小学生の学習指導とお母様の相談相手37年

『かなべん(かなえさんと一緒に勉強しよ!)』を主宰する宮内香苗と申します。        ▲起案者 宮内香苗 私は小学生の学習指導を37年行いました。 西宇和郡の小さな小学校や愛媛大学附属小学校など、学校現場で13年間勤務した後、思うところあって退職、松山市一番町で小学生のための学習塾『ライブリー』を開きました。 そこでは、基礎基本の学習指導はもとより、中学受験のための指導や、障害をもった子供さんの指導など、幅広い実践を行ってきました。また、不登校やいじめに苦しむ子供さんやご父母の皆さんにより添い、様々な教育相談も行いました。 持ち前の表現力やアイデアを生かした授業は、たくさんの子供達の生き生きとした学びをプロデュースしてきたと自負しております。 また、現実をありのまま見つめ、本音で語り、明るく受け止める教育相談は、ご父母の皆さんからも多くの感謝の言葉をいただき、大変ありがたく思っております。

「教育職人」としての経験を伝えたい

さて、私、そのライブリーを、2012年に閉じ、ライター、インタビュアーの仕事をしております。 そこでは、長年自らの技術を生かして活躍しておられる方々にお会いする機会に恵まれています。 その方々のお話を伺ううちに、私も、30数年の教育実践の経験や技術を、拙いながらも、皆さんに伝えることができないだろうかと考えるようになりました。 そこで『かなべん(かなえさんと一緒に勉強しよ!)』と名付けて活動を始めました。 その活動の中で、私が長年使ってきた手作りのオリジナル学具を紹介すると、欲しいというお声をたくさんいただきました。 そこで、今回、たくさんの子供たちの生き生きとした学びの助けになればと考え、オリジナル学具(楽しく学ぶのための道具)の商品化を思い立ちました。 ▲パパママ講座で話しているところ

「楽しい」と「頑張る」の循環を助ける学具を

子供達にとって、勉強はいつも楽しいものとは限りません。 けれども、「楽しい」と感じる経験があれば、「嫌だな」と思うことも少し頑張ることができます。 そして頑張ると少し成果が表れ、楽しい気持ちが湧きおこってきます。 そんな「楽しい」と「頑張る」の循環で、学びは生き生きと展開していきます。 良い学具はそのための大切な道具なのです。 友達や、兄弟・親子で楽しい時間を過ごし、知らず知らずのうちに夢中になる、そのことによって基本的な事項が自然に身に付いていく。「かなべんオリジナル学具」が、そんな生き生きした学びのきっかけとなれば、こんなにうれしいことはありません。 ▲長年開いていた塾のお便りと『かなべん』リーフレット

「覚えること」「繰り返すこと」は「楽しい学習」のチャンス

昨今、とかく「考えること」を良しとし、「覚えること」や「単純に繰り返すこと」は形式的で価値の低いこととして捉える傾向にあります。 けれども、「覚えること」「単純に繰り返すこと」は、教材や教具・学具の工夫があれば、楽しく学ぶ大きなチャンスなのです。そのような活動は、思考力を要求される学習に比べ、能力の差を気にすることなく、身体感覚で取り組める「楽しい学習」のチャンスです。 昔から「習うより慣れろ」と言われますが、「考える学習」と並んで、「覚えたり繰り返したりすることで慣れる」学習をもっと工夫したいものです。 それは学校だけではなく、家庭でも取り組めるものです。家庭で楽しく取り組むと、知らず知らずのうちに成果が表れてくる、そんな大変貴重な学習活動だと言えるのです。 ▲手書きの数字カードやお金カード

県名を覚えることは「知識を整理する引き出し」を作ること

さて、そんなオリジナル学具シリーズの第1弾は『県名覚え歌』です。 県名を覚えることは、社会科の学習のみならず、幅広い学習の展開の拠り所となる基本的な事項です。 県名を覚えると、日本地図の視覚的なイメージがはっきりとできることになります。 それが力となるのは学校の社会科の学習だけではありません。 日常生活の様々な場面においても、子供達のアンテナに引っかかる地理や歴史などの知識が、県名の引き出しにきちんと整理して入るようになります。 ところが、とかく、学校の社会科の時間では、調べたり表現したりする学習に重きが置かれ、県名を十分に覚えることなく過ぎていくのが現状です。 せっかくの学習がきちんと引き出しに整理されず、散らかったまま消えていくことになるのは残念なことでしょう。 ▲県名覚え歌に対応した解説地図(商品化前の手書きの物)

