“自分”好みの音を創れる「スピーカーキット」を開発・制作したい!

はじめまして。

私たちは、航空機産業の街“各務原”で技術者をしている東田和巳と足立貴昭と申します。

今回、自分好みの音をその時の気分と音楽に合わせて創りかえる事が出来る・・・

そんなスピーカーを創りたいと想い、プロジェクトを立ち上げました。

ますます便利になる時代。

そんな時代だからこそ、あえて挑戦したい!

“モノ”を創る喜びと、“音”を創る喜びを味わえる“スピーカーキット”の開発・製作。

そんな私たちの想いを応援して下さる方。

さらに、私たちと一緒にスピーカー開発に協力していただける方を募集します。

デジタル化の波とオーディオの衰退

世の中がアナログ全盛期だった1970~1980年代は「オーディオブーム」と呼ばれ、多くの人がオーディオ機器を持っていました。

1990年代に入ると、デジタル化の波が押し寄せ音楽はリビングで聴くものから持ち運ぶものへ変わり、オーディオは徐々に衰退していきました。

岐阜県内のオーディオ専門店は、残り1店舗となっています。

一人のオーディオファンとして

「なんとかならないのか・・・」

ずっとそう思っていました。

航空機産業の街“各務原”の技術者としての誇り

私たちの街“各務原市”には、現存する日本最古の飛行場としての「航空自衛隊岐阜基地」があります。

ゼロ戦を飛び立たせた“航空産業の街”と言われています。

私たちは、そんな街の技術者として誇りを持っています。

“中小企業の街”各務原市は結構すごいんです

私たちの街の工業出荷高は県内第一位(H26)。

中小企業の多くが市内に工場を設けています。

いろんな技術を持った中小企業が、“ゼロ戦の時代から話題の航空機まで”最先端技術で日本の“モノ”創りを支えてきた意外とすごい街なんです。


厳しい現実・・・このままでいいのか?

そんなすごい街ですがデジタル全盛の時代。

アナログ的な“モノ”創りの楽しさが伝えきれていない・・・

市外で働く人たちが増え街の技術者の高齢化も進んでいます。

何とかしたい・・・そんな想いも・・・


オーディオの復興と我が町“各務原”の技術を知ってもらいたい

~想いと志の出会い~

 

何とか“モノ”創りの楽しさを知ってもらいたい。

その想いを実現するヒントは、起案者の二人が交わした会話の中にありました。

ある日、二人で登山をした時の事でした。

山頂での会話で、偶然二人が同じ趣味を持っている事に気付きました。

それはオーディオです。

話は盛り上がりました。

共通の趣味であるオーディオ、特にスピーカーへの不満。

 

「ジャンルによっては、手持ちのスピーカーが合わない時もある。」

「しかし、何個もスピーカーを持つのも・・・」

「気分やジャンルによって音をチューニング出来るスピーカーがあってもいいんじゃないか?」

私たちは考えました。

「自分たちと同じ不満を持っている人はいるんじゃないか?」

自分は技術者だ!自分たちが創れば世の中のオーディオファンに喜んでもらえるのでは?

中小企業の技術者が

世界初の“自分”好みの音を創れる「スピーカーキット」を開発すれば

“モノ”創りの楽しさも解ってもらえるのではないか・・・

世界に誇れる技術も伝承していけるのでは・・・

ゼロ戦に活かされた先輩達の技術者魂を受継いで!

 かつてゼロ戦は、

丸頭の鋲を空気抵抗の少ない沈頭鋲に変更する事で世界一速い戦闘機となりました。

そんな技術者の魂を受け継いで私たちは“各務原”で働く誇りを胸に

“自分”好みの音を創れる「スピーカーキット」の開発・制作に挑戦します。

自慢の金属加工技術でよりよいスピーカーを!

 

※画像は試作品です。

私たちは金属加工に関して長年培った加工や設計のノウハウを持っています。

スピーカーの創りに必要な設備も充実しており、

満足頂けるスピーカーを製作できると自信を持っています。

今回、ひずみが出ないようボルト部を溶接する製法を採用した試作品も製作出来ました。

しかし、皆さんが知っているメーカーではありません。

ですから、市場調査やニーズ調査に掛けるお金はありません。

しかし、情熱だけは誰にも負けません。

よりよいスピーカーを創るため、広くご意見をいただきたい。

 

是非、板金スピーカーキットの開発・製作の為に皆さんの力を貸して下さい!


