はじめに

当プロジェクトをご覧くださりありがとうございます。このプロジェクトは熊本県の障がい者就労支援や日中の活動をサポートしている熊本の10の事業所で行っています。

今回の新型コロナウイルスは障がいを持つ人々の生活と仕事にも大きく影を落としています。

施設で製造・販売している商品販売の場である各種イベントの中止、外部の企業内で働く日数の減少、委託を受けて行っている仕事の減少等により施設の売り上げが減っています。なかには、売り上げがゼロになった施設もあり、このままでは障害者への給与が減るばかりではなく活動の場でもある施設の行方も危ぶまれています。

障がいを持つ人々が安心して生活が送れるようにしたい。どうか、皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

このプロジェクトで実現したいこと

・障がい者の生活を守りたい。
就労支援と呼ばれる障害を持つ人たちが通う施設の平均給与をご存知ですか?平成30年度の全国平均は月16,118円でした。(B型事業所の場合)しかし、この給料が下がる可能性が大きくなってきました。何としてでも、障がいを持つ人たちの給料を確保し皆が安心して暮らせるようにしたいという思いがあります。

・障がい者の仕事を守りたい。
「施設に通っていて、何が一番楽しい?」というアンケートを取ったことがあります。(きっと、施設で行うレクレーションやおでかけが楽しいという答えが返ってくるのだろうな・・・)とスタッフは予想していました。しかし、なんと半数以上の利用者が「仕事をしているときが楽しい」と答えたのです。なんだか、頭を殴られたような衝撃を受けました。仕事をする喜びや誇りも誰よりも知っているのは彼らなのかもしれません。だからこそ、返礼品に施設で生産・販売している商品を使うことで彼らの仕事を守りたいと強く思います。

・障がい者の活動の場である施設を守りたい
コロナ禍により仕事が減少したことで施設の売り上げがゼロになった。という施設も出てきました。それでも、利用者である障害者にお給料を渡したい。そう考えている施設の責任者は多く存在します。実際、今回のプロジェクトのなかにも法人の自己資金から利用者の皆へ月々の給料を支払ったという法人があります。このままでは、施設の運営が成り立たなくなってしまう・・・わたしたちは、障がいを持つ人々の活動の場が守れないという大きな危機感を抱いています。



資金の使い道・実施スケジュール

6月中旬・・・・プロジェクト開始
8月下旬頃・・・プロジェクト終了&結果報告
資金は全て障がいを持つ人たちの工賃(給料)として使用させていただきます。

目標額の算出根拠

今回、プロジェクトを実施している「きょうされん熊本支部」(http://kyosaren.org/ )に加盟している団体は熊本県内で67施設。事前のアンケートによりコロナの影響により売り上げは前年比で平均40%減という結果が出ていました。コロナの影響は少なくても8月末まではあるのではないかと考え、影響を受ける期間を4月から8月末の4か月間に設定。厚生労働省調べの全国平均工賃(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000571834.pdf )を元に各施設の定員数から目標額を算出しました。


リターンと各施設のご紹介

今回、当プロジェクトを運営している施設の紹介と返礼品の紹介をいたします。
①社会福祉法人やまびこ福祉会 ゴー・スロー


返礼品:熊本県産乾燥きくらげ(同法人ワークセンターやまびこと合同詰め合わせギフトセット内に入れてお届けします)
②NPO法人自立応援団 就労支援センター熊本

返礼品:お礼のメール発送、お礼状の発送
③社会福祉法人わくわく ふれあいワーク

返礼品:「天草晩柑ケーキとクッキーセット」「天草乾燥芽ひじき」「手作りアクリルクロス」「無農薬 乾燥糸こんにゃく」
④社会福祉法人やまびこ福祉会 ワークセンターやまびこ

返礼品:「パウンドケーキとクッキーのギフトセット」
⑤認定NPO法人とら太の会 みのり

返礼品:「日奈久の竹箸と箸置きセット」「陶芸小物おじぞうさん」「い草コースター」
⑥NPO法人 人吉球磨きぼうの家

返礼品:「木工SL機関車のおもちゃ」「郷土玩具きじ馬」
⑦社会福祉法人るぴなす会 多機能型施設るぴなす

返礼品:「クッキーギフト」
⑧NPO法人みふねデコボコ会 でこぼこ

返礼品:「高級生食パン」「無添加梅干し」「羊毛フェルトアクセサリー」
⑨NPO法人ボランティア仲間 九州ラーメン党 そよかぜ福祉作業所

返礼品:「熊本ラーメン(とんこつ味)」、「熊本ラーメン(塩味)」
⑩NPO法人くまもとライフボード エントリィかしま

返礼品:「窓清掃代行」「除草・剪定作業代行」「お墓掃除代行」「九州産野菜詰め合わせセット」

最後に

障がいを持つ人々は、誰かに支えられなければ生きていけない。と思われている方もいらっしゃいます。しかし、私たち福祉施設を運営しているメンバーは彼らのことを「支えられている側の存在」とは考えていません。
なぜなら、彼らはスタッフの悲しみ、喜びに共感してくれ気持ちに寄り添いわたしたちの大きな支えとなってくれる事が多々あるからです。
障がいを持っている云々とは関係なく、人には得意不得意があります。施設に通う利用者ひとりひとりがスタッフを支え、スタッフひとりひとりが利用者を支えています。わたしたちは、共に支えあう存在なのだと働いている中で強く思います。

だからこそ、彼らの生活とお仕事を守りたい。安心して活動できる施設を存続させたいと考えています。どうか、皆様の力をかしてください。よろしくお願いいたします。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/11/17 10:44

    プロジェクトオーナーの上田です。11月もあっという間に中旬となり、わたしたちNPO法人みふねデコボコ会が活動している御船町にある小高い山の中腹の木々も色づき気持ちのよい季節を過ごしています。さて、本日は最終報告と30,000円、100,000円のご支援をいただいた方のお名前を掲載させていただき...

  • 2020/11/11 16:41

    プロジェクトオーナーの上田です。さて、「障がい者の工賃を守りたい!」参加施設からのお礼メッセージも今回が最後となりました。最後は、NPO法人みふねデコボコ会からのお礼のメッセージです。---------------------------ご支援いただいた皆様へこの度は、「障がい者の工賃を守りた...

  • 2020/11/04 08:40

    おはようございます。プロジェクトオーナー、NPO法人みふねデコボコ会の上田です。今週に入ってグッと寒くなった熊本県。これから本格的な寒さがやってきそうです。皆さんも急な寒さに体調を崩されないようくれぐれもお気を付けください。さて、本日はプロジェクト参加施設である九州ラーメン党のそよかぜ福祉作業...

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