「これ、就職試験の時にも役に立ったよ」

みんなで楽しく歌っていくうちに自然に覚えていく、この心地よさを体感してほしいと願っています。 私が開いておりました小学生の学習塾「ライブリー」の卒業生は、何人もこの歌が「役に立った」と言ってくれます。 「この歌、今でも時々歌うんよ。ライブリーではみんなで歌って面白かったよね。」と思い出を語ってくれるのです。 お兄さんが歌うのを聞いて弟が自然に歌を覚え、後から県名と結びついていったこと、高校生になった卒業生が県名が分からない友達にこの歌を教えてあげたこと、就職試験の時にこの歌のお陰で県名を思い出したこと等、教育職人を自負する私は、この歌のお陰で、子供たちの「学ぶ楽しさ」の一場面を作り上げることができたと思っています。

ボイスパフォーマー「中ムラサトコ」さんが歌う「県名覚え歌」

さて今回、長年私が子供達と歌っていた『県名覚え歌』を、ボイスパフォーマー「中ムラサトコ」さんに演奏して歌っていただきました。 ▲中ムラサトコさん ▶「中ムラサトコ」さんのホームページ 4人のお子さんのお母さんでもあるサトコさんは、ご自身でも子供達のための音のワークショップを数々開催し、教育番組の音楽を担当されたこともあります。 その天性の表現力と卓越した技術が支える音楽性は、子供達の心をつかんで放しません。 さらに、彼女が歌う「県名覚え歌」は、単に学習のための歌というだけではなく、一つの楽曲としても素晴らしいものになりました。大人も一緒に楽しんでいただけること間違いありません。 CDには、サトコさんが「いくよー」と子供達に呼び掛け、音楽に合わせてだんだんスピードアップして歌うというアレンジや、そのカラオケバージョンも収録されています。聞いても楽しい、一緒に歌っても楽しい、そんな構成となっています。 ▲県名覚え歌の出だし部分 ▲中ムラサトコさんの子供向けワークショップの様子

居間に貼って楽しめるすっきり美しい解説地図。

CDとセットになっている覚え方解説地図は、すっきり美しいデザインで、子供部屋だけではなく、居間や廊下に貼っても楽しんでいただけるポスターとして仕上げます。 家族みんなでサトコさんの歌を聞き、つられて楽しく歌っていると、子供達だけではなく、お母さんやお父さんも、怪しかった県名がきちんと覚えられることでしょう。 ▲商品化途中のCD・地図ポスター・チェックシート・収納ファイル

学具は、親子の楽しい時間を作り出す

学具が、家族で楽しめるものとなれば、親子のふれあいの時間を作りだす道具ともなるのではないでしょうか。 家庭において親子で楽しく学習するのは難しいものです。 理屈できちんと分からせようとすればするほど、ついついあの手この手説明して、ますます子供を混乱させていくことが多いのではないでしょうか。 家庭での学習が、親子共に辛い気持ちになって終わるのはとても残念なことです。 勿論、厳しく叱ってさせなければならないこともあるのですが、学具の助けで、親子の楽しい時間を作り出すことができたなら、子供たちの意欲は自然に高まっていくことでしょう。

オリジナル学具の上手な使い方ワークショップ

30数年の教育実践の経験を生かして『かなべんパパママ講座』を開催しています。 この講座では、小学生の家庭学習指導のポイントや、かなべんオリジナル学具を上手に使うこつ、担任の先生と信頼関係を築くための心構えやいじめ・不登校への対応の仕方などを共に学び合う講座です。 関心のある方はフェイスブックページ『かなべん(かなえさんと一緒に勉強しよ!)』をご覧ください。 ▲パパママ講座にて、若いお母さんの質問に答えている起案者

集まった支援の用途とその内訳

全体予算のうち、30万円のご支援をお願い致します。 ・CD製作費            80000円 ・地図・チェックシート・製作費  160000円 ・手数料              60000円              合計  300000円

