▼ご挨拶

はじめまして。Libertadのデザイナー・西尾と申します。京都に生まれて39年、青春時代にデニムの持つ魅力に取り憑かれてアパレル業界に足を踏み入れ、以後独学で17年以上ジーンズを作り続けてきました。

20代半ばで独立、その後に某ハイブランドや大手カジュアルメーカーのデニム企画をして経験を積み、2014年にオリジナルのデニムブランドとして「Libertad」(リベルタ)をスタートしました。現在は地元である京都と、生産の拠点である岡山県井原市を行き来しながら、現地の工場と協力してオンラインストアでの販売を中心に不定期に開催する展示会などで製品を販売しています。

【Libertad Online Store】
https://wearlibertad.com/

過去にも何度かCAMPFIREにてプロジェクトを発表させていただき、たくさんのご支援をいただいてきました。(ご支援いただいた皆様、その節はありがとうございました!)


【過去に大きなご支援をいただいたプロジェクト】


▼Libertad(リベルタ)のモノ作り

Libertad(リベルタ)が物作りをする上で一番大切にしているのは現場の工場で働く職人さん。いくら良いアイデアやデザインが浮かんだとしても、それを具現化してくれる工場、職人さんがいなければ製品は作れません。

僕は現場を大切にして、ひとりひとりの職人さんと出来るだけ近い位置でアイデアを共有して一緒に物作りをすることで、より品質の高い製品が生まれてくると考えています。「作り手の想いの詰まった製品、そのストーリーを直接ユーザーへ届けていく」、リベルタはそんな物作りを目指してきました。



▼「デニムのふるさと」井原への恩返し

デニム、ジーンズといえば岡山県の児島地方が有名ではありますが、井原は綿花栽培において歴史が長く、国内でデニム生地を初めて生産した地域として、現在も国産デニム生地の大半を生産していることから「デニムのふるさと」と呼ばれています。人情味に溢れて根っからの職人気質、物作りにおいては強いこだわりを持つ工場や職人さんが多い、そんな土地柄。

そしてこの「デニムのふるさと」井原は僕の第二のふるさとでもあります。
僕がジーンズ作りを始めた頃、ご縁あって井原にある縫製工場訪ねました。20代前半、物作りの「物」の字も知らなかった僕に、先代の社長は工場を隅から隅まで案内し、ミシンの種類やジーンズが完成するまでの工程を丁寧に説明して下さったことを今でも憶えています。

今こうして物作りを続けていられるのは井原の工場、職人さんのお陰。こうして一人前の製品が作れるようになったからには、今後は製品を通して井原の物作りをより多くの人に伝え、現地に少しでも恩返しをしていきたいと考えています。


▼井原の「縫製の神様」

そして僕が長年お世話になってきた井原の縫製工場には「縫製の神様」と呼ばれるひとりの職人さんがいます。Libertadのジーンズのお母さんでもあり、ミシンを踏み続けてその道63年、今年79歳になる縫製工・生駒悦子さん。2018年には地元の岡山放送でも紹介され、つい最近では井原市の広報でも紹介された知る人ぞ知る伝説の縫製職人さんです。僕もジーンズ作りを始めてからもうかれこれ15年以上のお付き合いになりました。

今も「針穴に糸を通すのに眼鏡はいらない」という彼女。
その昔、縫製工は「縫い子」と呼ばれ、卑下された時代もあったと聞きます。そんな厳しい時勢から今日に至るまで63年間ずっと現役でミシンを踏み続けてきたという人は僕も他に聞いたことがありません。

「彼女が縫えないというものは他の誰にも縫えないよ。」

服道楽として有名な縫製工場の社長にそう言わしめる彼女の経験と熟練された縫製技術は、まさに「継続は力なり」という言葉そのもの。国内外の有名ブランドや地元の同業者から「品質が高い」と腕には評判のある縫製工場にとっても、彼女は無くてはならない存在。今も自身で毎日ミシンを踏みながら、若手の指導と育成に活躍中です。

しかし、物作りを陰で支える工場、職人さんはなかなか世間から注目されることはありません。実際に製品を作っているのは現場の職人さんです。製品の裏側では、こうして長年情熱を持って物作りに励む人間がたくさんいるということを皆さんにも知っていただきたいのです。 だからこそ、僕は物作りを通して製品だけでなく、その裏にある職人さん達の仕事、功績を少しでも世間に広めていきたいのです。


▼プロジェクトを発表したキッカケ「物作りでコロナと戦う」

今年に入って新型コロナウイルス流行の影響でリベルタも現場の工場も大きな打撃を受けています。たくさんの人々がクラウドファンディングを利用してコロナウイルスと戦う姿を見て、僕達も再びプロジェクトを発表しようと考えました。

