、「地方創生シンポジウム in かけがわ〜掛川・遠州発!外貨を獲得する地域ビジネス〜」を無事に開催することができました。 当日は事業者・行政・金融機関・議会関係者をはじめ、計60名の方にご参加いただき、盛況のうちに閉会となりました。...

  • 2015/12/01 22:12

    クラウドファンディングプロジェクト「地域を元気にする事業をここから!地方創生シンポジウムを掛川で開催します!」、おかげさまで達成しました! 17名の方から計103,000円のご支援をいただき、クラウドファンディングが無事に成立しました。 この度は、たくさんの方から応援をいただき、本当にあり...

  • 2015/11/25 19:05

    こんばんは、戸田です。 本プロジェクトのクラウドファンディング募集期間も、残すところあと5日となりました。 ぜひ最後のひと押し、ご支援をよろしくお願いいたします!