Alarm BRICKは、一見するとレンガのような小さい箱ながら、いままでにないネット連携機能を搭載した目覚まし時計です。起きたい時間をPCやスマートフォンからいつでも設定できるので、うちに帰ってから明日の予定を確認して目覚ましを設定する……、なんて面倒なことはもう不要。アラーム音も自分の好きな音を鳴らすことができる、ネット時代ならではの機能を搭載した目覚まし時計です。

Alarm BRICKは、アルミ削り出しの筐体を採用、操作ボタンを一切備えず、操作はすべてネットから行なういままでにないコンセプトの目覚まし時計です。

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スケジュールと連動した自動目覚まし時計

Google カレンダーやiPhoneのカレンダーに朝の予定を登録するだけ! 9時から予定がある時は7時に、10時から予定があるときは8時に鳴って起こしてくれる、ネット連携目覚まし時計“Alarm BRICK”。毎晩寝る前に「明日の朝何時に起きるんだっけ……?」と悩む必要はありません。毎日のスケジュールをカレンダーに登録しておけば、「目覚ましを設定する」という概念すら必要なくなります。

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ソーシャルメディア連動アラーム

Alarm BRICKにとって目覚まし機能はほんの一部。ソーシャルメディアやその他Webと連携して、ネットで起こった“何か“に対してアラームを鳴らすことで、あなたの生活にそっと『通知』をすることができます。

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たとえば、Twitterのメンションやメッセージ、Facebookのメッセージを受け取ってアラームを鳴らすことができます。Twitterで「@あなた 起きて!」と友達が呼びかけてきたらアラームをならしたり、上司からダイレクトメッセージが送られて来たら重厚な効果音を鳴らして起きる、といった使い方も可能です。

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インターネット上にある好きな音源を利用可

アラーム音はインターネット上にある好きな音声・音楽ファイルを自在に再生可能。Dropboxなどのストレージサービスに好きな音楽ファイルや音声ファイルをアップロードし、アラーム音として利用することができます。開発者の方であれば、目覚まし時計としてだけでなく、インターネット連携ジュークボックスとして動作するプログラムを作って制御することも可能です。
※再生可能なファイル形式はWAV, mp3, AACです。
※インターネット経由で音楽ファイルを再生する場合は、当該音源の権利関係に十分注意してご利用ください

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デザイン

アルミ削り出しによる継ぎ目のない形状を採用。時刻表示面は2400個の微細穴があいており、肉眼ではほとんど見えない0.1mmの穴を通して時刻表示が筐体前面に浮かび上がる、美しいデザインに仕上げました。

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Alarm BRICK唯一の操作ボタンである「アラームを止める」ボタンの配置もこだわりました。ボタンを本体下部に取り付けることで、一見してボタンが見えないシャープな外観となっています。それだけではありません。アラームを止めるときもボタンを探すことなく本体上面を押すだけで止められるという使いやすさも同時に実現しているのです。

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「ネット連携機能に興味はないけれど、デザインが気に入った!」という方には、ネット連携機能を省略した廉価版もご用意。インターネットやスケジュールと連動する機能はなくなりますが、Alarm BRICKの美しいデザインはそのままに、通常の目覚まし時計としてご利用いただけます。

開発

音を鳴らす、時計表示部を光らせる、といった制御はすべてAPIを公開。開発者の方はAlarm BRICKを自在に動作させることができます。プログラムの作り方によってはこんな使い方も可能です。

・Facebookの「いいね!」がついたらピピっと鳴ってお知らせ。時刻表示部にはいいね!の数値を表示
・特定の友達からメッセージが来たときだけアラームでお知らせ
・気にしている企業の株価に大きな動きがあったらアラームで通知。銘柄と株価を時計表示部に表示
・管理しているサーバーのロードアベレージが一定値を越えたら警告音で通知
・ニコニコ動画やUstreamのコメントを音声合成プログラムで合成してリアルタイムで読み上げ
・アクセス解析と連動してブログや企業Webのアクセス数をリアルタイムで表示

時刻表示部をOFFにすることもできるので、時計としてではなく、ネットと連動して音を鳴らす新しいデバイスとして活用いただくこともできます。重要なのは、PCがなくても動作する、完全スタンドアロン型であるということです。

なぜCAMPFIREを利用するのか?

CAMPFIREの『一定の希望者が集まれば成立、集まり切らなかったら不成立』という仕組みは、実は電子機器の製造・販売と大変相性が良いのです。

プロモーションビデオや写真からですと、Alarm BRICKは今すぐにでも売れるように見えるかもしれません。しかし、誰でも使える商品として完成させるためには、ソフトウェア及びハードウェアの開発がまだまだ必要です。現時点での完成度は4割程度だと言ってよいでしょう。

また、電子基板を製造するには数十万円の初期費用が、設計するには百万円以上もの費用がかかります。電子部品もまとめ買いをしないとびっくりするほど割高になってしまう。ネット連携目覚まし時計という、ある種ぶっ飛んだアイディアですから、市場に受け入れられるかどうかを売る前に予測することは難しいものです。

Alarm BRICKを一般的な方法で開発・販売する場合、これだけのリスクを取った上で会社として販売への投資を行なうか? と考えると、恐らくこのままでは当面市場に出ることはない、というのが実情です。

そこで、皆様のご支援を頂けないかと考えました。一定数の支援者の方が『Alarm BRICKが欲しい』と感じて頂ければ、市場性があるという証明になりますし、最初の数十台~数百台ぶんをまとめて作ることができれば、現実的な価格に抑えることができます。

すべての開発費・初期費用を今回のCAMPFIRE上でのプロジェクトにて集めようとは思っていません。そんなことをすれば、1台の価格が倍以上に跳ね上がってしまうからです。そこで、Cerevoとしてもある程度はリスクを取って、ここまで開発を進めてきました。何とか現実的な価格に抑えたつもりですので、新しいアラーム時計・目覚まし時計を世に出すため、皆さんのご支援を何卒宜しくお願い致します。

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