こんにちは。
ホタルの光で育ったお米・ホタル米応援団の柴田未来(みき)といいます。本業は金沢で弁護士をしています。
身体に良いもの、心が喜ぶもの、食べてますか?
やわらかなホタルの光に照らされた、ホタル米で心と体を癒やしてみませんか?
ホタル米って何?
ホタル米は、白山麓のお米農家・おおた農場さんが作っているお米です。
この代表の大田豊さんが、超ガンコでこだわりの人。
関東の鉄工所でお仕事した後、家業を継いでお米農家になったのですが、自然と体に良いお米を作ろう!と思い立って見よう見まねで無農薬農法をやってみました。
でも最初は失敗の連続。殺虫剤は意地でも使わないとかいっていたら、お米をカメムシに食べ尽くされちゃった年もありました(トホホ・・)。
何度頭を抱えて座り込んだか分からないそうです。
それでも、「虫も食わないお米を、人間が食べて良いはずがない」。そんなガンコな思いで研究を重ねてたどりついたのが、ホタル農法です。
雑草が伸びないように田んぼに紙を敷き詰めたり、稲穂をカメムシにかじられないように、田植えの時期を1ヶ月ずらしたり。
常識外れなホタル農法は、自然や虫たちとの会話を通して生まれました。
そうして、昔は当たり前に飛んでいたホタルが、大田さんの田んぼに戻ってきたんです!しかも、生命力がとっても弱くて少しの農薬にもやられてしまうヘイケボタルが飛ぶ、日本でも珍しい田んぼになりました。
農薬にたよらず、徹底的にお水にこだわった田んぼ。そこで光るホタルの輝きはおおた農場の誇りなんです。
ホタルの光で育ったお米だから、「ホタル米」。ね?すてきだと思いませんか?
ヘイケボタルが舞う里を取り戻せたら、きっと人も戻ってくる
確かにホタル米はステキ。でも、どうして弁護士の私がホタル米応援団をしてるんでしょう。
それはきっと大田豊さんとの、かなりインパクトの大きな出会いのせいだと思います。
農家の皆さんの実情や思いを知りたくて、専業農家の皆さんの集まりに参加した時にお会いしたのが大田さんでした。
大田さんは、初対面の私に向かって、もの凄い勢いで何かをまくし立てていました。
「白山麓には若い人がほとんどいない。」
「農業を誰も継がない。」
「本当は帰りたくても故郷に帰れない。こんな農村の現状を何とかしたい。」
「そんな思いでホタルメッセージを発している。」
要約すると、たぶんこんな感じだったと思います。気がついたら約45分間、私は呆気にとられたまま、大田さんの話を聞いていました。
「か、変わった人だな。。」
それが大田さんの偽らざる第一印象でした。
でも、よく分からないけど、言葉にならない苛立ちや危機感、そして使命感のようなものを感じました。
「農村を立て直すことはできませんが、私に何かできることはありますか?」
そう聞いた私に、大田さんは、やっぱり少しずれた答えを返してきました。
おおた農場にはユニークな農法に興味をもった人がフィリピンやフランスからもホタル観賞にやってくるんだ、と。
「ああ、海外展開なら私にもお手伝いができますね。」
そうしてお話ししているうちに、ハワイで通ったファーマーズ・マーケットを思い出したんです。
以前私が住んでいたハワイでは、毎日どこかでファーマーズ・マーケットが開かれていて、農家の人達がこだわりの野菜やタマゴ、ハチミツ、お花などなどを直接売ってました。自分のこだわりを延々とお客さんに話し込む、大田さんみたいな人もそういえば結構いましたね。
作り手と会話を交わし、こだわりを分け合い、そして作り手への信頼を深めながら納得したものを買う。そして次の週もその農家さんに会いにまたファーアーズ・マーケットに足を運ぶ。そうやって買った野菜たちを食べる時、何だか心がホッコリ暖かく感じられました。
大田さんの思いも、やっぱり聞いてもらわなければ分からない。
そして「ヘイケホタルが舞う里を取り戻せたら、きっと人も戻ってくる」という大田さんの強い思いを形にしたい。通うたびに大好きになっていった白山麓の自然や暮らしを紹介したい。
そしてね、ホタル米を食べた方にも、この「心が暖かくなる体験」をして頂きたい。
アイディアがぽんぽんと溢れてきて、気がつくと4時間。私もすっかりホタル米応援団になっていました。
ホタル米でおこす、良いこと
■ホタル米の売り その1
ホタル米を食べた人の心と体が元気になりますよ!
