絶滅寸前から奇跡の復活を果たした希少在来種そば「こそば」を、妙高地域の特産品にします。

 

 

希少在来種そば「こそば」って何?

 

ご年配の方は、ときどき「私が若いころに食べた昔の蕎麦は、今よりもっとおいしかった」と、お話しなさいます。おっしゃる通り今の蕎麦と昔の蕎麦は、味が違うのです。
昔から妙高山麓で自家消費用に栽培され続けてきた「こそば」は、妙高山麓だけにわずかに残る貴重な在来種のソバです。

妙高山麓の深い谷間の奥で栽培されて来たため、他の品種のソバとほとんど交配すること無く現在に至りました。「こそば」の栽培されてきた畑は、樹木の落ち葉などが堆積して出来上がった、栄養分や水捌けの優れた土壌の畑です。その畑で栽培された「こそば」は、風味・甘味がとても強く、他にはないモチモチとした独特の食感を生み出します。

実が一般的な品種改良されたソバに比べると小粒なのが特徴です。小粒なソバから「こそば」と呼ばれるようになりました。

「こそば」の実と「改良品種の実」の比較 

 

希少在来種そば「こそば」の生産拡大。


「こそば」は味や食感が抜群に優れた蕎麦でしたが、収穫量が少なく自家消費用のためだけに生産されていたため、絶滅寸前の状況でした。

約15ほど前から弊社と地域の生産者が協力し、地域の活性化・中山間地域の荒廃農地の有効活用を目的に、「こそば」の生産拡大に着手しました。10年の歳月をかけ生産量を徐々に拡大し、5年ほど前から生産が軌道に乗り始めました。


妙高山麓の深い谷間の奥で栽培する「こそば」の畑


 生産者の高齢化が大きな課題に。若者の農業への関心を。

「こそば」の生産量は15年の歳月をかけ徐々に拡大し、現在は年間収穫量5tを目標に栽培に着手しております。協力農家の高齢化に伴い、2年ほど前から新たに年齢の若い生産者を増やす計画がスタートしました。

現在2名の若者農家が高齢で作れなくなった畑を借り、栽培面積を減らすことなく拡大しています。しかし、この先さらに若者農家を増やすためには農家の安定収入が必須課題となっております。

農家の安定収入のためには、そばの販売ルート拡大が第一課題です。

販路拡大→そばの生産拡大→農家の安定収入→若者農家の拡大

このサイクルが完成してこそ地域の活性化・地域の特産品としてのスタートです。

 

【生産者からの声】

2017年から「こそば」の栽培を始めました。

今までは改良品種のそばを栽培しておりましたが、「こそば」の美味しさに感動し栽培を始めました。現在では、「こそば」をメインに栽培を拡大しています。

生産者:山田様(40代)

「こそば」の栽培を30年行っております。現在80歳を超えて農作業を続けることに大変苦労しております。しかし、ずっと守り続けて来た「こそば」を絶やしたくはないので可能な限り栽培を続けていきます。「こそば」はこの土地の宝です。

生産者:阿部様(80代)

 

 

「こそば」を天日乾燥する風景 

 

「こそば」の販路拡大に向けた取り組み。

 

現在、「こそば」は弊社運営店舗「古流手打ちそば処こそば亭」、妙高市農業振興施設「四季彩館ひだなん」等の飲食店舗で提供しております。また、インターネット等の通信販売での販売が主な販売ルートです。

しかし、現状の販売ルートだけでは農家の安定収入・所得向上には程遠い状態です。

そこで、以下の取り組みを行い販売ルートの拡大に向けたプロジェクトを実行致します。

 

①「こそば」の知名度アップのためのプロモーション作業。

②食品専門コンサルティング会社からの販売技術指導。

③営業力強化のための販売代理店契約。

 

地域活性化のために障碍者支援センターとの連携

 

