にこにこ笑顔で周りの人を明るくする人になるようにと、妊娠8ヶ月の時に「虹光奈(にこな)」と名付けられたにこちゃんは、2014年9月5日PM 2:57に産まれた女の子です。

陣痛の途中で心拍が低下し、泣き声をあげず静かに産まれてきました。死産でした。

 

その悲しみから前に進むために立ち上げた会、それが「にこにこ257の会」です。

ちなみに、にこちゃんが産まれた時間PM2:57→257→にこな…にこちゃんはちゃんと名前をアピールしてくれました。

 

▲心を込めてベビー服をつくっています

 

257の会では死産、子宮内胎児死亡、流産、子宮外妊娠などで、子どもを亡くした母親(天使ママと呼んでいます)同士でお話し会を開催し、手作りのベビー服を作製しています。出来上がったベビー服は病院に寄贈あるいは個人宅へ無償で郵送していて、今後も必要な天使ママのもとへベビー服を届けていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

インターネットで「天使のブティック」という横浜市のボランティアグループの存在を知り、型紙を譲ってもらいました。

「悲しんでいる人が近くにいるはずだから、ぜひやってください。」と後押しされ、ネットで仲間を集うと県内外から反応がありました。佐賀県内では毎年150例以上の死産が報告されていますが、自助グループを探しても県内にはなく「近くにないなら、自分たちで作ろう!」と257の会を立ち上げました。

 

 

 

 

天使ママの集いでは、お空で見守ってくれている子どものことを話したり…我が子のことを思い浮かべながらベビー服を作ったり…しています。ベビー服をもらった天使ママとパパに「似合ってるね」「かわいいね」と感じてもらって少しでも穏やかな気持ちになれますように…という思いを込めて。

 

 

 



 

 

 

天使ママの集い「にこにこ257の会」はこれまで12回の開催をしています。今後も不定期ではありますが、2~3か月に1度、佐賀市内の公民館で開催していく予定です。
ベビー服は2017年7月末の時点で、国立病院機構 佐賀病院へ30着、佐賀大学医学部付属病院へ20着、佐賀県医療センター好生館へ10着、久留米大学病院へ10着、個人病院へ1着、個人宅へ4着、寄贈しています。

 

 

 

 

これまで集いの参加費500円とポケットマネーでなんとか活動してきました。
支援金で布(スムースニット)、紐、ラッピング、個人宅への郵送費(1通510円)、雑費、集いの費用、を賄いたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

2014年12月にこの会を立ち上げて現在まで活動の輪が少しずつ広がり、届ける件数も増えてきました。それに伴い、ベビー服の布や紐、ラッピンググッズを購入するための資金が不足しています。にこにこ257の会が末永く活動でき、小さな赤ちゃんたちがぴったりの服を着て天国へ旅立てるように応援を宜しくお願い致します。

  • 2018/03/10 16:31

         みなさん、こんにちは!   昨年12月以来、集いを開催することができておらず…にこにこ257の会を開催したいと計画していましたが、雪やインフルエンザ等の心配もあり開催することができずにいます。 そうしているうちにもう春がすぐそばまでやってきました。     集いは開催...

  • 2017/12/12 15:39

    みなさん、こんにちは!   12月10日(日)に 第13回にこにこ257の会を 開催しました。   『にこにこ257の会』とは 子宮外妊娠・流産・死産・誕生死など 子どもを亡くした経験をした ママたちが集い、 我が子の事を話したり、話を聞いたり… 寄付をするためのベビー服...

  • 2017/12/01 15:45

    ご支援頂きありがとうございました。 サンキューメールの送信が遅くなり、申し訳ございませんでした。 今後ともよろしくお願いいたします。