目指せボッチャ日本一!障がい者にも夢と目標を。

こんにちは、田中孝子です。 

私の娘、恵子には生まれつき脳性麻痺があります。

 

 

補助があれば立つことができますが、歩くことはできません。手が動く範囲にも制限があります。

 

そんな恵子は今、ボッチャという国際的な競技で強化指定選手に選ばれ、大きな目標に向かって挑戦を続けています。

 

ボッチャを始めるまでは消極的で外に出たがらなかった恵子が、今では海外遠征に参加し、他人と話もできるようになりました。

 

重い障害を持った人でも目標や生きがいを持てることを伝えたい


 

ボッチャという競技をもっと知ってほしい

 

そんな思いでこのプロジェクトを立ち上げました。

 

恵子の挑戦を多くの方に知っていただき、応援していただけたら幸いです。


ボッチャとは

ボッチャとは、ヨーロッパで考案された脳原性疾患を中心とする障がい者のためのスポーツです。

 

ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う、緻密な戦略と駆け引きに満ちた奥深い競技です。 

 

ボッチャでは障がいの程度によりBC1~BC4まで4つのクラスに分かれます。

 

恵子はBC3というクラスでアシスタントによるサポートにてランプ(勾配具)を使用して競技をします。

 


 

今回は、このランプの購入資金などをご支援いただきたいと思っています。 

母娘の二人三脚

ボッチャを初めたのは10年以上前ですが、私が恵子のアシスタントになったのは8年前です。アシスタントを務めてくれていた方たちが仕事の関係で続けられず、私が引き受ける事になりました。  

 

競技中、アシスタントは後ろを振り返ることも声を発することも禁止されています。

 

選手の指示により、ランプの角度を調整し、ボールを設置します。

 

 

 

最初はうまくいかないとすぐ私が怒ってしまい、それが顔に出るので、恵子が萎縮してしまい失敗ばかりでした。 

 


あるとき、コーチから「アシスタントは道具の一部だから選手の指示通りに動けばいい」と言われました。


それからは恵子の言う通りに動くようにし、成功したら誉め、失敗したら前向きな言葉をかけるように心がけました。

 

今は、選手が一番戦いやすい状態を作るのがアシスタントの役割だと思っています。

 

脳性麻痺の恵子は理解力が人より劣っているし、空間認識能力も欠けているので、何度も何度も繰り返し練習が必要です。回数を重ねて体で覚えるしかありません。

 

 

練習でうまくいかない時に、コーチや私から注意されるとパニックになったり、どうしたらいいのか分からなくなる事もあるようです。でも、恵子は練習が「楽しい」と言い、10年以上も続けることができています。 

金沢で準優勝!強化指定選手に

2016年に金沢でボッチャ日本選手権大会の本戦が行われました。

 

地元での開催で気合いを入れて臨んだ結果、準々決勝では一度も勝てたことがなかったチャンピオンに勝ち、準決勝ではなんと世界大会に出場した選手にも勝つことができました

 

この試合で準優勝した結果、強化指定選手に選ばれて世界の大会に少しずつ出させてもらうことになり、ここから恵子の人生が大きく変わりました。 

 

もっと強くなりたい 

ボッチャの強化指定選手にはなりましたが、まだまだ他の選手との実力差は大きいです。

 


もっと強くなりたい。

 

良い道具を揃えて万全な体制で試合に臨みたい。


 

しかし、企業に所属している選手たちと違い、恵子にはスポンサーがついていません。

遠征費や道具の購入費は私たち家族が捻出しています。

 

ボッチャで使用するボールは1球1万円します。

 

 

様々な硬さのボールを用意し、試合会場の床材や湿度などによって選ぶボールを変えるのも戦略の一つです。

 

そして、1ミリの差で勝敗が決まることもあるボッチャでは、ランプ(勾配具)の果たす役割も非常に大きいのですが、特殊な道具のため高額です。 

 


[これまで使用していたランプ]

 

今はトップクラスの選手たちが使う韓国製のランプをお借りして練習させていただいていますが、本番の試合でも同等のものを使えたら、と思っています。

 

恵子の夢は私の夢です。

「あのときやっておけば…」という後悔だけはしたくないと思っています。  

さいごに

ボッチャを通して友達が増えた事、国際大会に出場していろいろ経験が出来た事、それが恵子を変えてきました。

 

私たちの第一目標は日本一!

 

日本一になることで、地元の障害を持った子ども達のお手本になりたい。

 

ボッチャを知ってもらうことで、障害者のことを理解してほしい。

 

そして、障害のある人も人生に目標を持って前を向いてほしい。

 

そんな目標をもって、私たちは練習を続けています。

 

ご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

支援金の使い道

・競技用具 ランプ52万円、ボール10万円

・その他用具購入費等

・FAAVO手数料

 

実行スケジュール

2019.6.12 クラウドファンディング開始

2019.7.31 クラウドファンディング終了

2019.8以降 準備できたものからリターン発送等

 

お問い合わせ先

 

ボッチャ田中恵子選手を応援する会

Email:boccia.keiko.tanaka@gmail.com 

 

クレジットカード・コンビニ以外のご支援方法について

現金や銀行振込など、クレジットカード・コンビニ利用以外でのご支援方法を希望される方は、個別に対応させて頂きます。

下記アドレスまでメールにてご連絡ください。折り返し手順についてご案内させていただきます。

 

★Email【boccia.keiko.tanaka@gmail.com

 

※1 ご連絡頂く際は、件名に"【FAAVO金沢】支援方法について"とご記入下さい。

また、本文中には下記情報を必ずご明記下さいますようお願い致します。

【必須記載事項】

・お名前

・ご住所(リターン品の送付先)

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※2 銀行振込の場合、振り込み手数料につきましては支援者さまにご負担頂きます。ご了承くださいませ。

 

その他、会員登録、クレジットカード・コンビニでのご支援方法につきましてご不明点ございましたら、お手数ですが上記メールアドレスまでご連絡下さいませ。どうぞ宜しく御願い致します。