下駄で100キロ走ってギネスに!!

はじめまして、清水雄矢です。 私は瀬戸内海に浮かぶ島「中島」で生まれ育ちました。 中島はトライアスロンが有名で今年で30回目を迎えます。 当時はマイナーなスポーツではありましたが、物心ついたときからあり、私にとってはポピュラーなものでした。 20歳の成人式の日、人数の少ない島の成人式では一人ひとりステージに上がり、抱負を述べていきます。 私はそこで「トライアスロンに出る!!」と宣言しました。 そこから15回連続で出場しています。 ▲2015年中島トライアスロン トライアスロンに始まり今まで様々なことにチャレンジしてきました。 坊ちゃんの格好をして様々なマラソンに参加しました。 足元は下駄か裸足かサンダル。(靴は持っていません笑) 人と違うこと、おもしろいことをするのが大好きです。 そして、「下駄頑張れ~!」と応援してもらえることがたまりません。 ▲下駄と中島と私(アミアゲビーチにて) 内子町に私の走る用の下駄を作ってくれる下駄職人さんがいます。 1948年設立宮部木履工場さんです。 宮部真喜男さんと宮部泰明さん兄弟と1名の従業員の方で営んでいます。 普通は桐の下駄なのですが、ちびにくい硬い木材を使って特別に製作していただいています。 2012年に100キロマラソンを下駄で完走しましたが、動画が不十分でギネス認定ならず。 2013年は抽選もれ。 2014年満を持してチャレンジしましたが、調整不足で倒れ、救急車で運ばれて失格。

2014年に失格したときのこと

▲10km地点 スタートし20キロを過ぎたあたりで急に身体が重くなりました。 途中のエイドで食べ物を食べると元気になり、また調子よく走れ出しました。 また少し立つと身体が重くなり、そして走る気力さえもないような状態に。 これを繰り返しながらなんとか50キロを過ぎたあたりで気を失い倒れました。 ▲50kmすぎ リタイヤ そして、救急車で運ばれ病院へ。そこで点滴を打ってもらうと先ほどのことがうそのように元気になりました。 病院に運ばれたときは走っていた時のまんまの格好でした。 薄い袴(坊ちゃん姿)だけだったのでとても寒かったのを覚えています。 病院の方が着替えを貸してくれました。 その時にマラソンのスタッフの方も付いてくださっていました。 元気になり病院を出るときそのスタッフの方が寒いだろうと自分の着ていたスタッフブルゾンをくれました。 そのブルゾンはその時の悔しさを忘れないように今でも目のつくところに掛けています。 2名の方がビデオカメラを片手に共走してくれていました。 僕のペースが落ちてくると、声をかけてくれたり、自分の補給食をくれたりとても助けてくれました。 2人がいなかったらもっと前に自分でリタイアしていたと思います。 遅いペースと普段しないカメラを持ってのランは大変だったと思います。 倒れた僕に付き添い2人とも失格に。 何よりこのチャレンジに快く賛同してくれ、僕のギネスに協力してくれたのに失敗したことが、とても申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 それ以外にもたくさんの方にサポートしてもらっていたのですが、本当に情けなく思いました。 前回倒れた原因ははっきりしています。 大会1週間前から果物しか食べなかったこと。当日の朝もリンゴ1個だけ。エネルギーの枯渇です。 俗に言うハンガーノックだと言われました。 それと練習不足。補給食を自分が持ってなかったこと。エイドだけでは足りないということ。 過去に2度下駄で完走しているというおごり。 今回はこれらの教訓を生かし万全で望みます。 前回協力してくれた方々、今回協力してくれる方々に絶対にゴールシーンを見せる。 これが何よりの恩返しだと思います。 今年こそはと考えています。絶対にやりあげます!!

何かと何かを繋げたい!
おもしろいことで化学反応を!

下駄で100㌔を走るということは、まだ誰からもギネスに申請されていません。 ただただ人と違うことがしたい!その一心です! 全ての人が賛成してくれるとは思いません。 でも自分が楽しんで笑顔でいれば、周りも楽しんで笑顔でいてくれると信じています! 何かすごいことを成し遂げるには無茶や代償があって、同時に自己実現や感動があります。 目指さなければ近づけません。 ハードルが高いからこそ、成長も生まれやすいのです。 目標は自ら創れます。 そして、自分の成長も経験も、自ら積み上げられます。 おかげさまで人生楽しく、無視したりあいさつ一つしたくないって思う人がいない人生を送れています。 ▲2011年小豆島タートルフルマラソン(笑顔な私)

宮部さんの作る下駄の良さ

ほかの下駄は履いたことがありません。 ほかのところのものは履く気になりません。 履き心地、安定感がたまりません。 下駄に対する想いがすばらしいです。 僕より前に下駄でフルマラソンを走っている方がおり、その方から宮部木履工場を紹介してもらいました。 その方は愛媛マラソンで坊ちゃんの格好をして下駄で走った方で一目見てこれだと思いました。 当時は全く面識がなくその方のブログを見つけ急にメッセージを送り教えていただきました。 今ではとても仲良くさせてもらっています。 その方のこともあり、宮部さんのところへ行ったら走るならこの下駄よ。と提案されました。 宮部さんは本当の職人さんだと思います。 だからこそ下駄で走るなんて邪道だと言われそうですが、とてもおもしろがってくれています。 一番理解し応援してくれているのではないでしょうか。 そんな宮部さんたちの作る下駄が良くないわけがありません。 宮部さんの作る下駄で走ると裏がちびていき、そのうち鼻緒がすれそれが切れて履けなくなる。 すなわち途中で鼻緒が抜けることなどなく最後まで下駄としての寿命を全うしています。 下駄といえば桐ですが、桐だと履き心地は良いのですが、ちびやすく走るには適さない。 マラソンを走る用の下駄は、ノブ(サワグルミ)という木でとても硬くちびにくいのです。 あとは普通の下駄と変わりません。 ▶ 宮部木履工場ホームページ

過去のチャレンジ

▲2011年東京マラソン(坊ちゃん姿+下駄) ▲2012年小豆島100Km(坊ちゃん姿+下駄) ▲2012年四万十ウルトラマラソン(下駄で100km完走するも動画が不十分でギネス認定ならず) ▲2012年徳島マラソン(坊ちゃん姿+下駄、ゴールで高橋尚子さんに迎えられる) ▲2013年松野武者伝走駅伝 ▲2014年中島トライアスロン ▲2014年愛媛マラソン ▲2014年高知龍馬マラソン ▲2015年リレーマラソン(一枚刃の下駄) ▲2015年ソウルマラソン ▲2015年愛南町トライアスロン ▲2015年双海町トライアスロン ▲2015年高知龍馬マラソン ▲2015年愛媛マラソン

スケジュール

2015年10月18日 四万十ウルトラマラソン本番 2015年11月中  ギネス申請 2016年2月頃  ギネス申請結果 2016年2月頃  結果報告会 みんなで撮影会をしましょう!

集まった支援の用途とその内訳

強化下駄3足:12,000円 撮影機材費用:46,000円 ビデオ編集費:40,000円 リターン品費:62,000円 FAAVO手数料:40,000円 合計:200,000円

起案者情報

清水 雄矢 (しみず ゆうや) ▶Facebook 愛媛県西予市宇和町在住 愛媛県松山市中島町出身

たった一度きりの人生。おもしろ楽しく!!

考えるだけでは足りない、行動すること、やってみることを信条としており、このような形でお願いしました。 これも一つのチャレンジです。何より自分の絶対にクリアするというモチベーションを上げるのが一番の理由かもしれません。 こんな変なことをする人間を応援していただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。