しかし、プロジェクトを発表するにあたって何気に支援を募るのではなく、こういった逆境にあるからこそ自分たちのプライドである「物作り」を前面に打ち出して支援を募りたい。そう考えた末、時間をかけてでも「今できる最高の製品作り」に挑戦し、このプロジェクトに挑むことを決めました。僕達はクラフトマンとして物作り、製品でコロナと戦いたいと思います。


※工場での打ち合わせ風景


▼キャリア17年の集大成!井原で最高級のジーンズを

何が起こっても仕方のないこの状況下で、どうせ作るなら出来る限り良い製品を作りたい。
今年の春から様々なトラブルが続く中、工場や職人さん、自身のブレーンと呼べるクラフトマンを総結集して制作したジーンズは、僕の17年間のデニム作りのキャリア集大成、「最高傑作」と呼べるものになりました。そして現在来年の3月に向けて生産をすすめているこの限定ジーンズを、今回のプロジェクトの目玉リターンとして準備しました。


▼最高傑作!限定ジーンズ"Warpaint"

「上品なジーンズ」をテーマに、「デニムのふるさと」井原で織った最高級のデニム生地に井原屈指の最高品質の縫製。よりシンプルでミニマルさを追求したデザインに、高級感を増した附属パーツ。

"Warpaint"-戦化粧-と名付けたこの限定モデルには、この厳しい状況下にあるアパレル業界の中で、今後も現場と力を合わせて戦い抜いていくぞという強い意志、そして洋服としてユーザーに「ここぞという時にご着用いただけるようなジーンズであって欲しい」という想いを込めています。

※本製品は税込定価27,500円、2021年3月生産予定の限定モデルになります。


▼最高級の国産セルビッチデニム
Libertadで使用するデニム生地はコットン100%。
最近ではストレッチ素材が主流ではありますが、長期間ご愛用いただく為には現存するストレッチデニムではまだまだ綿100%の魅力や耐久性にはかないません。

今回素材に使用したのは、ジーンズマニアの間でも人気の「大戦モデル」といわれるヴィンテージデニムを研究し、井原の老舗生地メーカーがそのノウハウを詰め込んで制作した13.5ozのセルビッチデニム。
丈夫でしっかりとした穿き心地と、旧式の力織機で織り上げた表情豊かな風合いのこの生地は、僕のジーンズ作り17年のキャリアの中でも「最高級」と呼べるデニム素材です。


▼最高品質の縫製
縫製は岡山県井原市の工場にて、「縫製の神様」の厳正なる品質管理の下で一本一本丁寧に縫製します。
縫製だけで製品の表情は大きく変わってきます。部分部分でステッチワークや運針を変えながら、より丈夫で綺麗に見えるように計算して縫製することで「作業着」ではない、上品で洗練されたジーンズが完成します。


▼ディテール

◆Silver925製のネームプレート
ベルトループ部分には、京都で活躍する彫刻作家に原型から仕上げまでを依頼して制作したSilver925製のネームプレートを装着。モデル名である"Warpaint"の文字を彫刻したこのパーツが、小さいながらも高級感と存在感を放ちます。


▼革パッチ
老舗革メーカーに依頼して制作した革パッチは、手作業によって表面を磨いて光沢を出し、縁にかけてグラデーションを持たせたアンティークなサンバーストカラーに仕上げることで高級感をUP。
内側にベルトを通せるようにすることでベルト着用時にもしっかりとその存在をアピールします。


▼フロントボタン
フロント部分はファスナーではなくボタンフライ仕様。シルバーのネームプレートに合わせて上品なブラックニッケルカラーのフロントボタンを採用。リベットもカラーを統一し、洗練されたイメージに仕上げました。


▼バックポケット
大きさや形状、取り付け位置を考えてヒップをスッキリと、脚長に見せるようにデザインしたバックポケット。下部の生地を裏から力布で補強することで耐久性を持たせています。


▼工場謹製ファクトリースタンプ
ポケット裏には井原市の縫製工場がプライドを持って縫製した証、「WE LOVE THIS JOB」 のメッセージが入った工場謹製のファクトリースタンプ。


▼裾
ピンク耳のセルビッチデニムと、70年以上前のヴィンテージミシン「ユニオンスペシャル」を使用して縫製する裾チェーンステッチ。股下は一本一本裾上げしてお好みの長さでご用意します。


▼シルエット
15年以上パターン改良を続けて完成したリベルタのオリジナルシルエットは、膝から裾にかけて緩やかに細くなるスリムテーパード。ジャストサイズで穿けば細身でスタイリッシュに、オーバーサイズを選ぶことでリラックスしたルーズフィットで穿いていただける汎用性の高いシルエットです。
お好みの着用イメージに合わせてお選びいただけます。

