■はじめに
国産小麦と天然酵母のパン工房「HIBINO」 代表の杉田です。
「身近にあるもので。できる限りの手作りで。」を大切に、大分県産小麦と天然酵母を使ってパンを焼いています。毎日食べても飽きることのない日々のパンになって欲しいという思いを込めて、お店の名前は「HIBINO(ヒビノ)」と名付けました。
たくさんは作れなくても、丁寧に気持ちを込めたものをつくりたい。そう思い、仕込みから焼き上げそして販売までを、自分1人の手でやっています。
大分県別府市の店舗を2月末で移転の為閉店。
春から豊後高田市にある廃幼稚園をリノベーションして、カフェ併設のパン屋さんとしてリニューアルオープンします!その幼稚園の園庭に、大きな石窯をつくり、地域の人たちや、遠くから来るお客様が、野外料理をしながら集う、そんな場所をつくりたいと思っています。
Uターンした大分県で、パン作りを通して地域に新たな可能性や繋がりをうむ場をつくりたい。そんな想いでこのプロジェクトを立ち上げました。地元大分県に戻って6年が経ちます。10数年間、北海道富良野でアウトドアツアー会社に勤め、グリーン・ツーリズムインストラクターとして食を絡めたツアー、イベントなどを企画運営していました。
ダッチオーブン片手に、地元農家さんを訪ね、旬野菜を収穫してその場で料理する、ガスも電気も水道もない自然の中で料理を作ってパンを焼く。五感をフル活用して作る感じが面白くて楽しくて。外でみんなで畑を見ながら食べるのが美味しくて。楽しくて美味しいと幸せです!
酵母を育て、パンを焼くことを独学で覚え、気づくとパンを焼くのが仕事になってました。
帰郷してからは、店舗を持たず、ただパンを焼くだけの工房を構え、イベント出店や注文をもらってパンを焼くというスタイルに変更。おかげさまで、大分県の豊かな食材や、才能あふれる人たち、素敵で頼れる仲間たちにも出会うことができて、自分の作りたいもの、やりたいことが明確になりました。
つくることの面白さ、食べることの楽しさ。自然のつながりをパンを通して感じてもらいたい!
■なぜ、大分県豊後高田市の廃幼稚園に移転することになったのか?
廃校になった小学校、旧ほおのき小学校で行われた「朴の木フェス」。広い校庭には、ダッチオーブン、炭、たき火、、、。やっぱり楽しすぎました!外で焼くピザはやっぱり美味しい!パンの焼ける香り、はしゃぐ子供たち、そして大人たち。懐かしくて、忘れたくない、そんな風景がそこにはありました。
校庭っていい!テンションがあがりました!やっぱり野外料理って絶対楽しい!みーんな楽しそうで。。。幸せな光景でした。地域の人たちが美味しいものに集う、こういう場所を自分もつくりたい!妄想はひろがりました。
「朴の木フェス」でつながったご縁。公共不動産を店舗にリノベーションすることをお手伝いしているPublic+の取り組みを知り、自治体の公共不動産が余ってきており、店舗や住居として借りれるということが分かりました。
■実際に大分県内で、公共不動産を探してみた!
Public+の取り組みとして大分県内の物件を、いくつか紹介頂く中で、豊後高田市の廃幼稚園、旧都甲幼稚園に出会いました。
そこで出会った都甲幼稚園。
のどかな景色。深い緑、目の前に広がる小麦畑。
地の小麦でパンが焼きたい。酵母のリズムに合わせてつくりたい。野外でわいわい料理がしたい。畑とつながるパン屋でありたい。モノづくりを楽しみたい。そんな描いていた夢がすべて叶う空間だと思いました!
■2016年 1月に旧都甲幼稚園の物件を賃貸契約をすることに!
豊後高田市役所の方々には本当にお世話になりました。公共の建物をお借りするということ、そこでパン屋を開くこと、この地域のこと、わからないことや不安に思っていることを、丁寧に親切に応え考え教えてくれました。おかげさまで安心して旧都甲幼稚園をお借りすることになりました。
幼稚園の隣には小学校があります。現在は廃校になっています。人口減少により小中一貫校の学校に統合され、都甲小中学校となっています。そこに小中学生70人程度の生徒が通っています。旧都甲幼稚園からも車で5分程度のところにあります。先日その学校を訪ねました。小学生のクラスの隣が中学生のクラスで、何だか不思議な感じでした。
3月にその子供たちとパン作りをすることになってます。まずは小学校5年生、6年生の2クラス計14名の生徒たちと。作るのは楽しくて、美味しくて、面白い、そんな教室になるといいなと思ってます。
パンはどうやってつくるのか?小麦のこと、酵母のこと。自分の口に入る、自分の体をつくる食べ物のこと、、マニアックな教室にしていきます!