農薬がザクザク振りかけられたお米は虫も食いません。虫が食べないお米を人間が食べて、人間が元気になるはずがありませんよね。白山の自然の恵みがギュッと詰まったホタル米は、食べた人の「心」と体を元気にしますよ。
■ホタル米の売り その2
白山麓が元気になりますよ!
白山麓には、今、若い人がほとんどいません。若い人の仕事がないために、子どもたちもいなくなってしまいました。そんな寂しい小学校や中学校に、もう一度子どもたちを呼び戻したい!!地元で地道な活動をしている人達と力を合わせて、一度は行ってみたいと思える元気な白山麓に、きっとなりますよ。
■ホタル米の売り その3
農家の人が元気になりますよ!
今、世界中で無農薬農法がブームです。農薬や化学肥料にたよらず、人の手で育てた農作物が農家の収入アップに役立っています。海外では、農業を志す若者達がオーガニック農法を学んでいます。
付加価値が高く、ビジネスとしても成立するからです。ハワイのファーマーズ・マーケットでもオーガニックな農作物は大人気でした。日本でも、多くの若者が農業を志し、それぞれの夢を叶えられるようなビジネスモデルを作りたいと思っています。
ホタル米で、社会を変えたい!
そんな壮大な夢を抱いて、大田さんは今日も田んぼにでかけます。
日本の原風景が危ない!
今、日本の農業は風前のともしびです。農家は万年後継者不足に悩み、日本中の農村に過疎が広がって、至るところで田んぼや畑が放棄されています。
考え始めたら、頭の痛いことばかり。
でも、この状況をなげくよりも、体がよろこぶ、そして心がよろこぶ農作物を作って農業を盛り上げようと頑張っている農家さんがいます。今、この芽を摘んでしまえば、土とともに生きてきた日本の原風景が失われてしまう!実は、私達の危機感はとても切実なんです。
そして、雨の日も、風の日も、雪の日も、大切に田んぼや畑を守っている農家の人たちがいなくなったら・・・。安心安全な国産農作物を作ってくれる人がいなくなってしまいます。安全安心な国産のお米や野菜がぜいたく品になる、それは遠い未来のお話しではないかも知れません。
そうならないように、どうか皆さまのお力を貸して下さい!
このプロジェクトの目標
皆さまのご支援のおかげでこのプロジェクトが成立したらやりたいこと。
農家目線で情報発信:
白山の美しい四季の風景、そこに生きる人々の暮らし、ホタル農法をWEBSITEを通して英語で発信します。私達の目からすれば単に綺麗なお花も、農家の人にとっては気候を占う手がかりかも知れません。
農家の目を通したひと味違う白山の風景をご紹介します。
商品開発:
炊飯器がない方にでも食べて頂くために、ホタル米の美味しさを閉じ込めたレトルトを開発します。
海外に流通:
世界中の自然とお米を愛する皆さんにホタル米をお届けできるように、販路を開拓します。
伝えたいのは、未来への責任
人間が、欲望のままに自然を開拓して、征服してきた今、地球の環境がどんどん悪くなっていると、みんなが肌で感じていますよね。そうしているうちに私達人間同士も、いらいら、ぎすぎす。人に出し抜かれないように、いつも緊張しながら生きているような気もします。
でも、しょせん人間も自然の「間借り人」。
そんな日本人がゆったりと大切にしてきた自然への敬意や、自然との共生関係は、今の荒涼とした世界が取り戻すべき、人間としての原点だと思うのです。ホタル米には、自然の恵みに生かされてきた人間本来の生き方がギュッと詰め込まれているんですよ。
ホタル米を食べて下さった方の心と体がほっこり暖かくなりますように。そして、自然とともに生きることで、とっても暖かい気持ちになれるんだと気づいてもらえますように。
そんな思いが少しでも広がりますように。
そうやって持続可能な世界を作ることこそが、私達の未来への責任だと思うから。
みなさまのサポートをお願いいたします!
集まった支援の用途とその内訳
1 60万円まで
日英WEBSITE開設費用の一部
(内訳)
サーバー等諸費用 20万円
WEBデザイン(wordpressのカスタマイズ等) 30万円
写真撮影費用等 20万円
記事作成費用 20万円
英文翻訳費用 60万円
ショッピングサイト 20万
2 30万円
お米のレトルト商品開発費用の一部
3 50万円 海外販路開拓
(内訳)
ブース出展費用 50万円
旅費 50万円
販促素材(英文翻訳込) 30万円
サンプル送付代 20万円
起案者情報
【団体名】おおた農場
【代表者】大田豊
【Facebook】https://www.facebook.com/ootanojo/
【Twitter】https://twitter.com/ootanojo
【Mail】hotarunosato106@gmail.com
【カバー写真提供】小原玲