※左 172cm 64kg 28inch(ジャストサイズで着用)
※右 172cm 64kg 31inch(オーバーサイズで着用)

▼ジーンズの醍醐味「色落ち」

ご存知の方も多いとは思いますが、デニム生地の特徴であり、ジーンズの醍醐味でもあるのが経年変化による「色落ち」。最初は濃紺のジーンズが着用を続けるうちに、穿く人の体型やライフスタイルに合わせて表情を変え、自分だけのオリジナルの1本に仕上がります。

生地によって様々な表情へ変化するジーンズ。「ジーンズを育てる」という言葉もあるほど、デニムは奥が深く、丈夫で長持ちすることから今も多くのファンに愛されるアイテム。

皆さんも是非一度、自分だけのジーンズを育ててみるのはいかがでしょう?

▼サイズ表

★サイズについてご不安な場合はお気軽にコチラからお問い合わせ下さい。
★ジーンズ股下の計測方法はコチラでご紹介しています。

※表記サイズは目安となります。多少の誤差はご理解下さい。
※股下はご希望の長さに合わせて1cm刻みでご指定いただけます。


▼リターンのご紹介

★目玉リターン①
【CAMPFIRE特別 限定デニム"Warpaint"セット】・・・27,500円 (送料/税込み)

・限定ジーンズ"Warpaint"1本(サイズは26inch~34inchからお選びいただけます)
・ジーンズ色落ちガイド
・お礼のメッセージ

※限定ジーンズ"Warpaint"をお届けします。
「最高傑作のジーンズとやらを試してやろうじゃないか」という方はコチラ。

※股下はご希望の長さでご用意します。ワンウォッシュでのお届けもオプションでお選びいただけます。

※ジーンズは未洗いの状態だと生地にとても硬さがあります。未洗いでの着用に特にこだわりの無い方はオプションにて「OWワンウォッシュ仕上げ」をお選びいただくことをオススメします。


★早割!リターン②・・・18,000円(送料/税込み)
【早割限定10セット Libertadジーンズ引換券】

・Libertadジーンズ引換券(オンラインストアで税込25,000円迄の商品と引換え可能)
・お礼のメッセージ

※Libertadのオンラインストアで税込25,000円迄の商品と引換えができる早割セットです。
引換え期間は無期限、その時に在庫のある商品であれば何でもOK!在庫が無ければ次回入荷時にご利用いただけます。
(例:オンラインストアでの定番ジーンズの通常販売価格 税込24,200円)


★リターン③・・・20,000円(送料/税込み)
【CAMPFIRE限定 Libertadジーンズ引換券】


・Libertadジーンズ引換券(オンラインストアで在庫のある税込25,000円迄の商品と引換え可能)
・お礼のメッセージ

※Libertadのオンラインストアで税込25,000円迄の商品と引換えができます。
引換え期間は無期限、その時に在庫のある商品であれば何でもOK!在庫が無ければ次回入荷時にご利用いただけます。
(例:オンラインストアでの定番ジーンズの通常販売価格 税込24,200円)


★秘密のリターン④・・・10,000円
【限定10セット 秘密のLibertadオリジナルレザーアクセサリー】


・デザイナーが闇に制作しているレザーアクセサリー2点セット(内容非公開)
・お礼のメッセージ

※秘密裏に制作しているLibertadオリジナルレザーアクセサリーをお届けします。ご希望のカラーをお選び下さい。


★リターン⑤・・・2,000円
【職人さんを応援する!】
・深い感謝のメッセージ
・デザイナーが代理で工場の職人さん達へ手土産を届けます

※「ジーンズはいらないけど、井原の職人さんを応援するよ」という心温かい方はコチラ。
僕が代理で職人さんへ手土産を届けさせていただきます。



▼資金の使い道

このプロジェクトで集まった資金は、現在生産をすすめている限定ジーンズ生産費用の一部として大切に使わせていただきます。


▼最後に

今年に入って新型コロナウイルスの影響でアパレル業界もまた、とても厳しい状況が続いています。
そんな中でも僕達ができることは、少しでも良い製品とサービスを追求し、ひとりでも多くの方に伝えていく他にありません。少しでもたくさんの方に、こうして想いを詰め込んだ製品に触れていただくことが現場の支え、活力にも繋がります。

「ジーンズは穿いたことがない。」そんな方にも、是非一度お試しいただけると幸いです。何卒ご支援ご協力の程、宜しくお願い致します!



▼Libertad Official Website
https://www.libertad-japan.com/

▼Libertad Online Store
https://wearlibertad.com/

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