パートナーについて

パートナーとは、今回のプロジェクトで10万円・12万円・13万円の支援コースにお申込みの方です。

パートナーになられた方には、モニターとして実際にスピーカーを使って自分好みの音に仕上げていただきます。

その際の部品の追加や変更にも対応します。

(変更するパーツによっては追加で料金をいただく場合がございます。)

また、使用して感じた事を私たちに教えてください。

 

※注意事項

 

●パートナーを希望される方へ

本プロジェクトでは、

パートナーの方は東海3県(愛知県・岐阜県・三重県)の方に限定させていただきます。

なぜなら、私たちがパートナーの方とより密な対応が取れるからです。

誠に勝手ですがよろしくお願いします。

 

●追加料金について

パーツの変更や追加で料金が発生するのは次の2パターンです。

 

○基本タイプにバックロードホーンのパーツを装着

 基本タイプとバックロードホーンタイプの差額2万円

 

○基本タイプにダブルバスレフのパーツを装着

 基本タイプとダブルバスレフタイプの差額3万円

 

これ以外の変更については追加料金は発生しませんのでご安心下さい。

スピーカーの色について

 

基本の色は光沢無の白、又は青のみとなっております。

他の色をご希望の場合はご相談下さい。

一緒に話合いながら決めていきましょう。


発表会について

発表会では、パートナーの皆様がそれぞれ好みの音に仕上げたスピーカーを持ち寄り、試聴を行う予定です。

発表会参加券付きの支援コースをお申し込みの方が対象で、パートナーの方で無くても参加できます。

是非、オーディオファン同士で交流しましょう!

細かい日程などは決まり次第、レポートを通じてお知らせいたします。

休日の工場見学

休日(土・日のいずれか)に自社の工場見学を開催します。

パートナーの方が対象になります。

休日ゆえ工場は稼働していませんが、工場内の機械を間近で見る事が出来るより濃い内容の工場見学を予定しています。

普段は作業者しか見る事が出来ない距離で工作機械などを見る事が出来ます。

また、工場見学後にはパートナーの方との意見交換会を予定しております。

意見交換会では、あなたのスピーカーの仕様を話合いながら決めていきます。

一緒に話し合いながらあなただけのスピーカーを創りましょう!

日時は、決まり次第レポートを通じてお知らせいたします。

是非ご応募下さい!

プロジェクトのスケジュール

2017年  12月初旬

 “自分”好みの音を創れる「スピーカーキット」の開発準備開始

 

2018年  1月中旬

 返礼品の制作開始

 

 限定品申込サポーターとの意見交換会(工場見学会)

 

2018年  2月中旬

 返礼品の出荷予定

 

2018年  3月中旬

 完成品お披露目会

集まった資金の使い道

皆様からの支援金は、スピーカーの開発費の一部に使用させていただきます。

 

◎返礼品製作費 : 65万円

 

◎発表会開催費

 会場のレンタル料・食事代 : 10万円

 

◎合計 : 75万円

板金スピーカーキットを皆様の元へ!

 パートナーの皆様のご意見を伺い正規品の販売を目指して製品の改良を行ってまいります。

正規品の開発状況はプロジェクト終了後も継続して進捗状況を公開させていただきます。

販売は2018年春頃を目標にしております。

最後に

零戦が各務原から飛び立ったように、私たちの技術で板金スピーカーキットを飛び立たせたい!

中小の私たちが先陣を切る事で、第2・第3の熱い想いと志を持った「主役」が各務原市から出てくる事を願います。

是非、応援の程よろしくお願いします。

起案者情報

 

 

亀山鉄工所 開発部 東田和巳

          足立貴昭

 

起案者の二人は弦楽器の音が好きです。

当初「弦楽器が気持ちよく再生できる事」を目標にしていました。

その為、今回の返礼品にはチェロの形をモチーフにした物を用意しました。

 

ホームページ          http://www.kiw-jp.com

Facebook              https://www.facebook.com/kiwjp

メールアドレス   kiw11@kyiw.co.jp

 

  • 2019/07/01 15:54

    皆様お久しぶりです。 亀山鉄工所、足立です。 プロジェクト終了より1年半ほど経過しましたが、ようやく板金製スピーカー「FLUGEL」として販売を開始することができました! Flügelはドイツ語で「翼」という意味ですが、「FLUGEL」はそこからウムラウトを無くした造語です。 「FLU...

  • 2018/01/16 10:44

    こんにちは。 1月15日を以てプロジェクト期間が終了しました。 皆様のご支援ありがとうございました。   残念ながらプロジェクトの目標を達成する事は出来ませんでした。 社長との約束で「プロジェクトが上手くいかなけば開発を終了する。」事になってたので、本来ならば開発終了です。 しかし...

  • 2017/12/22 17:38

    こんにちは。 皆様のご支援ありがとうございます!   先日、開発ルームの一角を余計な音の反射を防ぐためカーテンで区切り試聴コーナーを設けました。 壁にも吸音材を貼り、極力余計な響きが出ないようにしています。 おかげで今まで以上にパーツを変えた際の音の違いがわかりやすくなりました。 ...