商品の概要

できあがった商品の価格は、 1セット 定価1,800円(本体1667円+税) の予定です。 《商品内容》 ①県名覚え歌CD  作詞作曲 宮内香苗  編曲・演奏・歌 中ムラサトコ  時間 4分30秒(カラオケバージョンを含む) ②県名覚え歌解説地図ポスター B4大 2色刷り ③チェックシート 県名を覚えたかどうか確かめ、書き込むことでさらに定着を図るシート 《今回の支援者限定のリターン品(非売品)》 ④『県名カード』(印刷前の手書き)  裏面は、県庁所在地・面積・人口・メモなどの書き込み欄になっています。 ▲県名カードを試作中

スケジュール

4月〜6月 クラウドファンディング期間 7月    商品開発 8月    順次リターン品発送

子供達のいきいきとした学びをプロデュース

小学生にとって、勉強はいつも楽しいものではないけれど、楽しい活動で充実感を味わうことで、「嫌だな」「つまらないな」を乗り越えていくことができます。 私の30数年の教育実践は、「楽しい」と「頑張る」をいかに循環させるかを追求した年月でもありました。 その中で、様々な学具やアイデアが生まれ、長年たくさんの子供たちと一緒に使ってきました。 一つ一つの手作りの学具には、たくさんの子供たちの歓声や笑顔がしみ込んでいます。 これらの学具やアイデアを、多くの子供とそのご父母の皆さんにお届けすることで、いきいきとした学びの場がたくさん生まれていくことを願っています。 今回の『かなべんオリジナル学具』シリーズ第1弾『県名覚え歌』商品化のために、多くの皆様のご支援をいただきますよう、心からお願い申しあげます。 そして、最後までお読みいただきましたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。宮内香苗 ▲県名覚えの親子講座の様子

起案者情報

団体名  『かなべん(かなえさんと一緒に勉強しよ!)』 代表者  宮内香苗 フェイスブックページ  『かなべん(かなえさんと一緒に勉強しよ!)』

※銀行振込をご希望の方へ

銀行振込でのご支援方法をご希望される方は、担当者にて個別対応致します。下記アドレスまでメールにてご連絡ください。折り返し手順についてご案内させていただきます。 ★mail【 kanaemon.lively.waninaru@gmail.com 】 ※1 ご連絡頂く際は、件名に"【FAAVO愛媛】銀行振込について"と入れて下さい。また、本文中には下記情報を必ずご明記下さいますようお願い致します▼ 【必須記載事項】 ・お名前 ・ご住所(リターン品送り先) ・電話番号 ・メールアドレス ・ご支援金額 ・ご希望リターン品(複数のリターン品を選択することも可能です) ※2 振り込み手数料につきましてはご負担頂きます。ご注意下さいませ。 ※3 頂いた支援金に関しては、期間内に目標金額に達しなかった場合、責任を持ってお返しいたします。(不成立の場合返金する際の送金手数料はこちらで負担致します。) その他、会員登録、クレジットカードでのご支援方法につきましてご不明点ございましたら、お手数ですがFAAVO愛媛運営事務局までご連絡下さいませ。どうぞ宜しく御願い致します。

シェアによるご支援もお願いいたします。

  • 2015/09/06 16:47

    県名覚え歌の商品化を支援していただき本当にありがとうございました。使っていただいた方から嬉しいメールを何通かいただきました。2つご紹介します。 《東温市Mさん・お子さんは幼稚園》 おはようございます CD届きましたありがとうございました早速子供たち食いついてます(о´∀`о)・・...

  • 2015/07/30 08:29

    CDには、当初からの計画していたボイスパフォーマー『中ムラサトコ』さんの歌のあとに、「カナエさんとアキお兄さんの覚えっこ」も収録しました。 県名覚え歌のワークショップをすると、まだ「都道府県」の概念さえない低学年の子供達が参加してくれることがあります。そんな小さい子供達も県名覚え歌をノリ...

  • 2015/06/23 07:20

    たくさんの皆様に支援していただきました。心からお礼申し上げます。 商品化の準備万端、整っております。皆さんのお陰で、早速、印刷やCDプレスにかかることができます。中ムラサトコさんや富久千恵里さんの作品が、このプロジェクトを盛り立ててくださいました。皆さんにも、きっと喜んでいただけると思い...