石窯が完成したら、子供たちにもその石窯でパンを焼いてもらいます!!
■使われなくなった廃幼稚園を、新しい店舗として生まれ変わらせています!!4月上旬オープン予定!
お友達の竹職人や、農家さんたち。みんなが手伝ってくれています。
改修工事を進めてくれている sain 高野さん。何から何まで、本当に頼りになる人です。
■その園庭にパン窯を作りたい!
都甲幼稚園には、小さな園庭があります。
日当たりもよく、子供たちも昔はここでにぎやかに過ごしていたことが目に浮かぶ場所です。
その園庭もウッドデッキを作り、外でも食事や、ワークショップができるスペースを作っています。
園庭部分のエクステリアを担当して頂くLOAM田部さん。
そこに遊具や、掃除道具などを直していた倉庫があります。
そこをリノベーションして、パン釜を設置して、子供たちや来てくれたお客様たちとパンを外で焼いて楽しみたい!
そんな夢を実現したいと思っています。
近くには、大きなグラウンドがあって、小さな地域に多くの人が集まるイベントも開催してみたいです。
■釜を知り尽くした備前焼の陶芸家が作る本格的なパン釜《HIBINO KETTLE》を作る!
今回、窯づくりには、備前焼の陶芸家、松岡さんに関わっていただきます。
お友達の紹介で知り合った松岡誠悟さん。兵庫県神戸市生まれ。現在は岡山県備前市にて陶芸家として活躍しています。
ご自身が使う登り窯はもちろん、ピザ釜の製作や、子供たちとのワークショップなどもしておられて技術と経験豊富で才能豊かな方です。また人柄が素晴らしい!「ピザが3枚も4枚も焼けるような大きな窯がつくりたい」というと「じゃ、燻製もつくれるようにしましょう」と、頼もしい!
松岡さんの窯づくりが見たい!!ですよね??興奮してます!!!
■パン窯ができたら、近い将来、この地域で採れる小麦を使った大きなカンパーニュを焼いて商品にしたい。
大きなパン釜をつくりたいんです!大きなパンが焼きたいから!集まった人たちみんなが食べれるような、何日食べてもまだなくならないような、そんな大きなカンパーニュ(田舎パン)。
目に見える畑から獲れた小麦を使いたい。地の小麦を使い、石窯で焼くこのパンは、ここでしかつくれない、味わえないものになります。
何年かかるかわかりませんが、、、この地域の名物パンをつくりたい!!
■集まった支援金の用途・内訳
調達致しました資金は、パン窯の設置費用、及び備品などの設備投資にあてさせて頂きたいと思っております。
パン釜製作費用(諸経費込):650,000 円
パン釜用調理道具購入費用:50,000円
合計:700,000円
スケジュール
2015/5月下旬 パン窯、施工開始*パン釜つくりワークショップ
2016/6月上旬 完成
2016/6中旬 パン釜完成イベント開催グランドオープン
■最後に
石窯が完成しましたら、子供たちや大人たちも、多くの方々に楽しんでいただける空間を必ず作り上げます。多くの笑顔と笑い声の絶えない場所にしたいと思っています。
大分県豊後高田市 都甲地区という、小さな小さな集落で、田舎だからこそのひらけた立地や自然環境、その可能性を活かしたパン屋さんを経営していきたいと思っています。
少しでもご興味をお持ち下さったら、是非メッセージやお問い合わせをお気軽にください。SNSなどでシェア、いいね!していただけたらとっても嬉しいです。
そして、今回のプロジェクトの思いや考えに賛同頂けましたら、ご支援の程をどうぞ宜しくお願いいたします。最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございました。
2016年春、新たな国産小麦と天然酵母のパン工房 HIBINOへのお越しを 心よりお待ちしております。
公式フェイスブック:https://www.facebook.com/hibinopan
お問い合わせ先:hibinopan.beppu@gmail.com
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