現在、弊社では地域の活性化を目的に、そばつゆのボトル詰めを「障害者支援センターほっと妙高」様(妙高市)半生めんの袋詰め作業を「社会福祉法人絆の会」様(長野市)にご協力いただいております。

今回のプロジェクトによる販売ルートの拡大により、各協力者様の雇用の拡大・所得の向上につながります。

弊社は、地域の活性化には、生産者だけではなく各協力者様の雇用の拡大や所得の向上が必要不可欠と考えております。

  

今回のプロジェクトの成功が、地域の発展につながることを信じ、各協力者様と一致団結してプロジェクトを実行して参ります。

皆様のご支援心よりお待ち致しております。

 

「障害者支援センターほっと妙高」様(妙高市)


 

 

古流手打ちそば処こそば亭

 

こそば亭の蕎麦は、妙高山麓の深い谷間の奥に奇跡的に生き残った希少在来種蕎麦「こそば」のみを使用しております。 日本でも有数の豪雪地帯 妙高山麓の土と気候が「こそば」の濃厚な味と香りを育てます。

つなぎには、妙高山麓に自生する幻のつなぎ「オオヤマボクチ」の葉の繊維を使用しております。 小さな実に秘められた「こそば」の魅力と、幻のつなぎ「オオヤマボクチ」特有のコシを是非ご堪能下さい。

土・日曜日限定の「手挽きざる蕎麦」は、こそばの味を最大限に引き出すために、石臼を手回しで製粉した蕎麦粉で打っております。 手作業のため、一日にご提供できる数量に限りがございます。蕎麦の風味と喉越しが同時に楽しめる、究極の蕎麦の味を、ぜひお試しください。

 

※店主のコメント

こそば亭二代目店主の市村晋也と申します。

現在、先代から店を引継ぎそば打ちから営業まで全ての業務をこなしております。「こそば」の特徴を最大限に引き出すよう農家の方々と連携し、日々努力しております。

皆様からのご支援・ご来店を心よりお待ち致しております。

 

古流手打ちそば処 こそば亭

〒944-0016 新潟県妙高市美守681-1

TEL0255-72-8628

定休日 月曜日・火曜日

営業時間  11:30 ~ 蕎麦が終わり次第終了

 


支援金の使い道

 

①「こそば」の知名度アップのためのプロモーション作業。

②食品専門コンサルティング会社からの販売技術指導。

③営業力強化のための販売代理店契約。

④クラウドファンディング手数料

 

実行スケジュール

 

3月 クラウドファンディングの実施

4月上旬 プロジェクトの実行 返礼品の発送開始

 

お問い合わせ先

有限会社イチムラ(古流手打ちそば処こそば亭)

担当 市村晋也

〒944-0016  新潟県妙高市大字美守681-1

TEL 0255-72-8628

FAX 0255-72-8626

Mail kosobatei@orange.ocn.ne.jp

 

  • 2019/03/23 22:48

    この度スタートしたクラウドファンディングの返礼品の中に、山の幸コースがございます。 本日は、農家さんと山の幸コースの内容について打ち合わせを致しました。 画像のように、山菜などの山の幸を小パックに詰めて発送させて頂きます。 種類は5〜8種類を予定しております。 今年は雪解けも早く、4月...

  • 2019/03/22 15:45

    クラウドファンディングも残り10日を切り終盤に差し掛かってきました。 ご支援頂いた支援者様には心より御礼申しあげます。 只今、販路拡大に向け打ち合わせ真っ只中です。新しい取引先様との打ち合わせや、パッケージの変更などを行なっております。 4月からは本格的にプロジェクトもスタートいたします...

  • 2019/03/12 08:33

    クラウドファンディングも残り20日を切り、中盤に差し掛かかりました。 ご支援頂いた支援者様には心より御礼申しあげます。 今週は、食品コンサルタント様、販売代理店様との打ち合わせがあります。 販売強化に向け準備を開始致しました。